空間測量実習
■ 科目群:土木工学基礎
■ 開講時期:2年次前期〈必修〉
学びの目標
実習ではグループで協力しながら計画的に課題を進め、得られた観測データを各自がコンピュータなどを駆使してまとめます。従って、精度の高い位置情報作成に必要な測量成果を得るための、測量機器の操作方法、観測方法、観測誤差の取り扱い方、精度計画、基本的な測量製図の作成などができるようになることを目標とします。
学びの内容
本学科の卒業生はさまざまな企業や自治体などの組織に所属し事業遂行にはプロジェクトチームを編成して取り組んでいます。従って、実習をとおしてチームワーク形成と協力作業の大切さ、自分の役割を認識し適切な行動がとれるようになってもらいます。実習では測量器械を用いて高低差や距離、角度などを測定して水準測量や多角測量を行い、得られたデータに基づき図面とレポートを作成します。また、建設会社に従事した担当教員が実務・問題解決・対応力を教えてくれるのも本授業の特徴です。