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坂川 侑希 研究室:坂川 侑希 講師 × 佐藤 慶悟

ライフデザイン学部 産業デザイン学科 坂川 侑希 研究室
※教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです

LAB TALK:坂川 侑希 講師 × 佐藤 慶悟 さん

人の心を動かすデザインの力を知り地元農産物の魅力をより多くの人に伝えるパ ッケージ制作を。

佐藤さん坂川先生が着任したての年に「情報デザイン論」を受講したんですが、同級生とうるさくしていたら叱られてしまいました…。
坂川先生そうだっけ? 記憶に無いなぁ。
佐藤さん歳があまり離れていない若い先生だから、なんとなく親近感を持っていたので、こんな怖い面もあるのだと驚きました。
坂川先生そりゃあ、講義を受け持つ責任者として、しっかり引き締めなければいけないのは当然でしょ。それから敬遠したりはしなかったの?
佐藤さん「インタラクションデザイン論」の講義もとっていたのですが、授業の内容がとても面白くて、他の講義も受けたいと思ったんです。
坂川先生そうなんだ。佐藤さんは、いつも後ろの席で静かに授業を聞いているタイプだったので、自分の学生時代を重ねてシンパシーを感じていました。
佐藤さん…先生と似ていますか? 結局、先生の担当科目をほとんど受講していて、もっとデザインの話をお聞きしたくて研究室に入ろうと志望しました。
坂川先生以前からデザインの分野には興味あったの?
佐藤さん子どもの頃は絵を描くのが好きだったので、アートの方面に進めればと思っていたのですが、城南高校で啓発ポスターなどの公募で受賞するようになって、デザインの分野にも興味が高まってこの大学への進学を決めました。
坂川先生この研究室を選んだのはどうして?
佐藤さん先生が授業の中で、「デザインにおける共感の重要性」について語ったのを聞いて、あっ!同じ考え方をしている人がいるんだと感動したんです。
坂川先生おお、やっぱり似た者同士! 佐藤さんは、アルバイト先のデザイン会社で、トマトのパッケージデザインを手がけているんだよね。
佐藤さんはい、卒業制作の「宮城県の地産地消の拡張を目指したパッケージデザイン」の課題として、消費者にアピールする商品ラベルのリデザインを行っています。
坂川先生まさに地域生産者の声に耳を傾ける取り組みだね。
佐藤さん金曜のゼミでは、自分の喉元で引っかかってなかなか出てこない発想やアイデアを取り出してもらえるような的確なアドバイスをもらえるので、研究室に来るのが楽しみになっています。先生は学生と同じか、それ以上の熱量で思いを返してくれるのがうれしいです。 
坂川先生同じ学科の先生たちと、デザインについてディスカッションするのが好きなんだよね!今度、私ととことん語り尽くしてみる?
佐藤さんいいですけど…白熱して終わらなさそう…。

人への想いが、デザインの可能性を拡げる

人への想いが、デザインの可能性を拡げる

坂川 侑希 研究室

本研究室では、人々の生活の一部になるような生きたモノ・コトの創出にチャレンジしています。そのために、認知科学を始めとする様々な学問分野の知見を応用したり、異分野の人々や地域の人々と共創したりすることで、デザインのプロセスを広い視野で捉えることを重視しています。

坂川 侑希 研究室

坂川 侑希 講師

学  位:修士(デザイン学)
研究分野:デザインプロセス/デザイン教育/情報デザイン/教育工学/地域連携/共創
研究室・教員紹介ページ

坂川 侑希 講師

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