東北工業大学は，入学時より少人数のグループ“セミナー”を構成しています。入学直後のセミナーの活動は，今後の大学生活の今後を左右すると言っても過言ではありません。その一つには，“友人作り”があります。入学後は出身高校も地域も異なる，新しい環境に置かれますので，戸惑いも多いところです。

そこで，本学科では初回セミナーにおいて個別面談を実施するとともに，ランダムにつくったグループ（セミナーとは異なる）にクイズを出し，協力してそのゲームに臨むリクリエーションを実施しました。渡されているcampuslifeという手帳の中から，あるいは学科教員のところに出かけて行ってその先生が出す問題をクリアするなどの企画を実施しました。ゲームを点数化して競う中で，戦略・相談を通してコミュニケーションをスムーズにするという狙いもあります。

 

 

 

 

 

 

 

このイベントの終了後，教室の至る所で連絡先の交換をする姿が見られました。対面で繋がることの普通を実感しながら，大学生活をデザインすることができるのではないかと思っています。

 

文責：猿渡学（1年担任）