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宮曽根研究室3年生がレゴ体験を通し、就活前に自分のレジリエンスや価値観に気づく

宮曽根研究室では、11月11日(月)「概論II」で、精神健康福祉士、キャリアコンサルタント等の肩書を持たれる猿渡英代子先生から、「レジリエンス」の講義と指導を受けました。レジリエンスとは、困難やストレスに直面した際に回復する力(Survive)と、回復後の成長(Thrive)を指しています。レジリエンスが高まるとワークエンゲージメントおよび生産性が高まるということで、昨今ビジネスでも重視されています。レジリエンスは後天的な教育や経験、周囲のサポートにより高めることが可能だそうです。

授業では、最初に複数の質問に回答し、各自自分のレジリエンスについて結果をもらいました。次に、レジリエンスの講義を受けた後、レゴを使って時間内で以下の作業と作品の説明をしました。

  1. 高いタワーを作ってみる。その後自分が作ったタワーについてみんなの前で説明する。
  2. 複数のモデルが書かれた紙から1つ選んで作品を作る。その後モデルに修正を加え、自分らしいものに作りかえる。最後に、自分が作った作品についてどのあたりが自分らしいかを説明する。
  3. 「理想の休日」をレゴで表現する。その後自分の作品(「理想の休日」)について説明する。
  4. 「働く上で大切にしたいこと」をレゴで表現する。作品について右隣りの人が質問をする。みんなから出された「働く上で大切にしたいこと」は、礼儀と称賛、信頼とチームワーク、あまりストレスを感じないで働ける場所、いろいろなことが詰まっていて自由に働けること、休みがとれ無理なく働ける環境、挨拶と礼儀および目標としている人がいること、社内外でのコミュニケーション、知識やスキル等での土台とステップアップ、自分の土台と仲間・信頼でした。

レゴブロックの助けを借りることで、言葉にしにくいこと、自分でも気づいていないことが見える化でき、大変有意義な体験だと思いました。同時に、みんなが違う視点を持っていることと、多様な価値観を確認する時間にもなりました。