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宮城 光信 前学長

学長通信

No.7

学長対談
~タイ・泰日工業大学(TNI)のサマープログラムに参加して~

2013.09.20

♦日 時:2013.9.12(木) 10:30~
♦場 所:本学八木山キャンパス 1号館4階 学長室
♦対談者:宮城 光信 学長
工学研究科 博士(前期)課程 土木工学専攻 1年 皆川 尚輝さん
工学部 建設システム工学科4年 平田 高司さん
今野 弘 副学長(陪席)

♦対談内容
皆川 尚輝さんと平田 高司さんが、泰日工業大学(以下、TNI)のサマープログラム(2013年8月22日 〜 9月2日; 12日間)に参加した報告をもとに、学長との対談が行われました。

◯学長:他大学の学生とは、お友だちになりましたか。
・皆川、平田:はい。北は室蘭工業大学、南は高知工科大学の学生、全部で38名が参加していましたが、ほとんどの学生と友だちになることができました。フェイスブックやソーシャルネットワークを通じて、今でも交流をしています。

◯学長:去年に引き続き今年も参加した理由は何ですか。今年は、いかがでしたか。
・平田:去年は期間が4日間と短かったこともあり、タイの街並みや食べ物にも慣れなかったため、今年(今後は)は行くことはないだろうと思っていました。でも、夏休みに時間が取れたことと、今年は去年と違って他大学の学生も多数参加することを知り、参加を決めました。今年の滞在期間は12日間あったので、去年よりも慣れご飯も美味しく感じられるようになり、タイが大好きになりました。
・皆川:僕も平田くんと同じような気持ちで参加しましたが、他大学の学生と交流できるということが一番の理由です。

◯学長:8/23(金)の“日本の友好と歴史の講義”は英語ですか。
・平田:はい、全て英語だったので難しかったです。その前にも、全員、英語で自己紹介をしました。
・学長:そうですか、全て英語の講義を受けるのは大変でしたね。

◯学長:ホームステイはいかがでしたか。
・皆川:ホームステイ先の家族構成は、お父さん、お母さん、お姉さん、弟2人でした。お姉さんが、“日本語を勉強しているので日本語で話してほしい”と言われたので、主に日本語でコミュニケーションをとっていました。
・平田:僕は、TNIの先生のご自宅にお世話になりました。先生と奥様は日本語を話せなかったので、ずっと英語で会話をしていました。でも、一緒にホームステイをした他大学の学生は、英語ができたのでかなり助けられました。

◯学長:ホームステイ先の食事はいかがでしたか。
・皆川:タイでは、文化的に食事は外で食べる習慣があるため、ほとんど外食でした。外食で一番美味しかったのは、グリーンカレーやプーパッポンカリー(カニカレー)というカレーです。屋台やレストランで食べました。
・学長:朝ごはんも、外ですか。
・皆川:普段は、朝ごはんを食べないようですが、その時は僕たちが来たということで家で作ってくれました。

…屋台や果物などについて、歓談

◯学長:8/26(月)の講義で、タイ語を勉強したようですが、タイ語はいかがでしたか。
・平田、皆川:挨拶程度ですが、日本語もできるTNIの先生に教えていただきました。

…タイ語の挨拶をジェスチャーも交え、学長に紹介

◯学長:(資料を見て)“バディによるTNIフレンドシッププログラム”とは、何ですか。
・平田:仲良くなった学生との自由時間です。ただ、TNIで日本語を選考している学生は、日本人と日本語で1時間会話をするという必修プログラムがあるため、僕とTNIの学生3名で1グループになって1時間会話をして過ごしました。彼らは、凄く日本語が上手で、驚きました。

◯学長:8/27(火)に見学した博物館には、何がありましたか。
・皆川、平田:タイの動物や暮らし、歴史などについての紹介でした。

◯学長:8/28(水)のホンダオートモービル訪問は、いかがでしたか。
・平田:車を製造する過程から、試乗までを見学してきました。
・学長:従業員の男性と女性の割合はどのくらいですか。
・平田:9割が男性ですが、タイ人の女性は注意力に優れているらしく、男性が力仕事をし、最終的な確認や管理は女性がしていました。工場長は日本の方で、その方に案内していただきました。

◯学長:アユタヤでは、どのようなことをしたのですか。
・平田:障害者の方々に、機織りや美術系などの様々な技術を教え、社会復帰できるように支援をしている施設を見学に行きました。

◯学長:“マングローブ植林プログラム”とは、何ですか。
・平田:海にマングローブを植林している場所があり、一人10本くらいの苗を植える体験をしました。とても楽しかったです。

◯学長:水上コテージでのシーフードランチはいかがでしたか。
・皆川、平田:あさりやエビ、焼き魚、魚のフライなどの料理が出て、塩、もしくは辛いソースを付けて食べました。魚は、本当に美味しかったです。

◯学長:8/30(金)からの2回目のホームステイ先は、いかがでしたか。
・皆川:僕は、1回目のホームステイ先と同じところでした。
・平田:僕は、日本に住んでいた経験のあるご家族の家でお世話になりました。現在は、タイで日本料理の居酒屋を経営しいるご家族で、日本が大好きなようです。

◯学長:最終日の9/2(月)に行った、ワットタカムの小学生との交流はいかがでしたか。
・平田:初めに、小学生たちがタイの伝統的な踊りを披露してくれ、次に僕たちが日本から持っていった、竹とんぼや折り紙などで一緒に遊びました。小学生はまだ英語が分からないため、ジェスチャーだけで折り紙を教えることが難しかったのですが、最終的には紙飛行機を作って飛ばし、楽しく遊ぶことができました。
・学長:それは良いですね!海外の学生が日本に来た場合も、小学校を訪問するというプログラムがあったら、良いかもしれませんね。
・皆川、平田:はい、良いと思います!

◯学長:修了式は、いかがでしたか。
・平田:一人ひとり名前を呼ばれ、TNIの学長から英語の修了証書を手渡されました。その際に、学長から日本語で、“いかがでしたか。”と声をかけていただき、“楽しかったです!”と答えました。その後は、ビュッフェ形式のパーティーが行われ、仲良くなった学生たちと写真を撮ったり話をしたりして、別れを惜しみました。

◯学長:今回のプログラムは、後輩に勧めたいと思いますか。
・平田:はい、思います。報告会などをもっと開催するようにした方が良いと思います。
・副学長:そうですね。報告会開催には、賛成です。これまでは、各国に派遣した学生の報告会を、その都度開催していたため人数があまり集まりませんでした。そこで、今年からは、前年度に行った全プログラムの報告会をまとめて開催することにしました。
・学長:よろしくお願いします。

◯学長:今回のプログラムは大変だったと思いますが、良い勉強になりましたね。
・平田:はい。TNIの学生は、自分の将来の夢をはっきり答えられる学生が多く、そういう意味でも本当に刺激になりました。
・副学長:他大学学生との同年代交流も大事ですよね。
・学長:そうですね。今日は、本当にありがとうございました。
・皆川、平田:ありがとうございました。

学長メッセージバックナンバー

東北工業大学 学長 今野 弘

メッセージ集

No.51:
令和2年度 新入生へのメッセージ(2020.04.03)
No.50:
令和元年度 卒業生・修了生へのメッセージ(2020.03.18)
No.49:
令和元年の東北SDGs研究と円卓会議について(2019.12.06)
No.48:
誇れる今回の総合定期戦(2019.09.05)
No.47:
入学式 式辞(要旨)(2019.04.09)
No.45:
本学の支援センターに期待していること(2019.02.22)
No.44:
本学のCOC事業の5年間の総括にあたって(2019.02.18)
No.43:
連携協定の締結および本学教員の研究成果 -「仙台日赤病院」、「登米市」との連携協定締結時の感想 (2018.12.14)
No.42:
今回 札幌で感じたこと  - 北海道科学大学総合定期戦(2018.09.03)
No.41:
本学の各県での父母懇談会  -今年も盛会 そして今後に向けて(2018.06.20)
No.40:
本学の特徴のひとつ:多様な学生を育てる教育環境-本学のアピールしたいこと(2018.05.20)
No.39:
平成30年度入学式 式辞(2018.04.04)
No.38:
学位授与式 式辞(2018.03.20)
No.46:
学位授与式 式辞(要旨)(2018.03.20)
No.37:
退職される先生方へのひとことお礼-「2017年度退職教員を送る会」にて(2018.03.09)
No.36:
卒業生がお世話になっている企業の方々に-本学主催の合同企業説明会において(2018.03.05)
No.35:
平成29年度仙台城南高校の卒業生に-卒業式のお祝いのことば(2018.03.01)
No.34:
うれしい全学部、全学科、全学年にわたる表彰者-課外活動優秀者表彰(2018.02.15)
No.33:
芝浦工業大学との連携に関する協定書締結署名式にて(2017.12.07)
No.32:
同窓会総会時 卒業生に向けて(2017.10.21)
No.31:
大学祭時の父母の方々へ(2017.10.14)
No.30:
宮城県白石工業高校との高大研究授業の開講式-研究授業の目的(2017.10.03)
No.29:
北海道科学大学との総合定期戦開会式に臨んで(2017.08.29)
No.28:
本学野球部の創部50周年に寄せて(2017.08.11)
No.27:
虫明康人先生のIEEEマイルストーン*の受賞を記念して(2017.08.09)
No.26:
玄奘大学からの短期留学生の修了式にて(2017.07.11)
No.25:
今年度の父母懇談会を終了して(2017.06.26)
No.24:
平成29年度入学式 式辞(2017.04.03)
No.23:
学位授与式 式辞(2017.03.22)
No.22:
就職先を見つけること、そしてそこで精一杯努力することの大切さ - 合同企業説明会における進路指導集会(2017.3.2)での学生へのメッセージー(2017.03.02)
No.21:
ラオスの高校生、大学生の皆さんへ -JICE JENESYS2016で本学を訪問(2017.2.9)された皆さんへ-(2017.02.09)
No.20:
リーダーズキャンプと本学のサークル活動 -リーダーズキャンプ学生教職員昼食懇談会(2017.2.6)の開催に際して-(2017.02.06)
No.19:
将来の仕事、職業選び - 就業体験(現業実習やインターンシップなど)のススメ(2017.01.31)
No.17:
仙台市教育委員会との連携協力の意義 -覚書締結式(2017年1月19日仙台市役所)において-(2017.01.19)
No.17:
大学院へのススメ - 進路の一つとして、一度考えてみてください ー(2016.11.09)
No.16:
第41回工大祭の開催に向けて - 工大祭を企画し、準備し、参加するすべての皆さんへ ー(2016.10.11)
No.15:
式 辞 - 平成28年度9月 学位授与式(30/Sep/2016)で卒業生に ー(2016.09.30)
No.14:
秋田県との協定締結の喜びと抱負- 秋田県Aターン促進協定締結式(28/Sep/2016:秋田県庁)において ー(2016.09.28)
No.13:
誇りと自信を持ち、そして責任も自覚して行動 - 表彰式(23/Sep/2016)において成績優秀者に対して ー(2016.09.23)
No.12:
国際交流のススメ - 本学における、特に学生の国際交流の環境 ー(2016.09.21)
No.11:
北海道科学大学との交流 - 8月23,24日の総合定期戦を終えて ー(2016.08.25)
No.10:
温故知新 ここで次の歩み、本学のルーツを繙いてください - 「史料センター」オープニングセレモニーに参列された方に ー(2016.07.20)
No.9:
社会貢献できる学生、大学院生を育てる自信とそのことに誇りを持つ大学 ー 大学説明会に出席された高校教員に ー(2016.06.17)
No.8:
利便性の高まった一番町ロビー - リニューアルオープンセレモニーの出席者に(2016.05.16)
No.7:
クラブ活動を通した人間教育に対するご協力のお願い ー クラブ指導者の方へ ー(2016.04.29)
No.6:
皆さんは本学の誇り、活動経費は計画的に支出 ー 学友会代表者の学生に ー(2016.04.28)
No.5:
各委員は大学全体の視点での審議、提案の協力を ー 教授会メンバーに ー(2016.04.15)
No.4:
各部局を統括するとともに、大学全体の視点で考えてください ー 代議員会メンバーに対して ー(2016.04.14)
No.3:
高校時代を仙台城南高校で過ごすことの意義 ー 仙台城南高校の新入生に ー(2016.04.08)
No.2:
本学の教員になる際に考えてほしいこと ー 新任教員の方に ー(2016.04.04)
No.1:
平成28年度入学式式辞 ー 新入生の皆さまへ ー(2016.04.04)

宮城 光信 前学長

学長通信
バックナンバー

No.37:
平成27年度学位授与式式辞(2016.03.18)
No.36:
学長通信を終えるにあたって(2016.02.19)
No.35:
本当に分かるということ(2016.01.20)
No.34:
小さな発見(2015.12.18)
No.33:
研究を推進させる力(2015.11.19)
No.32:
Remember the past, live the present and trust the future(過去を思い起こし、現在を生き、未来を信頼せよ)(2015.10.16)
No.31:
未来を信じて(2015.09.18)
No.30:
あなたは何に視点を置くのか(2015.08.19)
No.29:
「荒れ野の40年―ヴァイツゼッカー大統領の演説」に学ぶ(2015.07.17)
No.28:
学校教育と社会(2015.06.23)
No.27:
入院して学んだこと(2015.05.20)
No.26:
平成27年度 入学式 式辞(2015.04.03)
No.25:
平成26年度 学位記授与式 式辞(2015.03.20)
No.24:
見ても、見えていないこと。聞こえても、聞いていないこと。(2015.02.05)
No.23:
東北工業大学が目指すもの(2015.01.07)
No.22:
靴ひもと靴べら(2014.12.08)
No.21:
技術者の役割と市民のためのデザイン(2014.11.20)
No.20:
学ぶことの意味と楽しさ(2014.10.21)
No.19:
現場主義の技術者の任務(2014.09.25)
No.18:
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No.17:
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No.16:
~第5回国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト(ICAN’14) 世界大会出場決定の学生に聞く~ (2014.06.20)
No.15:
最近、納得したこと ――『健全な精神は健全な肉体に宿る?』―― (2014.05.22)
No.14:
学長インタビュー(2014.04.18)
No.13:
2014年度入学式式辞(2014.04.03)
No.12:
平成25年度 学位記授与式 式辞(2014.03.20)
No.11:
隠れキリシタン(2014.02.27)
No.10:
学長職 3/4に向かって(2014.01.14)
No.9:
Government of the People, by the People, for the People(2013.12.17)
No.8:
本学創立50周年を間近にして思う事(2013.10.21)
No.7:
学長対談 ~タイ・泰日工業大学(TNI)のサマープログラムに参加して~(2013.09.20)
No.6:
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No.5:
「東北の産業界で指導的役割担う人材を育成」 (仙台経済界※2013年7月-8月号のインタビューより転載)(2013.07.19)
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学長対談 ~ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科学生の デザインパテントコンテスト入賞のいきさつについて~(2013.06.20)
No.3:
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レストランにて(2013.5.1)(2013.05.01)
No.1:
2013年度入学式式辞(2013.4.3)(2013.04.03)