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NEWS & TOPICS [2016年度]

平成29年度玄奘大学日本文化週 参加学生募集のお知らせ

お知らせ

1.【趣旨】

本学では、台湾・玄奘大学と学術交流協定を締結しており、4月末に4日間の日程で開催される玄奘大学での日本文化週への参加希望の学生を広く募集します。今回のプログラムは、日本文化週に参加して、玄奘大学の学生達に日本の伝統文化や自身の大学生活などの紹介を行うとともに、周辺の文化施設の見学や玄奘大学および日本の他の参加大学の学生との交流を通して、参加者の視野を広げ異文化に対する理解を深めることを目的としています。

2.【セミナー概要】 

1.自分の大学生活および研究内容の発表など
2.日本文化の紹介など(詳細については事前研修にて決定する。)

3.【開催期間】

2017年4月25日(火)から4月28日(金)まで
[出発・帰国はフライトの空きによって前後する可能性がある]

4.【開催場所】

玄奘大学(台湾・新竹市)

5.【申請資格】

・事前研修会も含め、全プログラムの日程に参加できる本学の学生。
・外国の学生と積極的にコミュニケーションを図りたいと考えている本学の学生。

6.【募集人数】

数名

7.【審査方法】

提出された申込書による書類選考により本学からの参加者を選考します。

8.【プログラム費】

本学補助:旅費(渡航費)および宿泊費(玄奘大学 学内宿舎)から半額補助

9.【応募方法】

応募申込書を教務学生課に提出

10.【応募締め切り】

2016年3月24日(金)12:00まで

対日理解促進交流プログラムKAKEHASHI Project アメリカ派遣本学採択事業の報告会を行いました

お知らせ

 本学学生が参加した、平成28年度JICE(日本国際協力センター)主催 対日理解促進交流プログラムKAKEHASHI Project アメリカ派遣本学採択事業の報告会を2月13日(月)、本学八木山キャンパスで行いました。
 はじめに、今野 弘 学長より、アメリカ派遣で得た経験を大切にし、今後は後輩たちに伝えていってほしいという期待の言葉があり、その後、参加学生より4グループに分かれてそれぞれ報告がなされました。
 まず、ヒューストンに行く前に受けた事前研修において、日本の外交政策とアメリカの歴史を学んだことや、東日本大震災の経験、本学で学んでいること、東北地方の祭り、日本の文化などについて、事前準備をしたプレゼンテーションの内容についての発表がありました。また、日本のアニメ文化の紹介のためにようかい体操第一のダンス、祭り文化を伝えるための仙台七夕踊り、その他、a cappellaの四声合唱「ふるさと」、書道のデモンストレーションの経験やアメリカでの活動などについても発表がありました。さらに、帰国後の「アクション・プラン(帰国後活動計画)」に基づき、派遣報告会や帰国後に事後活動を行っており、その報告もありました。
 続いて、安全安心生活デザイン学科 小山 祐司 学科長より、同学科4年 渋谷 晃平さんに対し、「畳を紹介したらアメリカ人の反応はどうだったか」という質問があり、『裸足の文化がないので大変驚かれた』という報告がありました。
 その他、石川 善美 副学長・国際交流委員長からは、家庭訪問したお宅について質問があり、参加学生は、「北欧からの留学生もホームステイをしており、他の国の学生と交流ができた」と報告をしました。
 そして、参加学生の代表として、経営コミュニケーション学科4年 根元 亨輔さんから、JICEや本学関係者に対するお礼の言葉が述べられました。
 その後、引率したサイモン・ダニエル・クック 国際交流委員会幹事(共通教育センター講師)並びに佐藤 飛鳥 国際交流委員会幹事(経営コミュニケーション学科准教授)より、92名の申込み者から素晴らしい23名を選抜でき、任務を全うできたことについての報告がなされました。
 最後に、石川 副学長・国際交流委員長より、参加学生の頑張りに対しての労いの言葉と本事業にご協力いただいた関係者に対するお礼の言葉が述べられ、閉会しました。

<関連リンク>
 ♦佐藤 飛鳥 派遣団団長・国際交流委員会幹事会幹事(経営コミュニケーション学科准教授)の報告書(PDF)

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 【東北工業大学】
http://www.tohtech.ac.jp/topics/infromation/1410.html

 【知能エレクトロニクス学科】
http://www.eis.tohtech.ac.jp/topics/20161227-01.html
http://www.eis.tohtech.ac.jp/topics/20170112-01.html

本学知能エレクトロニクス学科 丸山次人研究室ならびに藤田豊己研究室をインドのSRM大学の学生が訪問しました

お知らせ

 本学知能エレクトロニクス学科 丸山次人研究室ならびに藤田豊己研究室を、2月17日(金)、インドのスリ・ラマサミー・メモリアル(SRM)大学の学生4名が訪問しました。
 SRM大学の学生たちは、両研究室において丸山 教授ならびに藤田 教授より、それぞれの研究内容について説明を受けた後、本学学生が一生懸命英語で説明しながらデモストレーションを行いました。
 SRM大学の学生たちは、電気回路について積極的に質問をしていました。
 双方にとって、大変有意義な機会となったと思われます。

<関連リンク>
 東北工業大学
http://www.tohtech.ac.jp/topics/infromation/1396.html

丸山次人研究室
藤田豊己研究室

本学を外務省主催JENESYS2016対日理解交流プログラムによりラオスから大学生・高校生ら25名が来学しました

お知らせ

 本学 八木山キャンパスを外務省主催JENESYS2016対日理解交流プログラムにより、ラオスから25名(高校生12 名・大学生12 名、引率者1名)が、環境・防災体験交流などの技術について学ぶため来学しました。
 ラオスの学生たちは本学に到着後、出迎えた本学学生ならびに教職員と食堂で昼食をとりました。昼食中、放送部がラオスの「チャンパー」という有名な曲をかけてラオスの学生たちを喜ばせました。
 午後からは、1号館3階 133教室に場所を移動し、まず初めに、今野 弘 学長より歓迎の挨拶がなされました。
 次に、建築学科 堀 則男 教授により、「地震に強い建物の考え方について」、同学科 竹内 泰 准教授により、「自然災害後の建築による暮らしの回復東日本大震災における漁業復興への取り組みを事例として」というテーマで講義を受け、その後、5号館ならびに10号館の見学をし、大学院 博士(後期課程)在籍の畑中 友さんより建物について説明がなされました。
 ラオスの学生たちは雪が降る中、キャンパス内を歩いて見学し、「さむい、さむい」という覚えたての日本語を話していました。
 見学終了後は133教室に戻り、ラオスからの引率の教員が今野 学長にお土産を手渡し、本学からは学生たちが夜遅くまで作った折り紙の箱や手裏剣、きのこ、鶴などを贈りました。
 続けて、ラオスからの引率教員による感謝の挨拶、石川 善美 国際交流委員長の挨拶が述べられ、最後に、全員で記念撮影を行い本学でのプログラムを終了しました。
 この後、一向は南三陸で震災についての理解を深め、ホームステイを通して日本の家庭と交流し帰国する予定です。
 今後も本学は、海外との交流がますます活発になるように国際交流活動を推進していきます。

<関連リンク>
 チャンパー
http://mikachanko.hatenablog.com/entry/2015/07/14/004332
 東北工業大学
http://www.tohtech.ac.jp/topics/infromation/1301.html

<感想文>
学生感想文
教員感想文

インド・SRM大学の学生4名が知能エレクトロニクス学科水野研究室を訪問いたしました

お知らせ

研究室で開発しているロボットの紹介を行い、その後、ロボット開発に関する意見交換を行いました。インドの留学生からはロボット制作の電気回路に関する質問を熱心に受けました。
研究に従事している学生も質問を受けて、一生懸命英語で答えていました。

リモコンの確認
ロボットの動作確認
ロボットの動作確認
記念写真

泰日工業大学クロスカルチャープログラム2017参加者募集

お知らせ

英語による国際経営の講義、タイ国内企業の工場見学、タイ人学生との交流

 本学と国際交流協定大学であるタイの泰日工業大学(以下TNI)において、スプリングプログラムが開催されます。英語による国際経営の講義を受講し、TNI学生との交流会やタイ国内企業の工場見学などが行われます。また、全国の大学から多数参加する情報交換の場でもあります。全国の大学及びTNI教職員や学生とコミュニケーションをはかる絶好の機会でもありますので、ぜひご参加ください。

[実施期間] 

2017年3月19日(日)仙台発 4月1日(土) 仙台着

[対象]

TNIと学生交流協定を締結している日本の30大学の学部生、大学院生

[定員]

東北工業大学から2名程度を予定。学内選考があり。

[応募資格]

心身ともに健康な方

[語学能力]

授業は英語で実施(目安 トーイック450点程度)

[参加費予定]

プログラム費・渡航費は本学が半額負担します。
参加費:8,000THB (約2.6万円)
渡航費(約10万円)(派遣決定後、航空機の残席により金額確定)
 自己負担合計  約7万円
 (海外旅行保険・食費・生活費は別途自己負担)

[申し込み方法]

別紙の応募申込書に記入し教務学生課に提出する。

[申し込み締切(学内締切)]

2017年2月3日(金)15:00

[学内選考の方法]

申込み締切後、提出された申込書による書類選考と必要により面接を実施して本学からの参加者を選考します。

*詳細については、教務学生課(022-305-3110)でご確認ください。
*ポスターはこちら(PDF)
*F&Qはこちら(PDF)

 

本学に留学中の台湾・中原大学短期留学生が太白区中央児童館で児童たちと交流を深めました

お知らせ

 本学に留学中の台湾・中原大学短期留学生 張 嘉順(ZHANG JIA-SHUN)さん(建築学科 福屋研究室)と林 上淳(LIN SHANG-CHUN)さん(建築学科 竹内研究室)、阮 漪婷(RUAN YI–TING)さん(建築学科 不破研究室)の3名が、1月5日(木)、太白区中央児童館を訪問しました。
 3名は、台湾並びに中国についてプレゼンテーションを行い、「台湾版のだるまさんころんだ」や「中国語でのじゃんけんの紹介」、「大型かるた大会」、「けん玉体験」などを通して児童たちと交流を深めました。
 「台湾版だるまさんころんだ」は、大いに盛り上がり、留学生自身も楽しみながら児童たちと交流ができ、大変有意義な訪問となりました。
 3名を歓迎してくださった児童館の皆様に、大変感謝申し上げます。
 なお、3名は約2ヶ月間の留学を終え、1月9日(月)、仙台を出発し台湾に帰国しました。
 今後も本学と中原大学との更なる交流が期待できます。

<関連リンク>
 東北工業大学ホームページ
http://www.tohtech.ac.jp/news/2017/01/post_948.html

本学に留学中の中原大学学生が仙台城南高等学校で生徒たちと交流を深めました

お知らせ

 台湾・中原大学短期留学生 張 嘉順(ZHANG JIA-SHUN)さん(建築学科 福屋研究室)と林 上淳(LIN SHANG-CHUN)さん(建築学科 竹内研究室)、阮 漪婷(RUAN YI–TING)さん(建築学科 不破研究室)の3名が、12月21日(水)仙台城南高等学校で、台湾並びに中国についてプレゼンテーションを行い生徒たちと交流を深めました。
 生徒たちが中国語で自己紹介を行い、これから台湾に留学する生徒もいたので、大変有意義な交流となりました。

中原大学短期留学生の修了式について

お知らせ

 本学に留学中の台湾・中原大学短期留学生 張 嘉順(ZHANG JIA-SHUN)さん(建築学科 福屋研究室)と林 上淳(LIN SHANG-CHUN)さん(建築学科 竹内研究室)、阮 漪婷(RUAN YI–TING)さん(建築学科 不破研究室)の3名が、12月20日(火)、約2か月間にわたる留学の成果報告会並びに修了式を行いました。 中原大学の卒業式で着用するガウンを身にまとった3人に、本学 今野弘学長より修了証が授与されました。 留学生からは、建築学科での研修活動、建築学科学生・大学院生との交流、仙台城南高校での交流活動、日本語教室での他の外国人との交流や日本語の上達の様子が報告されました。本学での充実した学生生活や、さまざまな人との交流の思い出に対する感謝の言葉が述べられました。 石井学科長からは、「台湾に帰ったら日本や本学の良さを後輩に伝えて下さい」という話があり、名前入りの三角スケールの記念品の贈呈がありました。 八木山市民センターの日本語ティルームの木村先生からは積極的に日本語を勉強していたこと、仙台城南高校の徐先生からは、明日の中国語の授業に参加していただくことを楽しみにしていること、各指導教員の竹内先生、不破先生、福屋先生からも励ましと今後への期待などのコメントをいただきました。チューター建築学科4年佐々木 七波さん(不破研究室)、建築学科3年林 瑞紀さん(石井研究室)、建築学科3年伊藤 諒佑さん(竹内研究室)からはともにした建築見学や研修活動での思い出、密度の濃い交流ができたことの喜びなどの報告がありました。

 3人は1月10日まで滞在し、日本のお正月などを経験した後、帰国する予定です。3人の活躍を期待するとともに、今後の中原大学との更なる交流の発展も期待されます。

本学に留学中の中原大学短期留学生が仙台市立八木山小学校の児童たちと交流しました

お知らせ

 本学に留学中の台湾・中原大学短期留学生 張 嘉順(ZHANG JIA-SHUN)さん(建築学科 福屋研究室)と林 上淳(LIN SHANG-CHUN)さん(建築学科 竹内研究室)、阮 漪婷(RUAN YI–TING)さん(建築学科 不破研究室)の3名が、12月12日(月)、仙台市立八木山小学校の児童たちと交流しました。
 留学生らは、児童たちにタイの文化や風習などについてプレゼンテーションを行い、タイの良さを一生懸命に伝えようとしている様子が伺えました。また、児童たちと中国語でのじゃんけんをするなどして楽しく交流を深めていました。
 児童たちは、日本と台湾の文化の相違などの難しい質問を積極的にし、台湾の目新しい食べ物にも興味をもってくれ、大変有意義な交流となりました。

〈今後の行事のお知らせ〉
♦中原大学短期留学生修了式
 中原大学に興味のある方はぜひいらしてください。
・日時:12月12日(火) 10:00~
・場所:八木山キャンパス1号館3階133教室

http://www.tohtech.ac.jp/news/2016/12/post_938.html

BIMの専門家を目指す広州大学出身国費留学生

お知らせ

 10月1日から謝永杭(しゃよんはん)君が学部研究生として入学しました。彼は中国・福建省の出身で、今年6月に本学の国際交流協定校である広州大学を卒業したばかりです。学部時代の成績が優秀で、本学の推薦により文部科学省国費留学生奨学金を獲得しました。日本の省エネルギーやBIM(建築情報モデリング)技術などに関心があり、日本に留学した次第です。現在は建築学科許研究室に所属し、英語でコミュニケーションを取りながら、日本語の勉強に励んでいます。今後は日本語やBIMの基礎知識を中心として勉強して大学院の進学を目指していることから、いち早く新しい環境に慣れ、活発的な研究ができるように期待しています。

玄奘大學(台湾) 大学祭参加・協議書を締結

お知らせ

国際交流委員会幹事会幹事 経営コミュニケーション学科 准教授 佐藤 飛鳥

 10月13日(木)~17日(月)の日程で、玄奘大学から教職員5名(簡副学長、張企業管理学部長、顔企業管理学科長、池田応用外語学科長、蘇国際事務グループ長)、学生8名(企業管理学科4名、応用外国語学科日本語専攻4名)が大学祭に参加し、15日には学生交流を具体化する協議書に両副学長がサインし、両学学生がお互いの大学を基点として異文化を学び、理解を深めていくこと、さらに発展して長期間滞在し、学習をする際の基礎条件を確認しました。これにより、具体的な交流のパターンが明確になり、早速今年度から交流が実現する見込みです。大学祭ではMC学科の国際交流企画にジョイントし、台湾における日本企業の現状の報告や、サックスの演奏をしていただきました。教員はウェルカムパーティー及び答礼食事会で懇親を深め、今後の活発な交流を約束し、学生は松島観光、河北新報社の訪問で震災について学び、それぞれが日本・仙台、そして本学への理解を深め、絆を深めた数日間となりました。

写真:大学祭MC学科企画にジョイント参加した玄奘大学の学生8名。

台湾・中原大学・中国語・文化研修 参加者募集

お知らせ

プログラム

授業は中国語で行われ、会話・リーディング・ライティングを学びます。チューターとの会話時間も設けられているので、短時間でもしっかりと勉強したい方にお勧めのプログラムです。また、授業の中に文化体験、課外活動が組み込まれており、体験授業を通じて台湾の文化に触れることができます。

中原大学(Chung Yuan Christian University)

中原大学は、1950年に創立し、80,000人の卒業生を輩出し、近年は国際化の推進でも知られるキリスト教系の大学です。桃園県中壢市に位置し、市内にはバスで20分ほど、台北には列車やバスを利用し約1時間程度で行くことが出来ます。

実施期間

2017年3月6日(月)~3月26日(日)

対象

東北工業大学正規在学生
※中国語レベル:初級~中級者向け
※国籍は問いません

派遣学生

最大3名

参加費予定

プログラム費・渡航費は本学が半額負担します。
 プログラム費 900USD(約10万円:宿泊費・入国帰国時の空港送迎・教材・傷害保険含む)
 渡航費 約8万円(派遣決定後、航空機の残席により金額確定)
 自己負担合計 約9万円
 (海外旅行保険・食費・生活費は別途自己負担)

申し込み方法

別紙の参加申込書に記入し教務学生課・長町事務室に提出。

申し込み締切(学内締切)

2016年11月30日(水)12:00

学内選考の方法

申し込みの締切後、提出された参加申込書による書類選考と必要により面接を実施して本学からの参加者を選考します。なお、参加者選考結果は、2016年12月中旬以降に通知します。
※詳細については、教務学生課(022-305-3110)でご確認ください。

【詳しくはこちら

 

本学石川 善美 国際交流委員長が台湾・中原大学の曽 光宗副教授らの表敬訪問を受けました。

お知らせ

 本学石川 善美 国際交流院長が11月8日(火)、学術交流協定を締結している台湾・中原大学の曽 光宗副教授らの表敬訪問を受けました。
 11月7日から1月10日までの約2ヶ月間、中原大学の学生3名が本学建築学科の3研究室にそれぞれ配属され研修に取り組みます。
 学生たちは、仙台で過ごせることと本学の学生と交流し研修に取り組めることをとても楽しみにしている様子でした。

<来学者>
・曽光宗副教授(中原大学設計学部建築学科)
・Ms. 張 嘉順(ZHANG JIA-SHUN)さん(建築学科 福屋研究室)
・Mr. 林 口淳(LIN SHANG-CHU)さん(建築学科 竹内研究室)
・Ms. 阮 漪婷(RUAN YI–TING)さん (建築学科 不破研究室)

本学ホームページ
http://www.tohtech.ac.jp/news/2016/11/post_927.html

本学学生23名がアメリカで日本・東北・仙台の魅力を発信!

お知らせ

東北工業大学は、日本政府が推進する国際交流事業「対日理解促進プログラム」の一環として「Kakehashi Project」に採択されました。一般財団法人日本国際協力センター(JICE)がその運営に携わっています。

このプロジェクトは、人的交流を通じ、わが国の政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策等に関する理解促進を図るとともに、親日派・知日派を発掘し、また、日本の外交姿勢や魅力等について自ら積極的に発信して対外発信を強化し、我が国の外交基盤を拡充することを目的としています。

本学は、これまでJICEの同様の事業であるASEANから派遣された学生の受け入れなどについては実績がありますが、今回、「Kakehashi Project」で初めて派遣する側となり、学生23名と教員2名が11月30日から12月7日までの間、米国テキサス(ヒューストン)に行くことが決まりました。派遣される学生は、大学院から環境情報工学専攻の1名、工学部から、知能エレクトロニクス学科4名、情報通信工学科2名、建築学科2名、都市マネジメント学科3名の計11名、ライフデザイン学部から、クリエイティブデザイン学科2名、安全安心生活デザイン学科4名、経営コミュニケーション学科5名の計11名と、所属学科等もヴァラエティに富むメンバーとなっています。

学生達は、30分ほどの英語プレゼンを通して、①震災経験と復興の現状を報告し、②東北工業大学における学びの喜び、③仙台・東北の生活と風土のすばらしさや、、④折り紙やアニメのおもしろさなど、日本のさまざまな魅力を紹介するとともに、わが国の伝統文化である書道や踊りを、アメリカの学生や一般市民に披露し、交流をはかることになっております。

これからは、引き続き、下記のフェイスブックやツイッターを通して、出発前の学生の様子や、アメリカにわたってからの活動をお伝えします。「いいね」など前向きなコメントをぜひお願い致します。

なお、大学ごとのコメントの件数が、外務省に報告されます。

Facebook1: Kakehashi Project: Tohoku Institute of Technology
Facebook2: https://www.facebook.com/groups/1318431941542892/

Twitter: Kakehashi Tohtech

ロシア訪問記―ニジニ・ノヴゴロド州建設大学との交流可能性

お知らせ

訪問地:ロシア連邦共和国 ニジニ・ノヴゴロドおよびモスクワ
訪問期間:平成28(2016)年9月18日(日)~ 9月25日(日)
大沼 正寛(ライフデザイン学部教授/大学院デザイン工学専攻長)

1)概要| 今回の訪問は、9月21日から23日にかけて開かれた国際ビジネスサミットへの参加を目的とする「平成28年度宮城県ニジェゴロド州訪問団派遣事業(団長:高砂義行氏)」に同行するかたちで、同市内にあるニジニ・ノヴゴロド州建設大学を訪問し、本学との交流可能性を探ることを目的として実施しました。主体である宮城県は、ニジニ・ノヴゴロド州との経済交流の具体的進展方策を探るため、2010年より隔年で訪問と受入れを継続しています。この行事は、震災により一時中断しましたが、復興支援を受けたこともあり復活、昨年はロシアからの訪問団を受入れています。

2)背景| ロシア経済は、1998年エリツィン期金融危機を底として、プーチン第1期には経済回復がありましたが、メドベージェフ就任直後の2008年世界金融危機を経て、2014年末にルーブル(p)が急落、その後は経済停滞が続いています。この低迷は、油価依存型の経済から脱却できていないことが一因であり、BRIC諸国を比較しても、とくにロシアとブラジルの下落が著しいといいます。2016年3月の危機対策プランは、資源依存体質からの脱却を図るべく、地方財政に貸付を行って経済の多角化を行い、自動車産業等へ支援を行う等、48の施策を進めています。ただ現実には、欧州やトルコ、中国、日本からの部品輸入・組立て等に留まり、クリミアやトルコの問題から物流にも支障が出ていたようです。一方、日本は16年5月、安倍内閣による8項目の経済協力プランが示され、都市交通や運輸分野などにおける協力進展をめざすこととなりました。宮城県とニジニ・ノヴゴロド州(以下NN)の交流は時流に叶う動きで、他に北海道、秋田、鳥取、新潟等も交流実績があります(以上、日本国大使館ほか談)。

3)くらし| 通訳の方によれば、上記概況の一方で、社会主義時代の都市部の住宅が安価で自己所有になり、郊外農園「ダーチャ」と別荘を持つ、割合優雅な中産以上の階層も多いといいます。他の欧州同様、日本文化への憧憬がつよく、配慮の届いた日本製品は人気があり、国内に十分あるリンゴですら、一つ一つ袋詰めにした日本産は完売するそうです。またロシア人は体験型観光を望むため、海水浴や温泉等、コンテンツ次第では、いわゆるゴールデンルート(東京~京都周辺)以外の観光商品が成立つ可能性もあるといいます。また、文化を凝縮した工芸品はとくに好まれるそうで、今回、大学交流の可能性を探る協議が実現したのは、ロシア国内での伝統工芸育成と、宮城県の伝統工芸に親和性があるのではないか、と考えられたことが背景にありました。近くて遠く、大きいがヒューマンスケールも併せ持つロシア。入国管理等も厳しいため、むしろ米国より治安が良い面もあります。日露交流の進展は面白いかもしれないと感じました。

4)ニジニ・ノヴゴロド| 同市は人口第5位の拠点都市で、通称ニジェゴロドといい、かつてはロシア第3の都市といわれました。カスピ海へ注ぐ大河・ヴォルガ川の中流域に位置し、ニジニは「下」を意味します。モスクワからみると約400km東にありますが、広い国土においては東隣の大都市という感覚です。モスクワ川が注ぐオカ川がヴォルガ川と合流する位置にあり、モスクワとウラル地方を結ぶ交通の要衝として繁栄しました。同市は毎年、経済政策上の最重要行事の一つとして州内企業,政府関係者,参加国企業を招き、経済サミットを開催しています。宮城県は展示ブースを頂いており、今般の訪問では表敬や返礼の意を込めて州知事や幹部、日本側の関係機関、担当者らとの交流協議を行うこととなりました。会場のヤルマルカで行われた経済交流サミットは、有力自動車会社GAZ(ガズ・ゴーリキー自動車工場)の大型車、最新の3Dゴーグルから、伝統工芸・大学関係まで、多様な団体が出展していました。本学を含む宮城県のブースは、入口に近い目立つ場所にあり、各種映像や資料展示のほか県産品・食品・酒・米や、その他の様々な日本製品の展示が行われ、初日午後には、宮城県一団として、将来的なB to B(企業間取引)の可能性と、これに先立つ物流や、観光交流、学術交流の進展についてプレゼンテーションを行い、筆者も本学の取組みを概説しました。

 

5)ニジニ・ノヴゴロド建設大学(NNGASU)| 同校は、旧市街の一角、中古建物群を連結するかたちでキャンパスが構成され、外面的には質素だが、内部は活力あふれる優秀な大学という感触が伝わってきました。創立85年で、建築デザイン学部(学生:約1,000人)は本学と同じ50周年の歴史を有します。全学としては、9つの専攻と22の研究講座がある、ロシア随一の建築系大学で、卒業制作や教授陣の研究では、国内外の入賞例を毎年数多く輩出しています。現代的な建築学体系のほか、歴史文化財の修復技術や、環境デザイン、その他広い文系学部も併設しており、国際協力センターもあり、この数年間毎年、教員がフランスの大学に留学してPHDを取ったり、ミラノ工科大における歴史建造物の修復に関する講演を行ったりしており、ユネスコとの連携協定も結んでいます。とくに日本や東南アジアは、ユニークで豊かな文化を有しており、所属専門家らがこれらに触れる機会を求めているため、東北工業大学に関心をもったようです。
建築デザイン学部は大別して建築・都市・修復の3系に分かれ、現実的条件における設計教育を重視しています。卒業設計は国内外に出展、国際コンペでも入賞しています。古建築もあるので修復設計のニーズも高く、町並み保全分野の人気も高いそうです。またデザイン学部は、工業デザイン、物理環境デザイン、生活エレメントデザイン、インテリアデザイン等があり、工業デザインのある教授は、ヴォルガ川を走る船の実際の設計者で、極地車両の設計にも参画しているそうです。2015年には大学交流フェスティバルにおいて74大学中1位に輝き、ヴィクトリア賞も3回受賞したそうです。
一方、伝統工芸に関心を寄せているのは美術学・美術史系統の「文化学科」です。伝統工芸は歴史的なものだけでなく、現代美術にも影響を与えると考えており、ニジェゴロド州は、国内の多様な工芸品生産の3割の分野に関わっていることから、その道へ就職する卒業生もいるそうです。
以上のように、熱気ある解説には、筆者も圧倒されました。見学した充実の展示作品は、なんと、年度ではなく毎月更新で、まだスペースが不足しているといいます。全国あるいは外国から志願者を集め、ロシア語研修システムを完備しており、大いに刺激を受けました。

 

6)ニジニ・ノヴゴロド農業アカデミー| すでに東北大学が交流実績を持っていますが、県の一団として表敬訪問を兼ねてヒアリングに訪れたものです。大変温かみのある学内・スタッフ陣で、農業および関連産業研究の各面において、参考になるところも多そうです。地域との関わりも深く、食堂では手づくりのピロシキを焼いていて、そのヒューマンな雰囲気はまるで本学のライフデザイン学部のよう。また先端的な研究も少なからずあるようで、農地モニタリングなど、本学との交流可能性をも感じさせられました。

7)ロシアの建築と町並み| 最終日にモスクワ市内視察の機会を得、クレムリンを中心に、充実の視察を行いました。プーチン大統領は、クレムリンの大統領府にヘリコプターで通勤するそうで、ヘリポートもありましたし、観光地ながら持ち物チェックを受け、進入禁止ゾーンには警固兵がいました。主にゆっくり見学したのは内部の教会群です。ロシアでも、敬虔なキリスト教徒はほんの一握りになっているといいますが、例えば日本において西方系のクリスマスが流行っていることには、若干の違和感があるといいます。ロシアのクリスマスは1月。むしろ新年を迎えることが重要といいます。正教教会は東に祭壇をおき、東に向かい、椅子に座らず、立位で礼拝します。こうしてみると、何だか親和性もあって、日本人における西方カトリック系文化に偏ったヨーロッパ理解の不足、東方正教系文化とアジア文化を連続的に学ぶ必要を痛感しました。もちろん、そんなモスクワ自体もヨーロッパロシアの一部ですから、初日に泊まったホテル・メトロポールをはじめ、華麗な欧風インテリアに包まれた朝食を頂いたときには、贅沢な気持になりました。
ちなみに、個人的に最も感激したのは、最終日早朝散歩で見学した、念願のK・メリニコフ自邸(写7)。面積比でもっとも効率よいレンガ積みの円形平面は、ロシアの教会にみられる塔にも通じますが、そこに規則的な六角形の穴をあけ、周囲環境や内部環境を考えて窓にしたり埋めて壁にしたりする。それらの一切が、結果的に、通底する風土性とアバンギャルドな発想、確かなディテールをもった、固有性と都市親和性をもった住宅建築に結実していました。心から感激した次第です。

 

8)まとめ| NNGASUは、建築・都市・デザインの統合性においても本学に大きな示唆を与えるものでした。確かに、言葉の問題やレベル差もあり、大学間交流への道のりは近くないのですが、少数精鋭で良いから、丁寧に日露の懸け橋となる学生を育ててみる目標は、描いても良いかもしれません。

最後に、本視察にご協力頂いた皆様に、心から感謝の意を表します。

平成28年度JICE(日本国際協力センター)主催
日理解促進交流プログラムKAKEHASHI Project アメリカ派遣
本学採択事業 参加学生募集について

お知らせ

1.【目的】

対日理解促進プログラムは、日本政府(外務省)が推進する事業で、対外発信力を有し、将来を担う人材を派遣し、政治、経済、社会、文化、歴史、外交政策等に関する対日理解の促進を図るとともに、親日派・知日派を発掘し、日本の外交姿勢や魅力等について、積極的に発信することで対外発信を強化し、我が国の外交基盤を拡充することを目的としている。
今回、本学国際交流委員会がこの事業に応募し採択されたので、本学学生の募集を行うものである。

2.【派遣日程・人数】

2016年11月30日(水)~12月7日(水) 大学院・学部生23名募集

3.【プログラム内容】

(1) オリエンテーション
(2) 日本及び米国政府関係機関等表敬訪問 
(3) 市内視察

(4) 日本紹介プレゼンテーション(日本の歴史や文化の紹介、震災復興経験の紹介など)及び実演
  (学校交流) 
  学校交流時、プレゼンテーション、及び実演形式で発表を行う。
  例) 外交、歴史、文化、自然、地域の魅力、先端技術、伝統芸能、ポップカルチャー等
(5) 国際機関訪問、NGO 団体等の訪問・地域活動への参加
(6) ワークショップ、報告会(気づき及び『アクションプラン』の作成・発表)
  ※アクションプランとは、米国で学び、経験したことを元に作成する帰国後の
  活動計画です。

4.【事前準備・プログラム中の活動・プログラム事後活動】

(1)事前準備(渡航前)
1) 米国の歴史、文化、政治、経済、宗教、民族等についての事前学習
2) 日本の外交姿勢、歴史、文化、政治、経済、先端技術や在住地域についての事前学習
3) 日本紹介(日本の歴史や文化の紹介、震災復興経験の紹介など)のプレゼンテーション及び
  実演に向けての準備

(2)プログラム中の活動(滞在中)
1) 米国での気づきを、毎日「気づき」ノートにまとめる
2) プログラム中の様子や日本の魅力を、英語にてブログまたはSNSで発信する

(3)事後活動(帰国後)
1) アクションプランの実施及び実施報告書の提出
  ① 大学内、付属高校、近隣の大学に呼びかけて報告会を実施
  ② 日本の魅力を、派遣国(米国)をはじめ英語で世界へ継続発信
2) プログラム直後アンケートの提出(感想文含む)
3) 半年後アンケートの提出(感想文含む)

5.【応募条件】

(1) 日本国籍もしくは、永住権を有すること
(2) 過去にJENESYS2.0など日本政府による派遣事業の参加経験がないこと
(3) 心身共に健康であること
(4) プログラムの趣旨を理解し、
  日本の外交姿勢や日本の強み・魅力等を積極的に発信できること
(5) アメリカに興味・関心があり、アメリカについて学ぶ意欲があり、積極的に交流し、
  コミュニケーションをとることができること
(6) 事前課題に取り組み、帰国後、学内または地域内でプログラムの成果を生かした
  活動を行うこと
(7) 規律ある団体行動ができること、JICE規定のルール(自由行動不可、門限有)に
  従うことができること
(8) ある程度の英語力(読む、書く、聞く、話す)を有することが望ましい

6.【審査方法】 

書類選考並びに面接等
書類選考通過後下記の日程で面接を予定しています。
 [八木山キャンパス]
 面接10月11日(火)16:00~、12(水)9:00~16:00
 予備日13日(木)9:00~14:00 
 [長町キャンパス]
 面接10月11日(火)10:30~12:00、12(水)8:50~10:20、16:20~17:50
 予備日10月13日(木)8:50~10:20

7.【プログラム費】

JICE負担:成田/羽田~アメリカまでの往復国際航空運賃、米国滞在中宿泊費、米国滞在中食費、米国内移動交通費、施設・拝観料、海外旅行傷害保険料
各自負担:自宅から成田・羽田空港までの往復交通費、前泊・後泊が必要となる場合の宿泊費、ESTAに係る費用、超過荷物輸送料など

8.【応募方法】

参加申込書を教務学生課・長町事務室に提出

9.【応募締め切り】

2016年10月3日(月)12:00まで

10.【結果通知】

10月中旬以降

東北工業大学国際交流委員会(教務学生課 担当:村口) ℡:022-305-3110

 

タイ・泰日工業大学よりRuttikorn情報学部長が来学いたしました

お知らせ

 本学 今野 弘 学長が9月15日(木)、タイ・泰日工業大学(※以下TNI)Ruttikorn情報学部長らの表敬訪問を受けました。
 訪問団はその後、情報通信工学科に移動し、村岡 一信 学科長より学科の説明を受けました。
 また、現在TNI講師であり、本学 大学院博士(後期)課程 研究生(国費留学生)Napaphat Vichaidisさんが自身の研究の進捗状況について発表をしました。

TNI来学者
1. Dr.Ruttikorn Varakulsiripunth (Dean)
2. Dr.Prajak Chertchom (Assistant Dean)
3. Mr.Patsama Charoenpong (Head of Department)
4. Mr.Tanasin Yatsungnoen (Lecturer)

東北工業大学ホームページ
http://www.tohtech.ac.jp/news/2016/09/_ruttikorn.html

TNI DAY 2016 (泰日工業大学学祭)への参加について

お知らせ

知能エレクトロニクス学科 准教授 水野文雄(国際交流委員会)


 2016年8月5日に泰日工業大学(TNI)で開催されたTNI DAY 2016(泰日工業大学大学祭)に、本学から9名の学生が参加しました。ここでは、TNI DAY 2016の様子、本学から参加した学生の活動状況などについて述べたいと思います。

TNI DAY 2016について
 TNI DAY 2016は日本の大学で行われている大学祭に非常によく似ており、ダンス、カラオケやコスプレ大会などのステージや学部企画などのイベントが行われ、学内には学生達による模擬店が出店されていました。
 TNI DAYのステージ企画では日本に関連したカラオケコンテスト、ダンスなどのパフォーマンスやコスプレ大会が行われていました。カラオケやダンスなどは非常に練習を重ねているようでした。コスプレ大会については、コスプレのクオリティとパフォーマンス内容を競うという内容だったのですが、凝った衣装を身につけた参加者が多く、大勢の聴衆を集めておりました。
 模擬店では、タイの食べ物もありましたが、日本のお菓子や食べ物も少なからず売られていました。日本の大学祭に似た雰囲気の上に、多くの模擬店での看板やPOPに日本語が使われていたということもあり、遠く離れたタイの大学に居ながら、まるで日本の大学祭に訪れているように感じました。
 TNI DAY 2016参加にあたりお世話いただいたラッティコン先生がおっしゃるには、タイにこのような学祭を行う大学は他に無いということで、TNIの持つ大きな特徴の一つだという印象を受けました。
 TNI DAYでは、大学主導のオープニングセレモニーが実施されており、その中ではTNIへ寄付を行った企業への感謝状と記念品の贈呈式と、前年度成績優秀者だった学生への表彰式が行われていました。セレモニーには学長および各学部長が出席し、企業に対しては一社ごと、学生に対しては一人ずつ記念品の贈呈や表彰(および奨学金の目録贈呈)を行っていました。
 学部企画では、各学部でワークショップが行われていました。私は高校生を招いて行われたウェブデザインコンテストの見学をしました。私が会場を訪れたときには表彰式を行っているところでした。高校生はチームを組んで参加しており、賞をもらったチームには賞金が学長から贈呈されていました。TNI DAYでは、いくつかのコンテストが開催されていましたが、いずれの表彰式でも、学長や学部長がその場に赴き賞を贈呈しており、TNI DAYへの力のいれ具合が伝わってきました。

本学学生の参加について
 TNI DAYに参加した9名の学生は、パネル展示、ステージ企画でパフォーマンスを行い、さらに屋台も出店しました。パネル展示は、今回初めて日本の大学からの参加があるということで設置場所を用意していただき、研究紹介、仙台の紹介、日本のお菓子の紹介パネルの展示と宮城県と本学の紹介ビデオ上映を行いました。
 ステージ企画では、自己紹介、大学と宮城県の紹介を行い、その後、「よっちょれ」(踊り)、日本の歌を皆で歌うなどのパフォーマンスを披露しました。自己紹介については、頑張ってタイ語による自己紹介を行っていました。
 屋台については、白玉団子と緑茶の販売を行いました。白玉団子は100食以上用意したのですが、完売するという状況でした。
 屋台、パネル、ステージについては、大学での期末試験の合間に行う必要があり、前日も夜遅くまで屋台準備と練習を行い、更に当日も屋台や展示などは並行して行うという忙しい状況でしたが、TNIの学生さん達の惜しみない協力もありやり遂げることができました。TNIの学生と協力して学祭内で活動したことは、良い経験になったと思います。

TNI学生によるサポートについて
 今回のTNI DAY 2016に本学学生が参加するにあたり、TNIの学生によるサポートがありました。大学祭での活動だけで無く、企業見学やアユタヤ訪問など学祭以外でも非常に良くサポートしてくれました。TNIでは、日本語が必修科目になっているようで、サポートしてくれた学生達のほとんどが日本語を話すことができたため、本学学生がコミュニケーションで困ることはありませんでした。また、彼らには細かい所まで気を遣っていただいたおかげで、大きなトラブル等は無く過ごすことができました。彼らとの交流は、本学から参加した学生達には良い思い出になっているようで、現在もSNS等で交流が続いているようです。今回参加した本学学生達は、TNIから学生が本学に来た際には、最大限サポートしたいということです。

おわりに
 今回のTNI DAY 2016参加にあたり定期試験の直後であったり日程的にタイトであったりして、参加学生達にとっては大変な状況ではありました。しかし、TNI DAYへの参加や、TNIの学生との交流は、異文化へ目を向けるだけで無く、海外に交流の場を広げることができる非常に良い機会であったと考えています。今後も、研究や教育だけで無い、このような交流ができればと思います。

図.0 コスプレコンテスト表彰式にて賞贈呈者席から撮影。写真に写っているのは参加者達で、この写真を撮影している私の後ろには多くの聴衆がいました。

図.1 泰日工業大学で見た屋台。写真では看板がタイ語ですが、日本語の看板やPOPがある屋台も多くありました。

図.2 TNI DAY セレモニーにて。学長、学部長が参加して賞や記念品を贈呈していました。

図.3 Webデザインコンテスト表彰式会場にて。
受賞した高校生チームに学長から賞(正確には賞金目録)を贈呈。

図.4 パネル展示会場にて。TNIの学生さんと本学学生が協力して展示しています。

図.5 ステージ企画のパフォーマンス風景。大学や宮城県の紹介ではTNIの学生に通訳していただきました。

図.6 屋台にて。100食以上用意したのですが完売しました。
TNIの学生さん達にも手伝っていただきました。

図.7 準備は前日夜に行いました。

図.8 日本語カラオケコンテストに参加した学生さんもいました。ただし、日本人ということもあり、評価の対象外となりました。

図.9 本学学生とTNI学生の集合写真。

平成28年度「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」ベトナム・ハノイ工科大学から1名の教員と4名の学生が来日「生体医用計測のための超音波タグ光断層画像計測技術に関する共同研究」の終了報告について

お知らせ

受入担当教員:工学部長 教授 小林 正樹
受入期間:2016年7月18日から28日(10日間)

 短期間でしたが本学学生との交流は非常に実りあるものでした。とくにチューターを務めた協力学生たちの国際交流や異文化コミュニケーションに対する意識は飛躍的に向上しました。多くの日本人学生に共通する、英会話に対する劣等感からくる交流活動へのためらいは、実際の交流により初日に解消し当初躊躇していた学生たちも最終日の送別会のあとには、「本当に楽しかった。よい経験ができた」と感想を述べていました。英語クラスで学ぶ優秀な招聘学生たちとの交流は、大きな刺激になったようです。これまでに受けてきた語学授業に倍する成果と達成感がこの1週間でもたらされたといっても過言ではありません。
 今回招聘していただいたのはハノイ工科大学学生4名と教員1名ですが、Dr. Trinh教員は当研究室で学位を4年前に取得しました。帰国後ハノイ工科大学に講師として採用され、研究室を立ち上げましたが、ベトナムでの研究環境の貧弱さから、本来実験を中心とした研究を行いたいところを、コンピュータシミュレーション中心の理論研究に制約されています。今回さくらサイエンスプランに応募した目的は、Dr. Trinh本人が新しい光干渉実験技術を習得し、本学との共同研究を推進したいということと、自らの学生たちに在学当時博士課程の研究において開発した計測システムを使って実験指導をしたいということでした。今回特別にその旨ご配慮をいただき、Dr. Trinhの2度目のさくらサイエンスプランへの参加をお認めいただきましたことに感謝申し上げます。本人も第2のふるさと仙台で大変充実した時間を過ごすことができたと満足しておりました。欲を言えば、もう少し滞在期間をいただければ、さらに実質的な共同研究に発展できるような成果が得られたかと思います。今回の科学技術研修コースでの招聘は入国日と出国日を含めての10日ということでしたが、ハノイからの往復航空運賃を最安値のものに抑えたため、実質な研修期間は6日間となってしまいました。しかし、週末はホームステイによる異文化交流の機会も与えていただき、招聘学生たちにとっては満足のいく研修であったかと思われます。4年生の招聘学生は日本への留学を考える機会になったようです。本学への留学が実現することを願っております。今後は、今回の実績をベースに共同研究を模索したいと考えています。さくらサイエンスプランでの招聘は原則1度限りという制約があることは存じていますが、研修コースでの実績を元に共同研究に発展した場合に利用できる補助制度があると大変助かります。いずれにしても、今回の研修は日本側、ベトナム側双方にとって教育上、学術上、そしてまた国際協力上、きわめて大きな成果があったことをご報告します。大変お世話になりました。重ねまして関係の皆さんに感謝申しあげます。

【参加者のコメント】

Dr. Trinh Quang Duc
I have twice received the Sakura Program support so far for me and my students. This is good program for chances to collaborate to Japanese laboratories as well as the experiences for foreign student in study and Japanese culture. Although the second visit Japan as Sakura Program scholar, the trip still very valid and helpful for me and my students. Thank to Sakura Program.

Mr. Truong Duc Thuan
I was impressive a lot about Japanese’s culture and equipment. Thank you for such a good opportunity!

Ms. Tran Thu Trang
This program allowed me to understand about Japan’s education and culture. And you give me lots of memories. Thank you a million!

Mr. Ho Huu Luc
Firstly, I want to send my big thank to the president,professor and lab members for giving the chance to come Japan. I have many funny time, amazing moments and great experience.

Mr. Trinh Nam Thai
Everything is perfect, the weather, the people, the food in general and the students in the university and the lab in particular. This program, by far have been the most impressive program I have experienced in my life. Thank you for offering me such a brilliant experiences.

日本・アジア青少年サイエンス交流事業さくらサイエンスプランベトナム・ハノイ工科大学 電子通信学部から教員1名と大学院生1名、学部生3名を迎えました

お知らせ

 国立研究開発法人科学技術振興機構による日本・アジア青少年サイエンス交流事業さくらサイエンスプランに採択され、ベトナム・ハノイ工科大学電子通信学部から教員1名と大学院生1名、学部生3名を迎えました。
 5名は、7月20日(水)に来学し今野 弘 学長を表敬訪問しました。
 工学部 知能エレクトロニクス学科 小林 正樹研究室で受け入れ、7月27日(水)までの1週間、「生体医用計測のための超音波タグ光断層画像計測技術に関する研究」について学びます。

<東北工業大学>
http://www.tohtech.ac.jp/news/2016/07/_113.html

玄奘大学の「日本文化週」に参加して

お知らせ

経営コミュニケーション学科 二瀬 由理 准教授

経営コミュニケーション学科2年の立谷茉都華 (たちや まどか)、門馬晃平 (もんま こうへい)、宮曽根教授とともに5月29日から6月1日の日程で、玄奘大学(台湾)の「日本文化週」に参加しました。歓迎会から始まり、表敬訪問、日本研究の発表、教員の講演などの行事が盛りだくさんで充実した4日間でした。学生2名はキャンパス内の学生寮に宿泊し、玄奘大学の学生とすぐに打ち解けることができたようです。親切な玄奘大学の先生方や学生の皆さんのおかげもあり、2人とも台湾、そして異文化コミュニケーションの楽しさを実感することができたようで、目を輝かせ台湾ライフを満喫していました。

*日本文化週:日本に関する行事や講演などが実施される玄奘大学の大学祭
経営コミュニケーション学科
https://www.facebook.com/tohtech.mc

泰日工業大学短期留学生の修了式を行いました

お知らせ

 タイの泰日工業大学から訪れていた短期留学生、Yada Kongniratsaiyaku ヤーダー コンニラッサイヤクン(愛称 ジェーン)さんとTHUNCHANOK CHUSANGSOOKタンチャノック チュウサンスック(愛称 ソムオーさん)さんの2か月にわたる留学の成果報告会並びに修了式が2016年6月14日に行われました。泰日工業大学の制服を着て出席した2人に、今野弘学長より修了証が授与されました。
 留学生からは、情報通信工学科や経営コミュニケーション学科での研修活動、本学の学生との交流、仙台城南高校や八木山小学校での交流活動、日本語教室での日本語能力試験3級のための授業を行って頂いたことや日本語の上達の様子が報告されました。本学での充実した学生生活や、さまざまな人との交流の思い出に対する感謝の言葉が述べられ、感極まって涙する場面もありました。
 八木山市民センターの日本語教室の先生からは積極的に日本語を勉強していたこと、ジェーンさんの指導教授である情報通信工学科長の村岡教授からは通常1年生の授業で行われるプログラムが十数行から数十行程度なのに対し、ジェーンさんの「象の玉乗りのCGプログラム」は430まで達し、研究室の学生やチューターの協力を得ながらどんどん進んでいったことなど意欲的に取り組んだ研修活動の報告がありました。ソムオーさんの指導教授である経営コミュニケーション学科の宮曽根教授からは異文化間コミュニケーションとコーチングを積極的に学び、深いレベルでの気づきや考察が見られたとの報告がありました。

 その後、チューターとして活躍した情報通信工学科村岡研究室4年の柴田温子さん並びに経営コミュニケーション学科宮曽根研究室4年結城航平さんから、研究やスキルの高さを目の当たりにして非常に刺激を受けたこと、いつも図書館で勉強していて非常に勉強熱心だったこと、短い期間の中でも密度の濃い交流ができて嬉しかったので、今後もぜひこの友情を継続させたいことなどの報告がありました。
 今年の8月の泰日工業大学大学祭には本学から学生が数名派遣され、泰日工業大学のサマープログラム短期留学も学生募集中です。今後の本学と泰日工業大学との更なる交流が期待されます。

<東北工業大学>
http://www.tohtech.ac.jp/news/2016/06/tni_5.html

<情報通信工学>
http://www.ice.tohtech.ac.jp/2016/06/post_159.html

<経営コミュニケーション学科>
https://www.facebook.com/tohtech.mc

本学に留学中の泰日工業大学短期留学生が仙台市立八木山小学校で児童たちと交流をいたしました

お知らせ

 タイ・泰日工業大学短期留学生のジェーンさん(情報通信工学科 村岡研究室)とソムオーさん(経営コミュニケーション学科 宮曽根研究室)が、6月9日(木)仙台市立八木山小学校でタイについてプレゼンテーションを行いました。
 また、児童たちとタイのじゃんけん大会を行うなどして交流を深めました。  児童たちは、タイの国旗の意味※などの難しい質問を積極的にしたり、タイ語で「コップンカー(カップ)=ありがとう」とみんなでお礼を言ってくれたりと、大変有意義な交流となりました。

※赤は国家・国民の生命、白は白象に由来し仏教による加護と純粋な信仰心、紺は王室を象徴

<今後の行事のお知らせ>
今年度の泰日工業大学の派遣に興味のある方はぜひいらしてください。
・日時:6月14日(火) 15:00~
・場所:八木山キャンパス1号館3階133教室

<タイフェスティバルのお知らせ>
 2016年6月11日(土)~6月12日(日)に第4回 タイフェスティバル in 仙台 2016(勾当台公園)が行われます。
http://www.thaifestival-sendai.com/

<関連リンク>
 東北工業大学ホームページ
http://www.tohtech.ac.jp/news/2016/06/post_835.html

泰日工業大学(TNI)・サマープログラム参加者募集

お知らせ

マングローブ植林プログラム、タイの日系企業訪問、Home Stay 歴史と文化の学習

 本学と国際交流協定大学であるタイの泰日工業大学(以下TNI)において、ホームステイを伴うサマープログラムが開催されます。タイの歴史や文化および自然を学びながら、TNI学生と交流を深めてみませんか。
 なお、このプログラムには日本の他大学からも多数の学生が参加します。TNIの学生そして日本の他大学の学生とコミュニケーションをはかる絶好の機会でもありますので、奮って応募してください。

[実施期間] 

2016年8月25日(木) 開始(タイ現地集合) 9月5日(月) 終了(現地解散)

[対象]

TNIと国際交流協定を締結している日本の30の大学の学部生、大学院生

[定員]

東北工業大学から2名程度を予定。学内選考あり。
本プログラム全体の定員は、15名から40名程度。

[応募資格]

心身ともに健康であること

[語学能力]

タイ語能力不問(授業は日本語または英語で実施)

[参加費予定]

参加費(宿泊費)は大学が負担します。
交通費は1/2を自己負担とします。
ホテルでの朝食以外のすべての食費・生活費・保険は自己負担です。

[申し込み方法]

別紙の参加申込書に必要事項を記入し教務学生課・長町事務室に提出すること。
ただし、顔写真は、参加決定した場合に準備してもらいます。

[申し込み締切(学内締切)]

2016年6月30日(木)15:00

[学内選考の方法]

参加申込書にもとづく書類選考を行い、本学からの参加者を決定します。
なお、選考結果については、7月上旬に通知します。

*詳細については、教務学生課(022-305-3110)でご確認ください。
*ポスターはこちら(PDF)
*スケジュールはこちら(PDF)
*ガイド・F&Qはこちら(PDF)

 

本学に留学中の泰日工業大学留学生が仙台城南高等学校で生徒たちと交流を深めました

お知らせ

 タイ・泰日工業大学短期留学生のジェーンさん(情報通信工学科 村岡研究室)とソムオーさん(経営コミュニケーション学科 宮曽根研究室)ならびに泰日工業大学教員のナパパットさん(情報通信工学科 角田研究室)が、5月26日(木)仙台城南高等学校で、タイについてプレゼンテーションを行い生徒たちと交流を深めました。
 生徒たちが積極的にタイについて質問を行い、大変有意義な交流となりました。

<関連リンク>
東北工業大学ホームページ
http://www.tohtech.ac.jp/news/2016/06/post_828.html

仙台城南高校ホームページ
http://sendai-johnan.ed.jp/newstopics/oshirase/2016060310363.html

平成28年度泰日工業大学(TNI)大学祭参加学生募集について

お知らせ

【趣旨】

本学では、タイ・泰日工業大学(TNI)と協力し、2年に一度、国際セミナーを開催していますが、今年度は、下記の内容のとおり、7日間、バンコクTNIでセミナーを開催いたしますので、参加希望の学生を広く募集します。今回のプログラムは、泰日工業大学の大学祭に参加してさまざまな発表を行うとともに、周辺の文化施設の見学や泰日工業大学学生との交流を通して、参加者の視野を広げ異文化に対する理解を深めることを目的としています。

【セミナー概要】 

主として、以下の内容等について、泰日工業大学の学生と交流を深めます。
1.自分の研究内容をポスター等で発表など
2.TNI大学祭(8月5日)で行われる各種コンテストやダンスパフォーマンスなどへの出場、
  および日本文化の紹介などを行う。(詳細については事前研修にて決定する。)

<TNIの大学祭の内容(TNIのホームページで確認できます)>
・日本の漫画からとったコスチュームプレイで出場し、審査員に審査してもらうコンテスト
・Webデザインコンテスト
・アニメを作るコンテスト
・ITビジネスコンテスト
・和太鼓や日本のおどり(よさこい)、ダンスパフォーマンスを披露
・和食や和菓子を通して日本文化紹介など

例:[2014年本学の大学祭にて]TNI学生が紹介したこと
   ①タイ語・日本語の組み込みでの翻訳ソフトを作成し紹介
   ②インテリア・エクステリアのデザインをパソコンで紹介
   ③タイダンスを披露
   ④ポスターやステージ上でタイの文化を紹介

動画での様子はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=7WVA88kvFTA

【留学期間】

2016年8月3日(水)から8月9日(火)まで

【開催場所】

泰日工業大学(タイ・バンコク)

【申請資格】

・事前研修会も含め、全プログラムの日程に参加できる本学の学生。
・外国の学生と積極的にコミュニケーションを図りたいと考えている本学の学生。

【募集人数】

数名

【審査方法】

提出された申込書による書類選考により本学からの参加者を選考します。

【プログラム費】

各自負担:公式行事以外の食費や移動費、その他個人支出費用
本学負担:旅費(渡航費)、滞在費、公式行事の参加に必要な経費

【応募方法】

参加申込書を教務学生課に提出

【応募締め切り】

2016年6月13日(月)まで

 

タイの文化を味わってみませんか

お知らせ

経営コミュニケーション学科 准教授 (国際交流委員会) 佐藤飛鳥


 本学と泰日工業大学(以下TNI)は 2年に1度シンポジウムを開催し、教員の研究交流及び学生の異文化交流を行っています。つまり、4年に1度タイでの交流、その2年後に日本での交流(先方が4年に1度来日することになります)を繰り返しており、TNIは本学の協定校の中でも最も活発な交流をしている大学の一つです。今回はTNIにて開催された国際会議に応募し、丸山教授、角田准教授、クック講師、TNIから本学に留学中の研究生ナパパットさんと私が研究発表を行いました。バンディット学長、ラッティコン情報学部学部長、水谷先生をはじめ、TNIの先生方には今回も手厚い歓迎を受けました。
 今回の訪問で先方と協議の上、今年2016年8月5日のTNIの大学祭に学生5名程度と教員が参加することも決まりましたので、学生の皆さんにタイに興味を持ってもらうために、今回のタイの滞在時に体験したことを紹介したいと思います。
 スワンナプーム国際空港に降り立った瞬間、モワッとした熱気に包まれました。仙台空港を早朝に出発し、いつもより肌寒かったところから、急に39℃を越す湿気を含んだ蒸し暑さに放り込まれたわけです。すぐにホテルに向かいましたが、タイは時間帯によって渋滞に巻き込まれますから注意が必要です。また、道路の整備状況が良くないところもあり、スピードを出すたび上下にかなり揺れます。車酔いをしやすい人は前の方に座ることをおすすめします。
 ICBIR*当日は、クーラーが効きすぎている部屋と調子の悪い部屋とで行ったり来たりしながら幅広い分野の研究発表を聞き、質問をして理解を深めました。共通言語は英語ですが、話者によって単語の最後を発音しなかったり、文章のイントネーションの抑揚の波がかなり違ったりして国際学会らしさにあふれていました。そこで食べたランチはそれなりに辛く、またパーティーの料理はなぜかすべての料理が甘い味付けで、暑い気候に合わせて汗をかき、失ったカロリーを補給するための栄養を取った気がしました。香辛料の硬い豆のようなものが入っていることがありますから気をつけましょう。現地の人は食べていませんでしたが、ぱっと見グリーンピースですので噛んでしまいます。
パーティーでは団長の石川副学長(国際交流委員会委員長)が挨拶し、TNIスタッフへの感謝と2校の協定の歴史を紹介して、さらなる関係の深化を約束しました。

*International Conference on Business and Industrial Research

ICBIRオープニング挨拶。
真剣に基調講演に耳を傾けるクック講師。
丸山教授の発表。
発表後の参加証明書授与。
石川副学長(国際交流委員会委員長)のスピーチ。
泰日工業大学エントランスにて記念撮影。

 今回の訪問団と現地の方を紹介します。左から、TNIの学生、愛称アイスさん。彼女は日本語を勉強し始めて2年だそうですが、漢字の勉強もするほど日本語が上達しています。2番目はTNIで教員をしており、博士号取得を目指して現在角田研で研究生をしているナパパットさんです。3番目は共通教育センターのサイモン・クック・ダニエル講師です。Complex Dynamic Systemsを用いた学生の学習モチベーション向上について発表しました。4番目は経営コミュニケーション学科の佐藤飛鳥准教授です。地元企業の支援を目指したProject Based Learningの実践・手法と学生の成長について発表しました。5番目は団長の石川善美副学長です。TNIとの今後の交流を深めるため、協議の中心となりました。6番目は知能エレクトロニクス学科の丸山次人教授です。高齢者が坂道でも安全に歩行できるように開発中のシルバーカートについて、八木山の坂道を使用したビデオも見せながら発表しました。7番目がラッティコン情報学部学部長です。日本の大学院への留学経験があり、非常に流暢な日本語を話されます。前回(2年前)の本学でのシンポジウムにも参加され、今回の交流協議、タイのご案内もお引受けいただき大変お世話になりました。8番目が情報通信工学科の角田裕准教授です。様々な分野で利用が急拡大中のInternet of Thingsのシンプルで安全な社会モデルについて発表しました。9番目、右端が教務学生課の村口美佐さんです。国際交流の担当として、皆さんが安心して海外(短期)留学・研修を出来るようにサポートをしてくれます。また、受け入れ時の窓口担当でもあり、来日前の留学生の所属大学とのやり取り、来日後のアフターケアも行っています。
 このように、本学所属の教員の研究領域も幅広く、国際学会で発表し活躍しています。学生の皆さんにとっても最新の研究を取り入れた講義を聞くことができるということです。


「タイらしさ」の体験 その1 タクシーにて

 ホテルからTNIまではタクシーで行くのですが、日本のタクシーでは絶対にありえない経験をしました。英語の住所であれば自信を持って道がわかりますが、ドライバーはタイ語のみ、標識もタイ語表記で理解できません。ホテルでTNIの住所をタイ語で書いてもらった紙を見せて出発しました。今回の訪問団は6名でしたから2台のタクシーに分かれてTNIに向かい、出勤時間帯は渋滞になることもあり、TNIまでの経路は乗車するたびに異なっていて、先に出発したタクシーのほうが後に着いたりもしました。2日目の朝、昨日とは違う道だな、と漠然と思いながら乗っていると、タクシーは突然左側に幅寄せを始めました。そして 1台のリヤカーに向かってクラクションを数回鳴らしたのです。
 そのリヤカーはさとうきびジュースの屋台でした。お客さんを乗せ、タクシーのメーターを回したまま、我々には何も告げずに自分の買い物をしたのです。ドライバーは全く悪びれる様子もなく、屋台にお金を払って再び車を走らせました。着いた時の金額はそこまで遠回りした感じではありませんでしたから、これがタイのやり方だと考えて細かいことは気にしないことにしましたが、やはり衝撃を受けました。


「タイらしさ」の体験 その2 信仰の深さ
アユタヤのワット・マハータートにある木の根で覆われた仏頭。仏頭より高い位置から写真を撮ってはいけないと注意書きがある。

 大学間の交流ももちろんですが、異文化理解を深めるためには是非市内の寺院(ワット)やアユタヤなどの歴史遺産にも触れて欲しいと思います。ビルマとの壮絶な闘いの結果、仏像の頭部が無残にも破壊され、埋め込まれていた高額な宝石や、貼られていた金箔を溶かすために集められ、体とは引き離されてしまいました。

 タイの方は90%以上が仏教徒とのことで、至る所に寺院があります。仏像に金箔を貼ったり、線香を立てたり、オイルを注いだりと、さまざまな方法で信仰の表現をします。日本でも京都の神社仏閣を観光する人々は多くいますが、タイでは地元の方と思われるタイの方が信仰深くお参りをしに来ているため、どの寺院もかなりの人出です。タイに行く際は暑いですから露出の多い格好で行くと思いますが、寺院では敬意を払うために露出を控えましょう。布の貸出もあります。また、神聖な場所ですから靴を脱がなくてはならない場所が多いです。脱ぎ履きしやすいスニーカーを用意しましょう。また、アユタヤの世界遺産は当時のレンガのままで歩きにくい場所も多いですから、足首をひねらないように気をつけましょう。
 今回は残念なことにワット・ポーの寝釈迦仏の足の裏部分が修復中で見られませんでした。また、船でチャオプラヤ川を渡ってすぐのワット・アルンにも行きましたが、改修工事中で、前回(4年前)訪れた時には塔のかなり上まで登れましたが、今回は途中までしか登ることが出来ませんでした。

ワット・ポーの寝釈迦仏、全長49m。写真に収まりきらないほど大きい。
火が燃え続けるようにオイルを注ぐ人々。生まれた曜日により像が決まっている。手前から月曜日。
ワット・アルンの塔は1体1体違う像が支えている。異国情緒あふれる顔。

「タイらしさ」の体験 その3 船上レストランにて

 前回(4年前)のシンポジウムでTNIにきた時も、毎年実施しているTNIのサマープログラムに参加する学生も、チャオプラヤ川沿いにある船上レストランに連れて来ていただき、時折通る貨物船を眺めながら食事をしました。おそらく次回8月に行く皆さんも連れて行ってもらえるでしょう。先頭の小さな牽引船が驚くほど大きな貨物船を2艘連結で引っ張っている姿には驚きます。今回は前回と違い、痛覚を刺激するほどの辛い料理を口にすることはありませんでした。観光地には多くの屋台が出ていますが、お腹を壊すこともありますから十分注意しましょう。食べ慣れていない日本人の免疫ではクラッシュアイス、生野菜、生フルーツ等は避けたほうが無難です。

チャオプラヤ川沿いにある船上レストランでランチ。
大皿から取り分けて、「いただきます。」

「タイらしさ」の体験 その4 水上マーケットにて

 水上マーケットはカラフルで、おみやげの価格も最高に安いです。アユタヤにもおみやげ屋さんがありますが、観光地価格でかなり高く、同じうちわが水上マーケットでは10バーツ、アユタヤでは50バーツと5倍の価格差でした。ある屋台の店主はド派手な衣装のニューハーフでした。写真を撮り忘れたのが悔やまれます。

安いTシャツは100バーツ(350円)ほど。
Tシャツやお菓子、小さな置物、鞄などゾウモチーフのものがたくさん売られている。
ゾウに草をあげました。左:ナパパットさん、中:角田准教授、
右:TNIラッティコン情報学部学部長
ゾウに乗ることも出来ます。

泰日工業大学との今後の交流について
今後の交流についての協議前に記念品(盧准教授デザインの日本手拭い)の贈呈 (左:TNIバンディット学長、中:TNIラッティコン情報学部学部長)

 今年(2016)8月5日のTNIの大学祭に本学学生(5名程度)・教員も参加させていただくことになりました。日本漫画のコスプレ、ウェブデザインコンテスト、アニメーション作成のコンテスト、和太鼓やよさこいの披露など、タイの学生たちも日本の学生と同様に興味を持っている日本文化の紹介と交流を行う予定です。実はコスプレが趣味の君、ダンスが得意で「魅せたい」と思うあなた、タイに友人が欲しくて日本の良さを紹介したい皆さん、是非応募してください。市内寺院やアユタヤの観光も出来るかもしれません。この他、TNIでは毎年「サマープログラム」を実施し、多くの学生が参加し世界への扉を開いています。こちらへの応募もお待ちしています。2017年、TNIは10周年を迎えます。本学との交流プログラムについても今後協議を重ねながら両校の関係を深め、タイと日本との結びつきを強くしていきます。興味を持った皆さん、世界に飛び出す第一歩をタイから始めてみませんか。 教員が同行し、サポートしますから安心して応募してください。

アメリカ・Juniata Collegeに在学中 本学で学んだ学生からの現地リポートについて

お知らせ

本学の都市マネジメント学科で学び、現在アメリカ・Juniata Collegeに在学中の学生から現地報告がありますのでぜひご覧ください。


堰合 亮(せきあい りょう)

大学:JuniataCollege (Pennsylvania, USA)
期間:2014年8月 – 2016年12月現在滞在
   (2011年4月 – 2014年7月 東北工業大学 都市マネジメント学科3年次まで在学)
専攻:Engineering Marketing

 みなさん、こんにちは。私は堰合亮(せきあいりょう)と申します。現在、学位取得のためにアメリカへ留学をしています。このエッセイには私なりに、留学を通じて感じたことを書きました。将来、東北工業大学から留学を希望している皆様もしくは海外に少しでも興味のある方へ、少しでも参考になれば幸いです。この文章を通じて皆様に1番伝えたいことは、長期短期問わず、海外に出てみてほしいということです。

アメリカの大学生活:私はアメリカにあるJuniata Collegeに在学しています。全寮制の大学であり、ほとんどの学生がキャンパス内に住んでいます。生活の全てがキャンパス内で完結するためほとんどキャンパスの外に出ることはありません。そのような環境のなか、日々勉学に勤しんでいます。アメリカの大学生はよく勉強します。私が日本にいた頃は、短期集中型で、テストの直前に猛勉強をするタイプでした。そのためテストの前日はとても大変だったことを覚えています。アメリカでの生活がどういうものかというと、そのテスト前日に必死になって勉強した夜が、セメスターが終わるまでずっと続くような感じです。また留学生として対等にアメリカ人とディスカッションをし、レポートを書こうとすると準備が重要になります。日々の宿題を消化しつつ、授業の準備をしなければならないので、すごく忙しいような気がします。ただし、平日にたくさん勉強をした分、週末にはたくさん羽をのばします。私が留学する前はアメリカの大学では自分の学びたいことを能動的に学べるものだと考えていました。しかし、クラスの選択においてはある程度は選択の自由がありますが、授業が始まってみると、ほとんど与えられた課題を消化することがアメリカの大学の学びであることが分かりました。そこの点に関しては私の誤算でした。しかし、それでもなお大学の先生との距離が近いこともあるおかげで大学生活はとても充実しています。

専攻:私は現在、 マーケティンングを中心に学問を深めています。私の専攻はEngineering Marketingです。恐らく聞いたことのない専攻だと思います。なぜなら、この専攻は私自身の大学生活を振り返り、それをもとに自分で考えたからです。私なりに将来、求められると思われるスキルを1番効率よく学習するための専攻(プログラム)です。私の現在在学しているJuniata Collegeでは一定の条件を満たせば、自分で専攻を作ることができます。現在、学問はとても細分化しており、アメリカで学生をしていると、見慣れない学問分野をよく見たり耳にしたりします。それくらい各分野の細分化が進み、各分野の最先端ではその分野の最高峰の知識が求められます。私は幅広い学問の知識は持ちつつも、その中で自分の得意とする分野を作ることが大事だと考え自分の専攻を創ることしました。私の例で言えば、EngineeringとMarketingを組み合わせて新しい専攻を作りました。Engineeringと一口にいっても、Engineerはそれぞれがエキスパートであり、スペシャリストでなくてはなりません。専門分野の知識と経験を併せ持つものです。その全ての分野を学ぶことは到底不可能なので、Engineerとして求められる大学で学べると思われる最低限のことを学びつつも、その他にMarketingを学び、素晴らしいテクノロジーや技術を開発し、それを国内外問わず、普及させていくことができるスペシャリストを目指すためにこの専攻にしました。私のいる大学はリベラルアーツカレッジです。そのためたくさんの分野の授業を大学側が提供しています。アドバイザーといわれる先生たちと相談しながら、数ある分野の授業から選択し、自分の専攻を組み立てていきます。

グローバルな人間とは:グローバルな人間とはどのような人のことを言うのでしょうか。数カ国語を操り、様々な国で仕事ができる人でしょうか。私の答えは日本人として、日本のことをきちんと理解し、説明ができる人だと思います。英語や中国語ができるということが必須であるようには感じません。それよりも、日本人として日本のことを誇りに想い、日本の歴史や文化をきちんと理解しそれをもとに自分のアイデンティティーを確立し、海外の人とでもきちんと意見を主張することができることの方が大切だと考えます。

英語:海外に出る際に持っておいた方が良いスキルがあります。それは英語です。私は英語がとても苦手です。高校生の時は英語が1番の苦手科目でした。しかし、現在はその英語を使って、大学の授業に参加し、ついていけるまでになりました。高校生までの私にとっては英語は数学や化学と同じように、ただの一つの科目でしかありませんでした。英語が義務教育に組み込まれ、全員が学ばなければなりません。それが嫌でした。なぜ、英語を学ばなければいけないのか分からなかったからです。今でも苦手ではありますが、苦手意識を少し軽減させてくれる考えを持つことができました。英語を学ぶということは英語を学ぶためのものではなく、英語をツールとして使い、様々なことを行うことだと思います。例えば、英語を学ぶことの利点として海外に出た際に海外の人とコミュニケーションが容易になるということがあります。容易になるということは間違いありませんが、完全に出来るというわけではありません。また、その他の利点として、英語でしかアクセスできない情報にたどり着けるということがあります。ニュースや新聞、あるいはインターネットの世界で使われている日本語の数はごくわずかなものです。もし、英語をうまく使うことができるのであれば、日本語以外の情報にもアクセスすることができます。それは素晴らしいことです。そのような意味でも英語を学ぶ意義は大いにあると考えます。

私が留学に至るまで:私が東北工大学に入学したのは2011年の5月でした。その頃から、海外で勉強をしたいという想いがありましたが、実際にそれを確信したのは大学1年時の終わりに東北工業大学からの交換留学生として、タイにある泰日工業大学に10日間留学させて頂いたことが大きな転機となったと思います。タイへの短期留学が僕の初めての海外経験となりました。そこで得た海外の経験は今に繫がっています。それまで遠い所と感じていた海外がとても身近に感じられるようになりました。海外に関するニュースにも興味を持つようになりました。その後、もう1度タイへ、その後にカンボジア、カナダ、中国、ミャンマー、インド、アメリカと様々な国に行きました。どの国も独自の文化や言語があり、とても興味深かったです。そこで私が1番感じたことは、なるべく早く日本以外の国をみた方が良いということです。意外とは思いますが、日本のことをよく知るためにも、海外に出るということはとても有効だと思います。私のような長期留学ではなくても、2、3日でも良いのでとりあえず、行ってみるということが大事だと思います。日本の大学生はそれが可能だと考えます。長期休暇を利用したり、短期留学に申し込んでみたりすると良いと思います。私は最近、世界中からくる留学生との生活を通じて、世界はとても広く、まだまだ見るべきことはたくさんあるように感じます。

 人生は長いようで短いと思います。やりたいと思えることがあったら、迷わずそれをすることをおすすめします。海外に少しでも興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。東北工業大学の先生や職員の方たちは全力でサポートして下さると思います。もし、私に何か力になれることがあれば連絡を下さい。お待ちしております。ありがとうございました。

本学八木山キャンパスを協定校フランス・Paris val de Seine 建築大学学生らが視察

お知らせ

 本学の協定校である、フランスパリVal de Seine建築大学のボリス・ヴェリアシェフ教授引率のもと、大学院生30名が本学を来訪しました。今回の訪問の目的は、本学校舎が有する免制振装置や耐震構造に関わる視察と学習です。
 本学工学部建築学科 薛教授の案内のもと、八木山キャンパスを見学し、その後ワークショップに参加しました。

(大学見学時の(大学見学時の写真)

 ワークショップでは、東日本大震災3.11に関するテーマで行われ、2014年12月に行われた同名のワークショップの2回目として位置づけています。
 仙台市危機管理室防災都市推進課課長補佐菅原 大助氏による「津波対策について」、東北大学 源栄 正人 教授による「311地震及び津波について」、五十子 幸樹 教授による「建築耐震工学の最先端について」、本学からは新井 信幸 准教授による「復興のその先に向けたコミュニティ・デザインについて」、福屋 粧子 准教授による「復興計画事例について」と題した講演がそれぞれ行われました。
 講演後、質疑討論が活発に行われ、予定時間を大幅に超えて1時間延長し終了しました。

 ワークショップ終了後は、本学食堂でウェルカムパーティを開催し、本学国際委員会メンバーならびに建築学科学生、大学院生を含め多数の本学関係者が参加しました。
 また、将来留学を目指す学生も参加しフランスの学生と積極的に交流をしていました。

※フランスパリVal de Seine建築大学 = ENSAPVS (National Graduated School of Architecture Paris Val de Seine)

泰日工業大学からの学生の受け入れについて

お知らせ

泰日工業大学(TNI)との学術交流協定により、今年も4月19日から6月18日までのおよそ2ヶ月間の日程で情報学部マルチメディア技術学科2年次Ms. Yada Kongniratsaiyakul (ヤダ・コンニラッサイヤクン(愛称ジェン)を情報通信工学科村岡研究室に経営学部日本語経営学科2年Ms. Thunchanok Chusangsook タンチャノック チュウサンスック(愛称 ソムオー)を経営コミュニケーション学科宮曽根研究室に2名を迎えました。