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研究室・教員紹介

ライフデザイン学部 生活デザイン学科

岸本 誠司 研究室

東北の民俗文化と持続可能な地域づくり

人口減少とグローバル化が同時進行する現在、私たちはどのように持続可能な社会をつくっていくことができるでしょうか。東北各地の民俗文化を手がかりに、これからの社会に必要なあたらしい価値とつながりについて考えます。

岸本 誠司

教授(学科長)

岸本 誠司

KISHIMOTO Seiji

教員からのメッセージ

民俗学は、人々の日常の暮らしを支える技術・知恵・心意・人と人との関係などをフィールドワークを通じて研究する学問です。東北地方の各地では地域の自然や風土に根ざした多様な暮らしが営まれてきました。フィールドワークを通して、歴史的にデザインされた地域のリアルな暮らしにふれ、発見と感動の体験を重ねましょう。

学位

修士(文化学) 近畿大学1996年

略歴

1971年生まれ、兵庫県出身

2001年-2005年 近畿大学 民俗学研究所 研究員
2005年-2012年 東北芸術工科大学 専任講師
2012年-2014年 国立民族学博物館 外来研究員
2012年-現在 特定非営利活動法人パートナーシップオフィス 理事
2015年-2021年 鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 主任研究員
2021年-現在 東北工業大学 ライフデザイン学部 生活デザイン学科 教授

研究分野

環境民俗学、生業論、ジオパークと地域づくり

担当科目

地域環境文化論

著書

  • 野本寛一編『食の民俗事典』(柊風社,2011)[分担執筆]
  • 『近江日野の歴史』第6巻「民俗編」(滋賀県日野町,2008)[共著]
  • 柳田国男研究会編『柳田国男・民俗誌の宇宙』(岩田書院,2005)[共著]
  • 水野章二編『中世村落の景観と環境 : 山門領近江国木津荘』(思文閣出版,2004)[共著]

など

論文

  • 「河口・離島・流れ山 : 秋田・山形県境の地形と北前船寄港地」(『地図中心』20-22 2020.4)
  • 「環境民俗学からみた樹木 : 飛島の人と森のつきあいをめぐって」(『グリーン・エージ』43(7) 2016.7)
  • 「新潟県粟島における在来農業とマメ類­焼畑・定畑・牧畑の周辺」(『東北芸術工科大学東北文化研究センター研究紀要』11 2012.3)
  • 「図書館・博物館・研究機関による地域資料デジタルアーカイブスの現状と課題」(『山形民俗』25 2012.2)
  • 「アズキとササゲ 日本人が好む赤色作物」(『ビオストーリー』9 生き物文化誌学会 2008. 3)
  • 論文「戦前期のレンゲ栽培からみた近江の農耕環境と施肥慣行」(『民俗文化』19 近畿大学民俗学研究所 2007.3)

など

学会発表

「自然環境の保全と地域の内発的発展」

第29回環境地質学シンポジウム「仙台・宮城の自然環境の成り立ちとその管理方法」, 第四紀学会,2019.12

「ジオツーリズムの多面的役割」

シンポジウム「ジオパークは観光地理学の研究対象となるのか? ―研究と地域の狭間でなすべきこと―」,日本地理学会2019年秋季学術大会,2019.9

「レジデント型研究と民俗学—鳥海山・飛島ジオパークの活動を例として」

第14回人類学関連学会協議会合同シンポジウム「社会と対話・共働する人類学:その可能性と役割」,2019.6

「民俗学における地域実践の可能性」

日本民俗学会第65回年会, 2013.10

「日本的稲作の展開 滋賀県の事例から」

第10回国際アジア民俗学会国際シンポジウム, 2008.10

など

受賞

海ごみゼロアワード2020「日本財団賞」

対象:「クリーンツーリズム」,受賞者:NPO法人パートナーシップオフィス,2020.8

第18回日本水大賞・国土交通大臣賞

対象:「美しい山形の海を取り戻すための地域連携活動」, 受賞者:NPO法人パートナーシップオフィス, 2018.6

社会活動

  • 鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会外部研究員
  • 特定非営利活動法人パートナーシップオフィス理事
  • 酒田市文化財保護審議会委員

など

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