工学部 環境応用化学科
加藤 善大 研究室
海水およびアルカリ水を利用した水素製造のための
電極の創製とその周辺技術の開発
学位
博士(工学) 北海道大学2004年
略歴
2006年4月 - 2010年3月 | 東北工業大学 工学部 環境情報工学科 講師 |
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2010年4月 - 2012年3月 | 東北工業大学 工学部 環境情報工学科 准教授 |
2012年4月 - 2020年3月 | 東北工業大学 工学部 環境エネルギー学科 准教授 |
2020年4月 - 2021年3月 | 東北工業大学 工学部 環境応用化学科 准教授 |
2021年4月 - 現在 | 東北工業大学 工学部 環境応用化学科 教授 |
研究分野
電極触媒 表面処理 電気化学測定
担当科目
- 電気化学
- 物理化学Ⅰ 無機化学
- 有機・無機材料
- 応用化学実験
- 卒業研修
研究室所属学生の卒業研修(論文/設計/制作)
- 海水電解のための酸素発生陽極の耐久性に及ぼす作製条件の検討
- 海水電解用酸素発生陽極を利用した 新規なイオン交換膜法の可能性
- アルカリ水電解におけるCo-Zn合金陽極の最適メッキ時間及び付着メッキ量の検討
研究テーマ
海水電解のための酸素発生陽極の創製
水素社会に向けた水素の大量製造のため、真水を利用したアルカリ水電解を行うことは水資源保護の観点から避けるべきであると考えている。このため、多量に存在する海水による直接電解を提案しており、海水電解の陽極には、塩素を出さず酸素のみを出す海水電解用酸素発生陽極の創製を行っている。
アルカリ水電解に用いる水素発生陰極および酸素発生陽極の創製
私たちが提案している「グローバル二酸化炭素リサイクル」の早期実現のため、アルカリ水電解による水素製造のための陰極および陽極の創製を行っている。
海水電解用酸素発生陽極の製塩産業への適用
海水電解用酸素発生陽極には水素製造を目的とした利用以外に、製塩産業における採かん工程におけるイオン交換膜法への適用および海洋構造物の腐食防食への応用を考えている