市民公開講座No.530
「バイオセンシング技術を用いた創薬応用」
市民公開講座
鈴木 郁郎(電気電子工学科 教授)
10月8日(金)18:00~19:15
1つの薬剤が開発されるまでに平均2000億円かかると言われています。創薬開発後期に副作用が判明した場合、コストと時間の膨大な損失が生じます。我々は、医薬品候補化合物が神経系に及ぼす毒性を評価する方法をヒトiPS細胞由来神経細胞を用いて開発しています。本講演では、神経活動をセンシングする技術および得られた膨大なデータをAIなどを用いて解析する技術を紹介し、創薬における毒性評価の最前線をお話しさせていただきます。