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協定校、中国・同済大学の学生からの募金について

お知らせ

2012年2月15日から29日まで本学で開催された「東日本大震災から学ぶ安全安心なまちづくり国際ワークショップ」に、中国・同済大学から15名の短期留学生が参加しました。
仙台市役所や宮城県庁を訪れ震災復興についての話を聞き、仙台空港では3メートルの津波で空港周辺の建物が一掃された様子を視察しました。また、松島瑞巌寺では、住職から避難所として活動した体験談をうかがい、本殿の修復の様子を見学しました。
参加した留学生のリーダー练琼(LIAN QIONG)さんは、レポートの中で以下のようなエールを書いてくれました。
「仙台の町のあちこちで、『東北、がんばろう!』『私たちは負けない!』といったスローガンが見られる。人々の頑張っている姿に驚きを感じた。仙台は空気は澄み、食材も新鮮でおいしい。放射能も健康に影響が及ばない程度ということで安心して勉強できる。」
この他、王冠(WANG GUAN)さんや韩梦璇(HAN MENGXUAN)さんなど多くの留学生が「東北、頑張ろう!日本、頑張ろう!」とレポートに書いてくれました。
さらにもう一人の留学生、曲光辉(QU GUANGHUI)さんは、帰国後、同済大学の同級生に募金を呼びかけ、東日本大震災の復興のために寄付をしてくれました。本学から同済大学へ短期留学したグループのリーダー工学研究科建築学専攻1年(派遣時)神谷 宗一郎さんが、代表でこれを受け取りました。曲さんからの手紙はこちらです。

東北工業大学の皆さんへ

2011年3月11日に東日本大震災が発生し、多くの尊い命が失われ、東北地域では甚大の被害があった。震災のニュースを見て、心が痛んだ。 なにができるかを考えて、クラスメート40名と一緒に募金をした。
今年の2月には、安全安心なまちづくりの国際ワークショップに参加して、震災復興の現状を見てきた。 一日も早く、安心して暮らせる日が来るようにお祈りする。

同済大学外国語学部日本語学科
三年生 曲光輝(キョクコウキ)
2012.07.10