東北工業大学

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経営コミュニケーション学科 | 研究室・教員紹介
経営コミュニケーション学科 | 研究室・教員紹介

経営コミュニケーション学科

研究室・教員紹介

ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科/経営コース

佐藤飛鳥研究室

人的資源管理論:リテンション・マネジメント

全く別の研究を両方大切に行っています。1つは大学時代から継続しているアメリカ労働経済学であり、2020年はリテンション・マネジメントがテーマです(科研費最終年度)。日本においても教育費をかけて育成してきた優秀な人財がライバル企業に移籍したり、若年労働者の定着率が低いことへの対策が必要な時代です。特に中小事業者は人材育成と自社の将来展望に不安があります。転職の多いアメリカで、いかに従業員のモチベーションを上げ、自社に誇りと愛着を持って定着してもらうかがリテンション施策であり、そのマネジメント手法を日本に援用します。

学生と地域中小事業者との
マーケティングプロジェクト

若年世代のニーズを取り入れ、これからの時代に「売れる」商品開発を地域の中小事業者とともに行っています。ゼミの学生は必修講義で学んだ理論を、実践を通して深く学び、商品化のプロセスを体験します。地元素材を使って伝統製法で良いモノづくりを継続してきたのに、近頃何故か売上が落ち込んでいる、販路開拓のためにB2Cにも挑戦したい、などの要望に合わせて新商品開発を行っています。協働により参加者全体のwin-winを目指しています。詳しくは「マーケティングサポート研究所Website」で!

学位

博士(経済学) 金沢大学2006年

略歴

2008年4月 - 2011年3月 東北工業大学 ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科 講師
2011年4月 - 現在 東北工業大学 ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科 准教授

研究分野

アメリカ労働市場論、労働経済学、人的資源管理論、マーケティング論

担当科目

  • クリティカルシンキング
  • マーケティング論
  • 人的資源管理論
  • ビジネスロールプレイング
  • チャレンジアブロードプログラム

研究室所属学生の卒業研修(論文/設計/制作)

  • 小規模店舗における子供向けプロモーション
  • メンターによる若年労働者の内発的モチベーション向上
  • 神社と地縁コミュニティによる地域づくりの促進 -榴岡天満宮 みんなの市を事例として-

教員からのメッセージ

私は人的資源管理論(経済学の範囲)とマーケティング論(経営学の範囲)とかなり違う分野のことを2本柱で研究していますが、どちらも人の幸せを願い、問い続ける学問という共通項があります。どう働き生活の糧を得て自己実現を達成するか、従業員のモチベーションを高め、どう活かせば組織を発展させ、社会にベネフィットをもたらせるのか。顧客ニーズを活かす製品やサービスづくりと周知法、全ては「一人ひとりの個性ある私」の集合体である「社会」の幸福を追い求めているのです。

著書

『価値創発(EVP)時代の人的資源管理 Industry4.0の新しい働き方・働かせ方』

第10章「ライフデザインと自律的キャリア開発」担当 (2018年11月)ミネルヴァ書房

大学生用人的資源管理論テキストです。失われた30年の発端から進んだ雇用劣化の中で、内需経済中心の経済が振るわず、労働生産性が低下した中、世界の知識集約型資本主義で新たな価値を発見し、人材が競争力を生み出すため、それに適応した「人の管理」の必要があると述べました。担当章では社会人になる若者が自らのキャリアに向き合い、キャリアを切り開き、ワーク・ライフ・バランスを充実させる準備のための基礎知識を提供しました。アメリカの事例から、雇用されうる能力(エンプロイアビリティ)や、キャリアアップを目指す転職者(キャリアビルダー)、就労先に頼らない自律的なキャリア開発などを解説し、バウンダリレスキャリア開発(職務、部門、役職、組織、産業、国家の枠を超えて展開する境界のないキャリア開発)の時代到来とその準備を促しました。

『経営労務事典』

3章3節「パートタイマーの基幹化」共著(2011年6月)晃洋書房

研究者向け・学習者向けの「読む事典」として経営労務(「働き方」と「働かせ方」)の「これまで」と「いま」を論じ、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を求めて、これからを考え、展望することを目指した事典です。本書はそれぞれの時代を象徴するキーワードを12領域に分類し、社会的・時代的文脈の中に落とし込んで概説しています。戦後から現代までの日本経済・産業・企業・経営の歩みを読み解き、その中で企業は人びとをどのような思想と原理で働かせてきたのか、今後どのような働かせ方が必要なのかを考察しています。執筆部分は3章「雇用と採用、そして退職のこれまでといま」のうち、パートタイマーの基幹化です。パートタイマーの特徴を述べた上で、量的・質的な「基幹化」と雇用の不安定性、パートと正社員との均等待遇の未整備状況に触れました。

『明日を生きる人的資源管理入門』

第10章「あなたがフリーターになったら…」担当(2009年10月)ミネルヴァ書房

大学生用人的資源管理論テキストです。フリーター問題を定義、統計、定性面から分析しました。統計上、35歳以上のパート・アルバイトは「フリーター」ではなく、むしろ家庭責任が増えているのに収入が低く据え置かれ、数としては現れない(年長フリーター)問題があります。大学生には今からキャリアデザインをすることで「モラトリアム型フリーター」にならないよう啓発しました。一方で、景気状況によりフリーターにならざるを得ないケースもあります。企業も労務費削減のために積極的に非正規雇用労働者を戦略的に利用してきた経緯があり、フリーターへの偏見を解消していくこと、ワークシェアリングも進め、生活が労働に偏っている労働者との調整を図らなければなりません。人が働くとき、多くの人々の労働を寄せ合っています。誰しもが誰かの労働を支えている事を忘れないでください。

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