G1POLICY
学位授与方針(Graduation Policy/Diploma Policy)
本学は、本学が定める教育目的及び教育方針に基づき、各学科所定の卒業要件単位を修得することを通して以下の学士力を身に付けた学生に対し、卒業を認定し「学士」の学位を授与する。
- 「共通学士力」を身に付けている。
- 各専門分野(学部・学科)における「専門学士力」を身に付けている。
人間・環境を重視した、豊かな生活のための学問を創造し、それらの統合を目指す教育・研究により、持続可能な社会の発展に寄与する
専門家として必要な素地、調和のとれた人格、優れた創造力と実行力を備えた人材の育成
このブランドスローガンは、本学の建学の精神に基づく基本理念を端的に表現するとともに、本学が歩むべき未来への強い意思を表すものとして2022年に制定しました。
「エスキース」とは、挑戦であり、構想であり、そして意志を意味します。多様な価値観が存在し、正解もひとつではない世の中で、真面目に誠実に、未来のよりよい暮らしの在り方を問い、枠にとらわれない自由な発想と、垣根を越えた繋がりの中で、失敗を恐れずカタチにしてみること。カタチにしていくこと。つまり、「未来のくらしのエスキースを描く。」こと。これが本学の存在意義です。
広い視野と自由な発想、そして挑戦する心を養うことで、一人ひとりが、ひろく学んだ知をつなぎ、発展させていくことができます。ひろく学んだ知は、多様な選択肢となり、知をつなぐ力は、社会の役に立ちます。そうした学びを、本学は提供します。
そして、工業大学として欠くことのできない革新性と、未来のくらしを描きだすための、豊かな想像力と自由な発想力を併せ持つ、Innovative & Imaginative な大学を目指します。
自由に構想し、描き、挑戦する一人ひとりに寄り添い、その意思をカタチにすることを応援する本学の思いを、このブランドスローガンに込めました。
創造力 | 培った知識・技能を用いて、積極的・主体的にチャレンジし、学問・技術・環境・製品・サービス等、社会に役立つ新たな価値を創造することができる。 |
---|---|
統合力 | 創造したものを応用して、社会や人類のために正しく役立てることができるとともに、異文化、異分野、考えの異なるモノや人、多様な物事を組み合わせる柔軟な発想ができ、他者や地域との連携・協力・共創により、社会に貢献することができる。 |
①情報収集・分析力 | 課題発見・解決に必要な情報を見定め、適切な手段を用いて収集・調査することができ、それらの情報を論理的かつ多角的に分析して、現状を正しく把握することができる。 |
---|---|
②論理的思考力 | |
③課題発見・解決力 | 現象や事実の中に隠れている問題点とその要因を発見して、解決すべき課題を設定することができ、さまざまな条件を考慮して解決策を具体化し、実行に移すことができる。 |
④コミュニケーション力 | 自らの考えをまとめ、的確な方法・表現で主張することができ、多様な文化・分野の価値観の違いを理解し、他者と協調することができる。 |
⑤セルフマネジメント力 | 向上心を持って学びを継続し、職業人としての意識を高めるとともに、修得した技術や知識を、社会の一員として主体的に地域の持続的発展のため役立てることができる。 |
本学では、3ポリシー(A・E・G1)にもとづく学士力の養成に加え、「総合的人間教育」の観点から学生の生きる力を高めるために、学生の指導方針(ポリシーG2)を定め、これらを「東北工業大学 AEGG(エーエッグ)ポリシー」という。
※「学位授与方針」は、建学の精神や教育方針を踏まえて策定したものであり、その「学位授与方針」を踏まえて「他の3つのポリシー」を策定していることから、これら4つのポリシーの位置付け・関係性を正確に表すため、以下の並び順で記載しています。
(なお、「AEGG」は、入学からの時系列で見た時の各ポリシーの頭文字をとった呼び方です。)
本学は、本学が定める教育目的及び教育方針に基づき、各学科所定の卒業要件単位を修得することを通して以下の学士力を身に付けた学生に対し、卒業を認定し「学士」の学位を授与する。
本学学生の個性を重んじ、その成長と進路の自己設計のため、また、G1ポリシーに掲げる学士力を身に付けさせるため、以下の方針で学生の指導を行う。
G1ポリシーに掲げる学士力を身に付けさせるため、以下の方針で教育を行う。
東北工業大学は、「建学の精神」(わが国、特に東北地方の産業界で指導的役割を担う高度の技術者を養成する)に基づき、「大学の理念」(人間・環境を重視した、豊かな生活のための学問を創造し、それらの統合を目指す教育・研究により、持続可能な社会の発展に寄与する)の実現を目指し、「専門家として必要な素地、調和のとれた人格、優れた創造力と実行力を備えた人材の育成」を「教育方針」に掲げています。
本学が求める人物像を、以下に示します。
【求める人物像】
本学の人材育成の目標達成のため、入学後の成長が期待される人材として、高等学校等において身につけておくべき資質・能力を、以下に示します。
【入学までに身につけておくべき資質・能力】
各選抜において、上記【入学までに身につけておくべき資質・能力】の1~4のうち、いずれかを評価して入学生を受け入れます。
本大学院は、建学の精神に則り、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究めて、ひろく文化の発展に寄与することを目的とする。
また、その目的実現のために、人間・環境を重視した豊かな生活のための学問を創造し、社会との真の融合を目指すことにより、地域の文化と産業の発展に寄与するとともに、その中心となって貢献することのできる高度の専門知識と問題解決能力を備えた優れた人材を育成する。
本学大学院は、東北地方を中心とした地域社会から国際社会に及ぶ広範な領域 において、持続可能な社会や生活文化の実現に寄与する科学技術、環境技術、産業、 生活、芸術文化にかかわる高度な専門性と卓越した創造性、統合的能力および国際理解力を有する技術者・研究者・デザイナーの能力を身に付け、所定の在学期間・修得単位数・論文審査等の要件を満たした者に、修士または博士の学位を授与する。
本学大学院は、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を学生に達成させるためには、正課外活動を通じての指導が重要であるとの認識に基づき、学会発表をはじめとする研究成果の社会への公表や、実社会での多様な人々との議論や協働の、機会創出に努める。
本学大学院は、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を学生に身に付けさせるため、論文作成にあたり必要となる専門分野体系の理解や文献分析能力を醸成する研修科目を必修として配置し、専門性の向上をはかるとともに幅広い学識を涵養する授業を適切に組み合わせて、体系的な教育課程を編成する。