新しい視点に
気付かされた院生時代
製品とも人とも
向き合う業務に刺激
K.K. さん
日本ケミコン株式会社
工学部 環境エネルギー学科
(現:環境応用化学科) 卒業
大学院 工学研究科 環境情報工学専攻
2022年3月修了
通信基地局やPC電源、自動車など身近な製品にも多く使われる小型のアルミ電解コンデンサ製品を開発しています。「開発」というと製品に向き合い続けるイメージがありましたが、実は製品について開発者が人前で直接説明するなど、人とのコミュニケーションの場面も多い仕事。学部や大学院で実験の基礎を身につけただけでなく、結果や考察を論文やレポートにまとめ、人前で話す機会があったのも、いい経験でした。特に別分野の専門家の方から質問を受けた学会での質疑応答では、新しい視点に触れることができました。職場には高分子などの材料系から電気系、半導体系、生物系などさまざまな分野を専攻してきた人たちがいて、様々な視点から話を聞くことができます。人との対話の中に、多くの学びがあることを実感します。
将来の目標は先輩方のような、より良い製品を作ること。まだ世の中にない、新しい製品にも挑戦したいです。