
サッカー部
武内 涼真さん所属
「チームワークを武器にリーグの1部昇格を目指します。やる気のある人は大歓迎です」
工学部建築学科
工学部情報通信工学科
工学部都市マネジメント学科
工学部都市マネジメント学科
部活やサークルなどの課外活動は、日々の学生生活をより充実したものにしてくれます。今回は、活動を通してさまざまな経験をしている4名の学生と、本校弓道部出身の今野 弘学長が、「学生生活と課外活動」をテーマに意見交換をしました。まずは、自己紹介を兼ねた活動報告からスタートです。
武内さん 僕が所属するサッカー部は、週に6日のペースで活動しています。新しいグランドを造っていただいたり、試合のときは応援に来ていただいたりと、大学のサポートをとても感じているので、東北地区大学サッカーリーグの1部に昇格して、恩返ししたいと思っています。
尾崎さん 私は、大学1年生の夏から弓道部に所属しています。部員のみんなに支えられて、女子の責任者や副主将などの役職にも就かせていただきました。今は国体にも挑戦しています。
古里さん 今年1月31日にプロテスト(C級)を受けて合格し、プロボクサーとしてがんばっています。まだプロとしての試合は決まっていませんが、今年中にはやりたいと思っています。
澤田さん 僕は、国際交流や留学支援の活動を行うTICK(Tohtech International Club Kakehashi)というクラブを昨年設立して、代表を務めています。1年次に外務省主催の「カケハシ・プロジェクト」に参加させていただき、留学を1度きりのものにせず、継続的に国際交流活動ができる場をつくりたいと思ったのがきっかけです。今後の展開として、大学にいる留学生と協力しながら通訳ボランティアをしたいと思っています。
学長 古里くんは大学に入ってからボクシングを始めたとか。きっかけは何ですか。
古里さん 大学に入ってからしばらくは大学とアルバイトだけの生活だったのですが、代わり映えしない毎日がいやになって。もともとスポーツが好きで、大学在学中に何かをやり遂げたいと思っていたこともあり、いとこがやっていたボクシングに興味を持ったのがきっかけです。ボクシングだけでなく、人間的にも強くなりたいという思いもありました。もともと、自分は不良でもないし人を殴るのは好きではないのですが。
一同 (笑い)
学長 武内くんは昔からサッカーをやっていたと思いますが、大学での活動はどうですか。
武内さん サッカーは小学校2年生からです。高校までの部活とは違って、大学の場合は練習時間もそれほど長くないですし、終わってから続けるか帰るかは自分の判断になるので、チームワークだけでなく自主性も大事だと感じています。
学長 尾崎さんは大学に入ってから弓道を始めたのですよね。
尾崎さん はい。もともと弓道という競技に興味があったのですが、中学・高校には弓道部がなかったので、大学に入って弓道部の存在を知り思い切って入部しました。3年生になったときに国体の存在を知って、自分の実力も知りたかったので宮城県の国体選考会に参加して、夏には宮城県代表としてミニ国体にも出場させていただきました。
学長 大学から弓道を始めたのは僕も同じです。大学から始めて国体選手になるというのは非常にセンスがいいですね。弓道部の指導者は現役の国体選手ですから、その影響もあったのでしょうか。
尾崎さん 指導者が国体選手ということは知っていて、射を見ていても自分には手が届かない世界だと思っていました。
でも、指導を受ける中で「筋がいい」と褒められたり、周りの方に国体の選考会の話もいただいたりするうちに、自信がついてきました。
学長 目の前に目標になる方がいるというのは非常にいいことですね。
尾崎さん 刺激になります。
学長 本校には多様な能力を持った学生が入学しますが、皆さんの感性と能力を育てる環境として、企業の人や卒業生に授業をしていただくことがあります。それは、皆さんに将来の姿をイメージしてもらいたいと考えているからです。クラブ活動も同じで、要望があればできるだけ実績のある指導者にお願いして環境を整えたいと思っています。その点では、澤田くんの場合、自分たちで設立して行動しているわけなので、大変な部分もあったでしょう。
澤田さん そうですね。自分たちは運動部ではないので、活動内容がはっきりと決まっているわけではなく、先輩もいないので、自分が上になって引っ張るしかないという部分では大変でした。でも、その経験が自信につながりました。
学長 学年や学科が違うと、同じ大学でもあまり会わないし言葉を交わす機会もありません。でも課外活動というのは、学年や学部が違う学生同士が共通の目標を持って活動したり将来について話し合ったりできる。そこに良さがあると思います。本校には「創造から統合へ」というスローガンがありますが、「統合」というのは、「人のため、社会のためになる」という意味。人間性を鍛える、人のためになるんだという気持ちを高めることは、授業科目を勉強するだけでは難しいんですよね。皆さんは、課外活動を通してどんなところで人間性が高まったと感じているのでしょうか。
澤田くんも参加したカケハシ・プロジェクトでは、学生がみんな見違えるほど成長してアメリカから帰ったという報告を受けていますよ。
澤田さん そうですね。実は僕自身、大学に入ったときは周りと比べたりして劣等感を持っていたんです。でも、この大学にはいろんな経験ができるチャンスがたくさんあって、それを生かした課外活動をすることで一回りも二回りも成長できたと感じています。それは、熱心な先生の存在と大学のバックアップ体制のおかげです。今、ここまで自分に自信が持てるようになったのは、課外活動を通した経験が大きいと思います。
尾崎さん 私は、国体に参加した経験が部活に生きていて、部員に対して自分の経験から何か伝えられることはないかを考えたり、国体を通して感じたことを練習に取り入れてみたり、気持ちの強化を意識したりと、自分だけなくみんなが強くなれるように考え行動するようになりました。結果的にみんなのレベルが上がり、私自身もいい成績を残せました。
学長 せっかくの機会なので、大学側にお願いしたいことはありますか。要望にすべてこたえられるわけではありませんが、検討しますので声を上げてください。
武内さん 新しいグラウンドもできてとても感謝しています。
あとは、上半身を鍛える筋トレマシンの種類がもう少しあると助かります。
学長 古里くんの場合は学外の活動ですが、大学側でできるサポートはありますか。
古里さん 大学の応援にはすごく感謝していて、モチベーションにつながっています。サポートという部分では、スポンサーを…。
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サッカー部
「チームワークを武器にリーグの1部昇格を目指します。やる気のある人は大歓迎です」
弓道部
「昨年は、東北地区秋季女子学生弓道大会で団体準優勝の結果を残すことができました」
プロボクサー
「日曜以外ほぼ毎日ジムで練習。昨年は宮城県民体育大会ボクシング競技で優勝しました」
TICK
(国際交流・留学支援サークル)
「外国人留学生との交流やサークルメンバーの留学支援を目的に活動しています」