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造家造景研究室:大沼 正寛 教授 × 大内 凜

造家造景研究室 (2026年4月発行 広報誌「工大広報 No.321」より)
※教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです

LAB TALK:大沼 正寛 教授 × 大内 凜 さん

子どもの頃から見慣れた街並みの景観の中に
古き良き時代の建築美や価値を秘めたレトロ庁舎の再活用を。

大沼先生大内さんは成績優秀な上、陸上競技部のやり投げ選手として活躍しているので、あまり心配することはないですね。
大内さんありがとうございます。大沼先生は、本当にご自身の研究に情熱を注いでいる方だという印象です。こちらが1つ質問すると100倍くらいの回答で戻ってくるので、いつも圧倒されています…。
大沼先生そうなのかな?確かに、建築図面みたいなのを見ると、妄想が広がってワクワクしますけどね。
大内さん1年生の時に受講した「住まいの造形意匠」の内容がとても興味深く、将来、地域のまちづくりに関わる仕事に就きたいと思っていたので、大沼先生の研究室で学びたいと、その時心に決めました。
大沼先生 それは光栄です。大内さんは、福島県郡山市出身なんですよね。
大内さんはい、卒業設計は、1930年に建設され、老朽化のために内部部署の移転が進んでいる旧郡山合同庁舎の再活用をテーマに取り組もうと考えています。
大沼先生本件はいま、日本建築学会東北支部でも話題になっており、大内さんに紹介できてうれしいです。同時期のものとしては、石巻市指定文化財「旧観慶丸商店」があり、これは私も保存整備の検討に加わりましたが、近代建築は和と洋が融合して面白いですよね。
大内さん地元にいた頃はよく見慣れていた建物だったので、そんな歴史のある貴重な建築物だと知り、大変驚きました。
大沼先生調査が進んでいるようですので、資料を読み込んでおいてください。現地で保存に関わっている人たちに取材するのもいいですね。
大内さん関係者への聞き取りや現地調査など、初めての挑戦もたくさんありそうなので、自分なりに頑張りたいと思います。
大沼先生最初の現地見学は、一緒に行きましょう。私としては、研究活動は学生が自主的に取り組んで欲しいので、大内さんにもオリジナリティーを大切にして発想を膨らませてほしいと思っています。
大内さんどんな調査研究になっていくのか、今から楽しみです。
大沼先生そういえば、大内さんは部活動で講義やゼミを休むような印象が無いですよね。
大内さん学業第ーですから。部活動は無理せず、楽しめる範囲で続けています。
大沼先生素晴らしい!
大内さん部活動の時間は本当に楽しいですが、空間デザインや地域づくりなどより広い視点で学べている現在の環境に、とても充実感を感じています!

地域に根ざし、
地域をつくる空間デザイン

地域に根ざし、
地域をつくる空間デザイン

造家造景研究室

普段はさほど気づかないが、実はそこにしかない、美しい場所。そんな場所をデザインしたいと考え、住まいのリノベーションからランドスケープデザインまで、多くのプロジェクトを通して探求しています。近年は、スレート(東京駅の屋根石)など地域の素材・生業・景観に着目し、生業景デザイン研究所を設立しました。他大学とも共同し、東北各地の地域空間デザインに関する研究をすすめています。

造家造景研究室

大沼 正寛 教授

学  位:博士(工学)
研究分野:建築設計、地域計画、建築歴史地理
研究室・紹介ページ

大沼 正寛 教授

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