建築学部 建築学科 石井 敏 教授(副学長)が、国内の建築分野において最も権威のある「2026年 日本建築学会賞(論文)」※を受賞いたしました。
受賞対象となった業績論文は、21編の論文で構成された「環境行動学的視点に立脚した認知症および要介護高齢者施設の建築計画に関する一連の研究」です。
贈呈式は5月29日(金)、東京にて開催される予定です。
本研究は、認知症や要介護状態にある高齢者が暮らす介護施設(認知症高齢者グループホームや特別養護老人ホーム等)において、空間や物理的環境が生活とケアの質向上に果たす役割を環境行動学的視点から実証し、介護施設の建築計画的知見を提示した一連の研究業績です。日本の福祉住環境・介護施設および高齢者の暮らしの質を向上させることに繋がった一連の業績は、建築学の分野で「ケア環境の建築計画学」を確立し、超高齢社会の福祉及びケア環境構築に貢献したものとして評価されました。
※日本建築学会賞
一般社団法人 日本建築学会は、約3万5千人の会員を擁する、日本で最も歴史と権威ある建築学の学術団体です。同学会が年に一度授与する「日本建築学会賞」は、国内の建築界において最高峰の賞として位置づけられています。そのうち(論文)部門は、日本建築学会賞が設立された1949年当初からの部門であり、近年中に完成し発表された論文であって、学術の発展に寄与する「きわめて顕著な業績」を挙げた個人にのみ授与されます。この度の受賞は、約30年間にわたる石井教授のたゆまぬ研究活動と、その成果が学術界および社会に与える極めて大きな意義が高く評価された結果です。
<関連リンク>
◆一般社団法人日本建築学会:2026年各賞受賞者
◆選考理由書
◆業績紹介1
◆業績紹介2