ライフデザイン学部 産業デザイン学科 下總 良則 准教授が制作を担当した「下總研究室のロゴ」が、国際グラフィックデザインコンペ「Graphis Design Awards 2024」にてSilverを受賞しました。

Graphis（NY, USA）は、1944年から続く歴史を持ち、ブランディング、エディトリアル、パッケージ、ロゴ、ポスターなど、多岐にわたるグラフィックデザイン分野の作品が集まる、グラフィックデザインにおけるハイレベルな国際コンペのひとつです。世界中のグラフィックデザイナーたちがここでの受賞を目指し、受賞作品と入選作品は、毎年発刊される各年の年鑑（図録）に収録されます。

制作背景：
私の故郷は、世界遺産に登録された広大なブナの原生林を持つ白神山地が近くにある自然豊かな土地で、一年のうちおよそ半年間、雪が残る地域です。この山深い地域にある十和田湖が象徴する様に、大自然が濾過した水が至るところから湧き出る、清らかな水で有名な土地でもあります。

デザインに対して向き合う私の姿勢も、自身を育てたこの清らかな水のように純粋でありたいと願い、この比喩をシンボルマークに取り入れることを考えました。ここから、この清らかな水の一滴をモチーフとして、名前の頭文字である「S」の文字をデザインしています。

◆Graphis Design Awards 2024