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本学大学院 電子工学専攻、共通教育センター、生体医工学研究所の研究グループが昆虫の脱皮変態プロセスにおける生理変化の非侵襲可視化に成功しました

プレス・メディア

完全変態昆虫である鱗翅目昆虫(Papilio protenor, 和名:クロアゲハ)が、蛹化脱皮の前後でその生理変化を反映した時空間特異的な極微弱発光(バイオフォトン)を示すことを発見しました。本研究は、本学大学院生 薄井 晶子(電子工学専攻M2 小林 正樹 研究室)がサイエンス・インカレでの発表を目的に、自主研究として発案・企画し、工学部1年次から実験、観察を重ねたものであり、その後本学大学院 電子工学専攻、共通教育センター、生体医工学研究所の研究グループとして引き継ぎ、研究を行ったものです。

本研究は、英国Springer Nature社のオンライン・オープンアクセス誌Scientific Reportsに掲載されました。

昆虫の脱皮変態プロセスにおける生理変化の非侵襲可視化

〈関連リンク〉
・原著論文:Shoko Usui, Mika Tada & Masaki Kobayashi, “Non-invasive visualization of physiological changes of insects during metamorphosis based on biophoton emission imaging”, Scientific Reports 9, 8576 (2019)
・電気電子工学科 医工学・バイオ系 小林 正樹 研究室