ライフデザイン学部 産業デザイン学科
篠原 良太 研究室
力強さと柔軟さを兼ね備えたビジュアル表現の探求
本研究室ではビジュアルデザイン全般の中でも「グラフィックデザイン」と「3DCGを用いたイラストレーション」にフォーカスをあてて、力強さと柔軟さを兼ね備えたビジュアル表現を追及しています。また、自治体や他大学とも協同しながら、さまざまな分野のグラフィックデザインにも取り組んでいます。
学位
工学士 東北工業大学1993年
略歴
1970年生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーター。
東北工業大学 工学部 工業意匠学科を卒業後、印刷会社勤務を経て、3DCGを用いたイラストレーションやグラフィックデザインをメインとしたフリーランスデザイナーとして活躍。その傍ら大学・専門学校等にて非常勤講師としてデザイン教育にも関わり、2008年度より東北工業大学にて勤務。
日本基礎造形学会、東北イラストレーターズクラブ所属。
2008年4月 - 2013年3月 | 東北工業大学 ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 講師 |
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2013年4月 - 2016年3月 | 東北工業大学 ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 准教授 |
2016年4月 - 2020年3月 | 東北工業大学 ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 教授 |
2020年4月 - 現在 | 東北工業大学 ライフデザイン学部 産業デザイン学科 教授 |
研究分野
ビジュアルデザイン全般に関連する研究・制作
担当科目
- デザイン計画および同実習A〜C
- 表現技術および同演習1・3
- イラストレーション論
- デザイン論
- デザイン研修
研究室所属学生の卒業研修(論文/設計/制作)
- 非日常をテーマにしたインクブランディングの提案(2021年度)
- テッド・チャンの小説「息吹」をテーマにしたインタラクティブな映像(2021)
- 3DCGによるアニメーション制作 - 人間とロボットの繋がりをテーマとして -(2020年度)
- 過去を追体験するコンテンツの制作(2020年度)
- 絵本の制作 – 過去と現在の視点をテーマにして -(2018年度)
- ことわざをテーマにしたポスターの制作(2016年度)
- 笑いをテーマにした3DCGアニメーションの制作(2015年度)
研究・制作活動
様々なグラフィックデザイン
主に公共団体・施設等の広報物やサイン類、出版物や商品ブランディングなどの実制作を通して、よりよいデザインのあり方について考えています。
詳細はこちらを参照してください。
https://www.switcher.jp/index_graphic.html
3DCGを用いたイラストレーション
円錐形(もしくは円錐に近似したフォルム)をモチーフにした作品制作をメインに、様々な形で発表を続けています。
詳細はこちらを参照してください。
https://www.switcher.jp/index_illustration.html
代表的な研究室プロジェクト
藤崎百貨店200周年記念キャラクター制作(2018年度)
仙台市を代表する百貨店・藤崎の200周年を記念するキャラクターのデザイン。2018年の夏よりプロジェクトはスタートし、半年間かけて意見交換や店舗での投票、複数回のプレゼンテーションを経て完成した。最終デザインは篠原研究室・大橋来未さん。
仙台市営地下鉄駅周辺のまち歩きマップ「若林WALKER」デザイン(2013〜2017年度)
仙台市・若林区各市民センター・都市マネジメント学科と共同で実施した、まち歩きマップ制作ワークショップにおけるマップデザイン。学生と区民がいっしょにまち歩きをして取材した結果をマップデザインとしてまとめた。基本デザインは2013年度の研究室3年生。
宮城県公立学校教員募集案内 パンフレット・ポスターデザイン(2009年度〜現在)
宮城県公立学校教員募集案内パンフレットの編集デザインとポスターデザイン。募集年度ごとの編集方針に合わせてデザイン企画を提案し、エディトリアルデザインからポスターデザインまでを担当している。