河内 聡子(総合教育センター 講師)
2021年12月10日(金)18:00~19:15
昨今も感染症が日常を脅かしていますが、いつの時代も人々は「病」を恐れてきました。しかし、その向き合い方は時とともに変化します。今回は、江戸時代の医書を取り上げて当時の「病」イメージについてお話します。今よりも病因が不明な中で、「病」はどのように想像され表現されたのか?歴史的な文脈を踏まえ考えます。
野口 一博(情報通信工学科 教授)
11月16日(火)18:00~19:15
光通信は、実用的な低損失光ファイバの製造法の確立によって飛躍的な発展を遂げ、現在のICT社会の根幹を支えるインフラ技術として、無くてはならないものとなっています。本講座では、光ファイバに関する技術を中心に、光通信技術の発展の歴史とその現状について紹介します。
武山 倫(生活デザイン学科 教授)
11月12日(金)18:00~19:15
前世紀の環境倫理の萌芽から「環境建築」とサステナブルデザインにとってのエポックを取り上げ、原油価格の変遷とあわせて時代思潮である「環境倫理とサステナブルデザイン」について考えます。建築家として実践してきた設計提案の解説を通して「環境建築(グリーンビルディング)」についての話題を提供します。
須藤 敦史(都市マネジメント学科 教授)
11月5日(金)18:00~19:15
東日本大震災から十年あまり経て、新たな大規模地震への警告がなされています。また地球温暖化現象で毎年各地で自然災害が多発しており、これらに対する関心が高まっています。一旦、災害が発生するとそのほかにも大きな影響を与えます。どの程度の損失が生じるのか、また災害を予測してどのように対処するのかを解説します。
菅原 景一(都市マネジメント学科 講師)
10月29日(金)18:00~19:15
はじめに、近代的な水害対策とその背景にある考え方や基礎知識についてお話します。それを踏まえて、水害のような災害というものが天災と人災に区別することができるのだろうかということを起点にして、参加者の皆さんとこれからの治水について考えたいと思います。
阿部 寛史(産業デザイン学科 講師)
10月22日(金)18:00~19:15
普段我々が日常的に触れている「文字」とデザインの関わりについて、言葉や響きや表情という観点から紐解いていきます。またこれからの「文字」のデザインについて、事例を紹介しながら考えていきたいと思います。
鈴木 郁郎(電気電子工学科 教授)
10月8日(金)18:00~19:15
1つの薬剤が開発されるまでに平均2000億円かかると言われています。創薬開発後期に副作用が判明した場合、コストと時間の膨大な損失が生じます。我々は、医薬品候補化合物が神経系に及ぼす毒性を評価する方法をヒトiPS細胞由来神経細胞を用いて開発しています。本講演では、神経活動をセンシングする技術および得られた膨大なデータをAIなどを用いて解析する技術を紹介し、創薬における毒性評価の最前線をお話しさせていただきます。
本田 春彦(総合教育センター 准教授)
9月29日(水)10:00~11:15
高齢期の健康づくりに適した軽運動のオンライン講座を開催します。個人の状況にあわせて負荷を変更しますので、慢性的な痛みがあっても無理のない範囲で参加できます。からだをほぐしながら、同時に頭(脳)もリフレッシュしましょう!
福屋 粧子(建築学科 准教授)
9月24日(金)18:00~19:15
建築の世界でも、曲線や曲面による空間デザインが増えてきました。柔らかいかたち、つつみこまれるようなかたち、流れるようなかたち、それらをデザインするためのデジタルデザインの普及についてご紹介します。
菊田 貴恒(建築学科 准教授)
9月17日(金)18:00~19:15
コンクリートに代表されるセメント系材料は必ず「ひび割れ」が発生し、長期的な耐久性や美観に大きな影響を及ぼします。コンクリートにひび割れが発生するメカニズムと近年行われているひび割れ対策を簡単にご紹介します。
片山 文雄(総合教育センター 教授)
7月30日(金)18:00~19:15
トランプ大統領の四年間にみられたアメリカ政治の大きな変化に、われわれも大きな衝撃を受けました。しかしその背景にはアメリカ的「保守主義」という政治思想の脈々たる流れがあったのです。アメリカの歴史を振り返り、ヨーロッパや日本と比較しながら、この思想の特徴と今後を考えてみます。
山田 一裕(環境応用化学科 教授)
7月27日(火)18:00~19:15
2021年4月から宮城県では今後10年間に及ぶ水循環保全基本計画(第2期)が始まりました。県内の水問題やその問題解決のためにどのような対策が必要なのか、等を解説します。そして、この計画にも触れられているマイクロプラスチック汚染、水質と生物多様性との関わりについて、研究対象でもある広瀬川などを例に紹介します。