ライフデザイン学部 産業デザイン学科
坂川 侑希 研究室
日常に見出だす、地域に描く、デザインの可能性
「デザイン」という創造的な営みによって、解決すべき、表現すべき「問い」は、私たちの日常に、地域に数えきれないほどあります。本研究室では、地域が持つ特性にフォーカスする「ローカルデザイン」と、デザインのバトンを未来へ繋げる「デザイン教育」を軸に、異分野の人々と手を取り合い、生活の一部になるような生きたモノ・コトの創出にチャレンジすることで、デザインの新たな可能性を描いていきます。
講師
坂川 侑希
SAKAGAWA Yuki
学位
修士(デザイン学) 札幌市立大学2016年3月
略歴
2019年4月-2021年2月 | 東北工業大学 ライフデザイン学部 産業デザイン学科(2020年4月名称変更)非常勤講師 |
---|---|
2021年4月-現在 | 東北工業大学 ライフデザイン学部 産業デザイン学科 講師 |
研究分野
デザイン方法論/デザイン教育/ローカルデザイン/情報デザイン
担当科目
- アイデア基礎および同演習Ⅰ・Ⅱ
- デザイン計画および同実習B・C
- エキスパートデザイン計画および同実習A・B
- インタラクションデザイン論
- 情報デザイン論
- デザイン論Ⅰ・Ⅱ
研究室所属学生の卒業研修(論文/設計/制作)
- 古着のディティールが伝わるディスプレイの提案
- グループワークを円滑に進めるためのアイスブレイクのデザイン
- デザイン初学者に向けたデザインを伝えるための実践
- 卒業制作への意欲を高めるVRchatでの体験
- 参加型ヘルスケアアートによる高齢者の認知機能向上に関する研究
- 日本食の塩分をモチーフにしたカードゲーム
- コミュニティに愛着が湧くキャラクター制作
- 保護猫を好きになってもらうワークショップ
- ギリシア神話から学ぶボディビルポーズ解剖図鑑
- 香りをフックとしたアロマサロンのリブランディング
- 津軽弁を使いたくなる教科書の制作
論文
『コトのデザイン』の分析と可視化の試み
本研究では、コトのデザイン活動の実践について報告されている研究論文を対象に分析と情報の可視化を試みました。分析のため、コトのデザイン活動の成果をプロダクト(成果物)と位置づけ、プロダクトは4種類の要素と2種類のツールという概念によって整理可能であると仮定しました。結果、対象となった9つのデザイン活動とプロダクトを要素とツールによって整理することができたと考えます。
受賞
第69回日本デザイン学会春季研究発表大会グッドプレゼンテーション賞
8C-03 「遊びのデザイン」の教育実践と考察
第69回春期研究発表大会グッドプレゼンテーション賞報告
学会・研究活動
日本デザイン学会
2014年5月-2021年3月 学生会員
2021年4月-現在 正会員
2023年4月-現在 第1支部 幹事・副支部長
2024年1月-現在 代議員
2024年4月-現在 理事
2014年7月 第61回日本デザイン学会春季研究発表大会オーガナイズドセッション「演習課題から探る“しあわせ”のデザイン」パネリスト
日本教育工学会
2022年11月-現在 正会員