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学長室

学長メッセージ集

No.20リーダーズキャンプと本学のサークル活動 -リーダーズキャンプ学生教職員昼食懇談会(2017.2.6)の開催に際して-

2017.02.06

第48回のリーダーズキャンプ 開催 おめでとうございます。
準備にあたった課外活動連合委員会、ご指導にあたった学生委員会および顧問の皆さま大変ごくろうさまです。

本日のイベントでは、この2月に本学硬式野球部のヘッドコーチに就任された佐々木 信行 さんから本学サークルのリーダーの資質に関する講話があったと聞いております。本学としては、技術指導とともに人間として大切なご指導もお願いしております。野球に限らず、いろいろな教えがいただけるものと期待しているところです。
このような方にご指導をお願いすることになったのは、本学のスローガン、ポリシーに基づいています。

すでにご承知のように、本学の建学の精神と、それを端的に表している「創造から統合へー仙台からの発進ー」のスローガンでは、正課外活動を奨励しています。その活動はここでいう統合力を付加するための活動と位置付けています。
また、本学ではAEGGポリシーを掲げて、入学者の受け入れ、教育、そして卒業の各ポリシーとともに、学生の指導(Guidance;G)、ガイダンス(G)ポリシーの実践のひとつが、この正課外活動です。

Gポリシーに基づく活動が、正課外活動の他にキャリア教育も含まれていますが、これらの活動を通して、みなさんの社会的基礎力が向上すること、仲間とチームワークよく活動して全体的な成果を高めること、それがひいては、社会および人々の役に立つということにつながるということです。

キャリア教育は、本学の学生にあまねく、ひとしく施されていますが、正課外活動については、参加者がまだ二分の1程度という状況にあります。参加者が少ないというのは、いろいろな理由があると思いますが、その障害を取り除いて、できるだけ多くの学生が、正課外活動に参加できることを今後とも期待しています。

「新たにサークルを開設しやすい環境にすること」、「学内でアルバイトできる環境は整備できないか」、「活動経費についてはこれまで以上の援助はできないか」、学長直行便にもいろいろな要求、提案がありますが、このようなリーダーズキャンプで出されたリーダーの皆さんの意見も要望としてまとめれば、実現できるように努力します。
皆さんの知恵も借りながら、皆さんの統合力の能力向上を目指して、環境整備を今後とも進めていきたいと考えています。

平成29年2月6日 東北工業大学 学長 今野 弘