大学の学びが
新たな目標の入り口に
建築の知識で
生まれ育った街に貢献
R.S. さん 宮城県大崎市役所
ライフデザイン学部
生活デザイン学科
2023年3月卒業
大学で学んだ建築の知識を生まれ育った地元の大崎市で活かそうと、市職員を志望しました。入学当初に目指していたのは建築士でしたが授業や演習を受けて、まちづくりの分野により強く興味を惹かれるようになりました。高校時代まで「自分の地元には何もない」と思い込んでいましたが、地域計画の分野を学んで実は都市として計画的に作られていたことを知り、リノベーションの演習を通して美しい景色や価値の高い施設があることにも気付き、自信を持って「自分の街には良いものがある」と言えるようになりました。
在学中は先輩からテーマを引き継ぎ、建物の環境に関する卒業研究に取り組みました。学生生活の中で経験した多くの人たちとのコミュニケーションや、PCを使ったさまざまな作業、文書作成なども、窓口業務で業者の方と接したり、文書を作成したりする仕事の中で役立っています。耐震性や耐久性、非常灯など大崎市内の建築物の点検の取りまとめといった業務にも、当時学んだ建築の安全性や防災の知識が直結しています。