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- 新型コロナウイルス感染症対策の成果を活かして未来を拓く -

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本学に入学予定、受験予定のみなさまへ
- 新型コロナウイルス感染症対策の成果を活かして未来を拓く -

入試

コロナ禍の中、新しい年を迎えました。
これまでの勉学の成果が功を奏して本学への入学が決まり、春を心待ちにしているみなさんには、残された高校生活に悔いを残すことのないように過ごし、春からの大学に備えてください。
一方、これから受験を控えているみなさんは、例年になく雪が多く、厳しい寒さの中での準備に余念がないことでしょう。準備万端にして、体調も整え、希望を達成することを期待しております。

さて、本学では、学生と教職員および関係する周りの多くの方の命と健康を守ることを新型コロナウイルス感染症対策の基本方針として、三密を回避し、感染と感染拡大の予防に全学的に取り組んできました。
オンライン授業は昨年4月末から多くの科目で導入しましたが、実験実習系の科目をはじめ、9月末の後期からは従来型の対面による通常授業も進めております。今般の新型コロナウイルス感染症対策には、危機レベルに対応した本学の「授業」「課外活動」「研究」の行動指針(*1)を策定して、それに沿った行動を学生にも求めてきました。日常の生活においても感染防止の意識を高めるとともに、授業や生活環境の整備などのための学生支援策(*2)も講じてきました。
本学学生や教職員が学外で新型コロナウイルスに感染する事態がありましたが、学内での二次感染は確認されず、本学での感染および拡大防止策が功を奏した結果となりました。
これから受験されるみなさんは、安心して入構してください。

今般の新型コロナウイルス感染症問題は、社会システムの大きな変革をもたらし、大学の関わるイベントや授業、そして教育研究および社会貢献活動にも新しいスタイルを求めています。
本学は、これまでの総括の結果、令和3年度の感染予防対策と、オンライン授業と対面授業のハイブリッド型授業を中心とした授業の基本方針(*3)をすでに定めています。
オンライン授業の多くの利点が明らかになったことで、教育方法を改善する「オンライン授業のガイドライン」や「良い授業のための支援」の策定、復習や補講のための「授業のアーカイブ化」などに活かすことになります。
また、本学では入学時から教員による学生の個に応じた教育、ならびに学生生活全般にわたる指導を実施しています。そのシステムを活用し、今年はさらに新入生に対して「大学での学び方」ガイダンスなどを通じて学生生活に早くなじめるようにサポートして参ります。

新型コロナウイルス感染症への対応は、新しい体制へのチャレンジを生み出していますが、本学では、その成果をみなさんの教育、研究、そして社会貢献に活かします。

本学に入学予定のみなさま、これから受験して本学で学ぶ予定のみなさま、新型コロナウイルス感染症にチャレンジし続ける本学の成果を活用して未来を拓きましょう。

令和3年1月13日
学長 今野 弘

学長メッセージより引用