本学電気電子工学科 小野寺 敏幸 講師の技術協力のもと浜松ホトニクス株式会社並びに北京浜松ホトニクスが開発した、核医療診断装置に搭載される世界初の臭化タリウム（TlBr）半導体ガンマカメラモジュールが、11月1日（木）～3日（祝・土）に「PHOTON FAIR 2018浜松ホトニクス総合展示会」で披露されます。
化合物半導体「臭化タリウム」が組み込まれたガンマカメラは、世界初の診断装置につながる成果であり、ガンマ線のエネルギー分解能を従来の2倍以上に高めるほか、診断像の高精細化、複数核種を同時に用いた多角的な診断が可能になります。
本装置は、今年3月に1号機が完成し中国北京で開かれた、北京浜松ホトニクス創立30周年を記念した製品展示会「ミニフォトンフェア」で披露され注目を集めました。
今後は、全身を撮像する装置に展開していくことなどを目標とし更に研究を進め、高度先進医療を支えていく装置として益々期待されます。
ぜひ展示会にご来場ください。

＜展示会詳細＞
■展示会名称：PHOTON FAIR 2018 浜松ホトニクス総合展示会
　　（http://www.photonfair.jp/）
■テーマ：浜松から未来へ。　
■開催日程：2018年11月1日（木）、2（金）、3日（土）
　　　　　　　　　・1日（木）：展示会（10:00～18:00）／講演会／セミナー
　　　　　　　　　・2日（金）：展示会（10:00～18:00）／講演会／セミナー
　　　　　　　　　・3日（土）：展示会（10:00～16:00）
　　　　　　　※入場無料（事前登録制：3日（土）は登録不要、どなたでもご自由に来場いただけます。）
■会　場：アクトシティ浜松（静岡県浜松市中区中央3丁目12-1）
　　　　　　　　　・展示イベントホール（展示会）
　　　　　　　　　・中ホール（講演会）　
　　　　　　　　　・コングレスセンター（セミナー）