
M.K. さん | 3年
山形県・鶴岡工業高等学校出身
道路から上下水道まで
「土木」の領域の奥深さを実感
失敗も次へのステップ
刺激し合える仲間と切磋琢磨
高校時代、上下水道や観光などの分野が含まれることを授業の中で知って「土木」に興味を持ちました。都市マネジメント学科の幅広い学びの中には、人の生活に直結する領域が多く、土木が社会を支えていること、自分だけでなく人の役にも立つことを改めて実感します。
実験や実習の授業が多く、手や体を動かしながら学ぶことで知識だけでなく技術も身につきます。準備から考察まで、仲間と協力して行うグループワークを通し自分と違う考え方に触れられるのも、いい勉強です。失敗することもありますが、班の中で反省点を話し合って次に生かしています。

「旅行が好き」も立派な動機
間口が広く
学びがいのある分野
学生の質問や相談にも親身で力になってくれる先生が多く、興味がある分野を好きなだけ突き詰めていける環境です。卒業時に国家資格である「技術士補」を取得できるJABEE 認定制度もあり「防災をやりたい」「橋を造りたい」など将来の具体的なイメージの固まっている学生がいる一方で「鉄道や旅行が好き」といった気軽な動機で入学し、学びながら将来を模索している人も多く、間口の広さを感じます。詳しい友人から知らない単語や話題を聞いて調べるきっかけになったり、勉強の分からないところを教え合ったりと、周囲から刺激を受けています。
卒業後は、さまざまな業務ができる公務員を志望していて、採用試験に向けた勉強も始めました。人の暮らしやすいまちづくりに貢献していきたいです。

『興味があるのが上下水道の分野。水道の水には塩素などの薬品できれいにするイメージがありましたが、3年次の「上下水道工学」で活性汚泥による微生物の力、生物のサイクルを使って環境を良くしていることを知り、微生物にも排水にも興味が広がりました。話しやすく優しい北條俊昌准教授の研究室に配属されて学んでいます。』