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令和2年度の学校運営および経済支援策について

重要

令和2年10月2日

学生・保護者の皆様へ

東北工業大学
学長 今野 弘

令和2年度の学校運営および経済支援策について

 本学では、学生と教職員および関係する多くの方々の命と健康を守ることを基本方針として、感染と感染拡大の防止に全学的に取り組んで参りましたが、本学学生から新型コロナウイルス感染症の罹患者が発生し、在学生並びに保護者、卒業生、その他関係する皆様方に対しまして、大変なご心配とご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
 さて、令和2年度の学校運営においては、4月から遠隔授業を実施しておりますが、学修機会の確保ならびに教育の質を維持すべく、様々な取り組みを行ってきました。数年前から学修支援システムの導入を計画的に進めてきましたが、これにより、スムーズに遠隔授業を開始することができました。開始にあたっては、学生の皆さんが支障なくシステムに同時アクセス出来るようサーバーの緊急増強等を行うとともに、遠隔授業を受けるためのPCや通信環境が整っていない学生の皆さんにはそれらの無償貸与の措置も行ってきました。
 一方、新型コロナウイルスの感染症による経済活動の縮小等により、家計に大きな影響を受けておられ、学業の継続に困難をきたしている方が少なくないと考えています。このような状況をうけ、本学では独自の経済支援策を取り纏め、段階的に実施しております。既に、全学部生・大学院生を対象として、遠隔授業を含めた自宅での学習環境整備のために一律3万円の「臨時給付金」の給付を実施いたしました。今後は、後期学納金の「延納制度」をはじめ、学業継続のための「授業料減免」と「給付奨学金」について実施して参ります。

■学生納付金の延納制度
 令和2年度後期学生納付金について、延納制度を申請いただくことで納入期限を1月31日まで延長します(申請期限:11月30日、詳細は本学Webサイト及びポータルサイト(令和2年度後期納付金延納制度リンク)をご覧ください)。

■授業料減免
 国の「高等教育の修学支援新制度」の対象とならなかった学生を対象に、後期授業料を減免します。
 応募要件等は本学Webサイト及びポータルサイト(令和2年度 本学独自の経済支援策のご案内リンク)よりご覧ください。

■給付奨学金
 国の「『学びの継続』のための『学生支援緊急給付金』」の対象とならなかった学生を対象に、給付奨学金を給付します。
 応募要件等は、本学Webサイト及びポータルサイト(令和2年度 本学独自の経済支援策のご案内リンク)よりご覧ください。

 後期学費の納入期限は10月31日となっておりますが、本学の「授業料減免」制度へ申請をお考えの方は、まず「延納制度」の申請を行っていただきますようご案内いたします。
 本学の教務学生課・長町校舎事務室では個別の事情に寄り添って相談を受け付けていますので、遠慮なくご相談ください。

 大学は長期的視野に立ち、学生の皆様にとって有用な教育研究環境を整えるため必要な施設設備等を計画的に整備・維持しております。大学の学費は、学位を認定・授与するために大学が学生の皆様へ提供する教育に資するものであることから、授業の質や教育環境の質を低下させないためにも、本学としては規定の学費の納入をお願いするものであります。
 未曾有の困難の下、質の高い教育の提供のため、全教職員一丸となって取り組みを進めて参りますので、何卒ご理解とご協力を賜りたくお願い申し上げます。