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環境応用化学課程 | 研究室・教員紹介
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研究室・教員紹介

工学部 環境応用化学課程

分析化学・生体計測研究室

酸化・還元(レドックス)反応は重要な生体情報
-光・電子スピンによる生体情報の計測および解析-

生体で起こるフリーラジカル反応や酸化・還元(レドックス)反応は、生体情報の1つであるレドックスバランスを観る・測るうえで重要です。例えば、さまざまな刺激に生体が応答してレドックスバランスが乱れると、酸化ストレス・還元ストレス・カルボニルストレスなどに変化します。このような化学的ストレスのバイオマーカーには反応性の高い活性分子種や蛍光性を有する生体物質が注目されています。ただし,反応性の高い酸素ラジカルは疾病の原因になる一方で、生命活動を維持するために必要です。何事もバランスが大切です。

教員からのメッセージ

2020年4月に工学部 環境応用化学科(現・ 環境応用化学課程)に異動いたしました。学生時代は学業のみならず部活やボランティア,就職活動,アルバイト,など,やりたいことや関心があることにチャレンジできる唯一の時間です。いろんな経緯で本学に入学した学生が集まるのですから,同じ学科や課程の仲間どおしても目標や興味が異なるのは当たり前。毎年,3年生への研究室紹介では「自主自立」を目指した研究室,と伝えています。誰の力もかりずに独りでやり遂げる,という解釈ではなく,自らの成長につなげるために主体的な選択ができる,という考え方です。また,社会人になって,一致団結して仲間と取り組んだ活動や試行錯誤で研究に励んだことは年齢を重ねても記憶に残ります。職場で絆を深めた友人や職務経験はもちろん大切ですし,高校や大学での過ごし方を省みることは沢山ありますが,大学に進学してよかったと思えることが1つでも残せるように努めてみましょう。

学位

博士(工学) 山形大学2004年

資格

  • 高等学校教諭専修免許状(工業)
  • 一般財団法人 職業技能振興会 健康予防管理専門士

略歴

1999年4月 - 2003年9月 財団法人山形県企業振興公社 JST地域結集型共同研究事業 研究員
2003年9月 - 2004年9月 東北大学 未来科学技術共同研究センター 准職員
2004年3月 山形大学 大学院 理工学研究科論文博士課程 博士(工学)取得
2004年10月 - 2006年4月 東北大学 未来科学技術共同研究センター 助手
2006年5月 - 2007年3月 東北大学 大学院 工学研究科バイオロボティクス専攻 研究支援者
2007年4月 - 2007年12月 東北大学病院 皮膚科 産学官連携研究員
2008年1月 - 2010年3月 東北大学未来科学技術共同研究センター 助教
2010年4月 - 2011年3月 東北工業大学 共通教育センター理数教育部 嘱託助手
2011年4月 - 2013年3月 東北工業大学 共通教育センター理数教育部 講師
2013年4月 - 2020年3月 東北工業大学 共通教育センター 准教授
2020年4月 - 現在 東北工業大学 工学部 環境応用化学科(現・ 環境応用化学課程) 准教授

研究分野

生体酸化・還元(レドックス)の研究

  • 肌状態を指標とした化粧品・食品成分の機能性評価
  • 電子スピン共鳴(ESR)法による生体色素のフリーラジカル計測
  • 種々のストレスを客観的に評価するための非侵襲・非破壊計測

担当科目

  • 人工知能総論(1年前期,全学,オムニバス)
  • フレッシュパーソンセミナー(1年前期,オムニバス)
  • 分析化学実験(2年前期),物理化学実験(2年後期)
  • 光化学(3年前期),錯体化学(3年前期),触媒化学(3年前期*課程制の学生は後期)
  • 研修Ⅰ(環境応用化学科(現・ 環境応用化学課程))
  • 研修Ⅱ・Ⅲ(環境応用化学科(現・ 環境応用化学課程))
  • 食品化学特論(環境応用化学専攻後期)
  • 生体機能工学特論(バイオ情報・応用化学専攻後期)
  • 工学基礎化学実験(E)*2020年度まで
  • 化学(T)*2020年度まで

 

研究室所属学生の卒業研修(論文/設計/制作)

  • コーヒー廃棄物の有効利用に関する文献調査、およびコーヒー成分によるフリーラジカル生成の検討(2025年度)
  • 肌状態と蛍光性AGEsとの関係性の解明(2025年度)
  • 比色分析におけるRGB解析の有用性および問題点に関する研究(2025年度)
  • 肌状態および蛍光性AGEsの非侵襲計測に関する基礎研究(2024年度)
  • 二酸化炭素濃度測定器の作成および性能に関する研究(2024年度)
  • 比色分析におけるRGB解析の有用性に関する研究
    ~アスコルビン酸類および色素を含む飲料を用いた検討~(2024年度)
  • 中和滴定による医薬品・食品成分の分析に関する基礎研究
    ~アセチルサリチル酸およびアスコルビン酸類を用いた容量分析~(2024年度)
  • メイラード反応生成物の褐変および光特性に関する研究 -その1-(2024年度)
  • アスコルビン酸およびアスコルビン酸Naによるブタ肉の酸化防止に関する検討(2023年度)
  • 肌状態の計測および解析に関する研究(2022年度)
  • 指尖の自家蛍光に及ぼす肌状態の影響の検討(2021年度)
  • 指先での蛍光計測の条件検討と測定値の経過観察(2020年度)
  • 終末糖化産物(AGEs)の体への影響に関する研究(2020年度)

卒業研究協力

  • 電子スピン共鳴(ESR)装置,蛍光顕微鏡などの共同利用(E専攻)
  • 爪に含まれるストレス関連ホルモンの抽出法の検討(2018年度卒業研究協力:E学科(辛島研究室))
  • 唾液に含まれるストレス関連ホルモンの抽出液の検討とELISA法による測定(2017年度卒業研究協力:E学科(辛島研究室))
  • 髪の毛に含まれるストレスマーカーの分析法の検討(2017年度卒業研究協力:E学科(辛島研究室))
  • 客観的ストレス評価のための毛髪採取・分析に関する基礎的検討(2016年度卒業研究協力:E学科(辛島研究室))
  • メラニン由来極微弱化学発光検出による過酸化脂質計測と抗酸化能評価(2012年度卒業研究協力:E学科(小林研究室))
  • 免疫細胞の分化過程モニタリングを目的としたインピーダンス計測システムの開発に関する研究(2012年度修士論文研究協力:K専攻(葛西研究室))

ギャラリー

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