東北工業大学

環境応用化学科 環境応用化学科

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カリキュラム

2024年 カリキュラムの構成

環境学と工学を基盤として持続可能社会の構築に必要なエネルギーとエコロジーの専門技術を学びます。

カリキュラムの構成

ピックアップカリキュラム

分析化学実験

科目群:実験・セミナー・研修 
開講時期:2年次前期〈必修〉

学びの目標

講義で学んだ化学の理論を、実際に実験を行い、その結果と導き出される考察をレポートにまとめることで、さまざまな化学反応への理解を深め、現象の観察に対しての洞察力を培うことを目標とします。また、正確にそして安全に実験を行うことも、もう一つの重要な目標です。

学びの内容

実験は大きく3つのパートに分かれます。最初に、実験を正確にかつ安全に行うために、化学薬品や化学実験器具の使用方法と使用上の注意事項を学びます。よく起こしがちな失敗事例を紹介しながら正しい基本操作方法を学びます。次に、試料の中にどのような物質が含まれているかを基本的な化学反応により明らかにする実験(定性分析)を行います。最後に、試料中に含まれる標的物質の量を明らかにする実験(定量分析)を行います。レポートはテーマ毎に作成していきます。

物理化学実験

科目群:実験・セミナー・研修 
開講時期:2年次後期〈必修〉

学びの目標

世の中のあらゆるものは化学物質からできており、工業分野では様々な化学物質がその物性を利用して使用され、また新機能物質が次々と開発されています。そこで実験を通して物性・化学反応計測の基礎及び方法を理解するのと同時に測定装置に触れることによって化学工業技術者としての技能を身につけることを目標とします。

学びの内容

工業分野、特にエネルギー分野や食品・化粧品分野で用いられる基礎的な材料である金属、半導体、有機固体、有機液体を用いて各物質の物性の測定方法や測定結果の解析方法を学びます。また化学物質の反応を通して反応速度の測定方法や解析方法を学びます。さらに混合物から単物質を分離する方法を学びます。測定は電気・光・熱計測などがあり化学分野で常用される測定機器の原理を理解して使用方法を学びます。また簡単な分光機器や真空装置系の組み立てなどを通して化学工業技術者としての知識と技能を学びます。

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環境応用化学科の研究室・教員紹介