令和6年11月26日
2025(令和7)年度大学院博士(前期)課程
進学者予定の皆さん
東北工業大学
大学院修士段階における「授業料後払い制度」の利用希望申請について
2024(令和6)年度から大学院修士段階(修士課程・博士前期課程及び専門職学位課程)の授業料について、在学中の授業料を国が立て替え、修了後の所得に応じて返還を行う「授業料後払い制度」(以下「本制度」という。)が創設されました。
本制度は、経済的に厳しい状況にある学生等が、大学院進学・修学を断念することがないよう、在学中の授業料を本人に代わって日本学生支援機構(以下「JASSO」という)が立て替え、返還は修了後の所得に応じた返還月額でJASSOに貸与総額を後払い(返還)する仕組みです。
1.本学の取扱い
本制度利用希望者からの申請に基づき、入学手続時の学生納付金のうち前期(第1期)分授業料の納入を、JASSOから本学に対して支援対象授業料が振り込まれるまで猶予します。また、本制度利用者は、入学後に所定の手続を行うことで、後期(第2期)分授業料も後払いの対象となります。
(1)対象者 (①~④すべてを満たす者)
①2025(令和7)年度以降大学院博士(前期)課程進学者
②本人の希望に基づき、大学を通じて申請を行った者
③JASSOの大学院修士段階(修士課程・博士前期課程及び専門職学位課程)を対象とした第一種奨学金と同様の家計基準及び学業成績基準を満たす者
④過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者
(2)後払いの対象となる学生納付金
授業料800,000円(規定額)のうち776,000円(国の後払い授業料年間上限額)
- 本制度は、学則に定める授業料のみ対象となります。入学金、設備負担金、学生諸費分担金については対象になりません。
【後払い制度を利用した場合の入学手続時納入金額】(内部進学者の場合)
25,430円(授業料12,000円、学生諸費分担金10,000円、学研災害・賠償保険料2,430円、学友会費1,000円)は、所定の納入期限までに納入する必要があります。
2.申請にあたっての注意事項
- 本制度は貸与であり、修了後の所得に応じて、JASSOへ返還する必要があります。
- 本制度を利用した場合、第一種奨学金の貸与は受けることができません。別途、生活費奨学金(月額2万円、4万円から選択)の申請をすることができます。
- 支援額の貸与の他に保証料の支払い(機関保証への加入)が必要です(金額詳細は貸与奨学金案内冊子をご覧ください)。
- 採用候補者は入学後に予約奨学生説明会への参加が必要となります。採用されると支援対象授業料年額がJASSOを通じて大学に振り込まれるため、これをもって本学の授業料に充当します。申請をしなかった場合や、申請しても採用されなかった場合には、猶予された授業料を直ちに納入する必要があります。
- 本制度は、返還免除内定制度も適用対象となります。
3.申請
(1)申請期間
2024(令和6)年11月26日(火) ~ 2025(令和7)年1月8日(水)
(2)提出書類
①スカラネット入力下書き用紙
②確認書兼個人信用情報取扱いに関する同意書
③大学院修士段階における「授業料後払い制度」申請書
④学費延納願
◆スカラネット入力下書き用紙(PDF)
◆確認書兼個人信用情報取扱いに関する同意書(PDF)
◆大学院修士段階における「授業料後払い制度」申請書(PDF)
◆学費延納願(PDF)
(3)提出先
教務学生課(八木山キャンパス1号館1階)、長町事務室(長町キャンパス4号館1階)
4.手続きの流れ(2025(令和7)年度春入学者)
時期 |
事務手続き |
R6年11月下旬 |
制度周知 |
R7年1月上旬 |
制度利用希望の申請書類提出期限 |
R7年3月19日 |
入学手続金(前期分)納入期限
(後払い制度対象授業料額を除く) |
|
入学許可
(入学手続確認後速やかに、制度利用の有無にかかわらず同時期) |
R7年4月 |
正式な制度利用申請
(予約奨学生説明会にて説明予定) |
R7年5月以降 |
・採否結果の通知
・授業料支援金の振込み
・授業料への充当(振替) |
R8年1月末 |
後期分納入期限
(後払い制度対象授業料額を除く) |
5.参考
(1)本学大学院納付金
(単位:円)
項 目 |
内部進学者 |
他大学からの進学者 |
入学年次 |
2年次以降 |
入学年次 |
2年次以降 |
入学金 |
- |
- |
250,000 |
- |
授業料 |
800,000 |
800,000 |
800,000 |
800,000 |
設備負担金 |
- |
- |
260,000 |
260,000 |
学生諸費分担金 |
20,000 |
20,000 |
20,000 |
20,000 |
計 |
820,000 |
820,000 |
1,330,000 |
1,080,000 |
(2)家計基準 ※表中の金額はあくまで目安です。
<収入基準>
修士・博士前期課程・専門職大学院(法科大学院を含む) |
299万円 |
博士後期課程・博士医・歯・獣医・薬(6年制学部卒)学課程 |
340万円 |