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学長室

学長メッセージ集

No.6皆さんは本学の誇り、活動経費は計画的に支出 ー 学友会代表者の学生に ー

2016.04.28

学友会は、本学の学生ならびに教職員の団結により、会員の親睦を図るとともに、学生の自主的諸活動を援助し、その活動を活性化することを目的としています。

学生の自主的活動としては、学部各学科学生会、課外活動連合委員会、文化会系および体育会系各クラブ、大学祭実行委員会、報道部会、応援団および大学院院生会の各活動があります。この代表者会議では、学友会の運営方針のほか、決算、予算などを審議することとなっており、本日の会議は平成27年度の決算および監査、そして平成28年度の予算の審議をする重要な会議と聞いています。

多くの方から会費を徴収して活動を行う場合、本学友会に限らずきちんとした方針のもとに、全体活動計画を立て、それを実行するための必要経費の予算計画を立案することが基本的で、大切なことであります。そういう意味で本日の会議は重要ということです。

今日のような機会に皆さんに伝えたいことが2つあります。1つ目は、学友会傘下の各機関、たとえば学生会やクラブ活動、大学祭や応援団、報道などですが、このような自主活動に積極的に参加し、活動している諸君は、参加していない学生と比較して大いなるアドバンテージを持っていることになり、それを志した皆さんを本学の誇りに感じているという点です。
これらの活動を通じて皆さんが獲得できる能力、経験は今後の人生において大いに役に立つはずですし、その自信を持っていいと思います。その活動を継続し、自らが人間的に成長することを期待し、できればそのようなつながりを学内的に広げてほしいと願っています。大学はできるかぎりその活動をバックアップしていきます。

もうひとつ、伝えたい事は、本日の会議で議論するお金は、学内の会員からいただいたある意味で公金です。
皆さんの活動には十分ではないでしょうが、公金であるという認識を持って、無駄のないように、計画的に支出するなど、活用していただきたいということです。公金を扱う場合にはその使途、使い道は、会員はもとより、第三者がみても「なるほど無駄がないな」と納得してもらうことが大切なのです。そのような意識をもってお金を使うことが大切だということです。
一般社会では時々耳にすることですが、会計年度の終わり近く、つまり二月や三月ごろになって、お金を使い始めるということは一般的には、その組織のために計画的に資金を活用しているとは言えないことが多いようです。そのようなことがないように、きちんとしてほしいということです。

 

2016年4月28日 学友会代表者会議 開催にあたり