本来であれば八木山キャンパスの体育館で実施する予定でしたが、3月16日の地震があり、また余震も続いていたため、安全安心を考慮して延期されていた令和3年度卒業式が、今日（3月23日(水)）挙行されました。

すでに就職先での研修などが始まっている学生も多い中、60名近い学生が対面にて学舎を後にしました。学長挨拶や卒業生・修了生の答辞はオンラインでおこなわれました。震災もありコロナもある、新しい生活様式の中での新しい卒業式の試みです。

学科長挨拶などののち、東北工業大学経済交流会から2名の学生の表彰がおこなわれました。

厳しい時代の中で学生生活を送らざるを得なかった今年度の卒業生です。学科長からも、この時代に学生として苦労したことが財産との言葉がありました。その財産をもっと豊かに、そして社会を豊かにする力に、発展させてもらいたいと思います。それだけに、一緒に苦労した先生方の感慨も深いものがあるでしょう。

王維「送元二使安西」

渭城朝雨浥輕塵(渭城の朝雨 軽塵を浥す)
客舍青青柳色新(客舎青青 柳色新たなり)
勸君更盡一杯酒(君に勧む 更に尽くせ一杯の酒)
西出陽關無故人(西の方陽関を出づれば 故人無からん)

ご卒業おめでとうございます。