平素は本学の運営につきまして格別のご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
　さて、すでに報道等でご承知のことと存じますが、7 月 6 日（月）に市内で飲食した本学学生 18 名の内、14 日（火）に 1 名、16 日（木）に 11 名、17 日（金）に 3 名、計 15 名が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。
　今回の件で、学生の保護者の皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
　新型コロナウイルス感染症につきましては、学内に設置した対策本部を中心に感染と拡大の防止対策としてオンラインによる遠隔授業を実施してきており、また 7 月 2 日からは、4 年生の研修と大学院生の授業に加えて、実験実習系等の科目の対面授業と一部の課外活動を開始したところです。
　本学の対応といたしましては、1 名の陽性が判明した翌日 15 日（水）から学生の入構禁止および対面授業の休講措置をとり、学内に入構した８名が受講した教室を周知するとともに、同じ授業に出席していた全学生に自宅待機を要請し、健康に不安を感じる学生向けの専用相談窓口を設けました。また、16 日（木）夕刻には、大学としての説明責任を果たすため記者会見を行い、本学が得ている情報を可能な限りお伝えしたところであります。
　授業や諸活動および学内外の生活や日常的活動においても、三密回避を講じるとともに学生指導により、感染およびその拡大防止対策を徹底してまいりましたが、今回感染者が確認されたことは誠に残念に思っております。
　今後も引き続き、保健所等関係機関と連携し、学生、教職員、関係者への感染拡大防止に全力をあげて取り組むとともに、学生の学修や就職活動等において、不利益とならないよう万全を期してまいりますので、保護者の皆様におかれましては、改めましてご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

令和 2 年 7 月 21 日
学 長 今 野 　弘

◆本学の新型コロナウイルス感染症に関する状況（PDF）