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HOME > 気づく → 変わる[研究室対談] > 共助育成研究室:伊藤 美由紀 准教授× 菊池 凜音
共助育成研究室 (教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)
LAB TALK:伊藤 美由紀 准教授× 菊池 凜音 さん
高齢者の日常がより快適であるために多くの声に耳を傾け課題解決につながる改善の道筋を模索。
伊藤先生菊池さんは、新入生を対象にしたセミナーで見かけて、とても笑顔が可愛くて目立っていたので、目が離せませんでした。
菊池さんそんな…恥ずかしいです。実は、伊藤先生と初対面したのは面接試験なんですよ。
伊藤先生え!? そうなの!
菊池さん優しく質問していただいたので緊張せずにお話しすることができ、入学したらこの先生についていこうと決めました。
伊藤先生そうだったんだ…ありがとう。菊池さんは今、「スマートフォンのリスク対策」を研究テーマに、高齢者を対象にしたスマホ教室などでアンケート調査をしているんですよね。
菊池さんはい、学生サポーターとして講師を支えながら、参加者から聞き取りをしています。
伊藤先生高齢者を対象にした理由は?
菊池さん私の出身地は、あまり高齢者にとってやさしい環境が整っていないと感じていたので、卒業後、この大学で得た知識や学びで改善に関わる仕事がしたいと思ったからです。
伊藤先生そうなんですね。実際に、高齢者と接してみてどうでした?
菊池さんスマホの操作に関しては簡単に教えられると思っていたんですが、実際には個人情報流出防止や詐欺・なりすましメールの対処といった、専門知識が求めらるような課題も多かったので、あまり的確に答えられない場合も多かったです…。
伊藤先生高齢者がスマホにどんな不安を抱えているか、しっかり感じることができたみたいですね。
菊池さんもっとアンケートを続けて、どんな支援の方法があるか探りたいと思います。
伊藤先生成果に期待しています。菊池さんには「八木山ハーブまちづくり」にも参加してもらっているよね。
菊池さんはい、オープンキャンパスや「秋の八木山フェスタ」の出店で、手作りのラベンダーグッズ販売のお手伝いをしました。本当にたくさんの方が興味を持って手にしてくれて、地域の人たちとのつながりを感じることができてうれしかったです。
伊藤先生それはよかった!菊池さんには、もっといろいろな活動に参加してほしいな。
菊池さんぜひ! 他の学生も巻き込みたいので、ゼミでLINEグループを作りませんか?
伊藤先生ええと…実は、そういうのが苦手で…。
菊池さん学生との連絡にLINEグループを活用している先生は多いみたいですよ?
伊藤先生そうなんだ…前向きに検討してみます…。
持続可能な自律したくらしや地域を共にデザインする
共助育成研究室
伊藤研究室では、人々の心と身体の健康を維持できる安全で安心なくらしや社会について理解を深めます。子どもの健やかな成長、高齢者の生きがいのある生活、障害がある方の自律した生活など、健やかで活気あるくらしを持続可能にするためには、地域や社会が連携し支えあうことが必要です。これまで地域や社会の課題解決に実践的に取り組んできた団体や地域等と共に、学生参画型による自律的で持続的なくらしやコミュニティを創りだす活動と研究を行います。
伊藤 美由紀 准教授
学 位:修士(看護学)
研究分野:生活者や地域の自律やその支援、少子高齢化の自助・共助のあり方
◆研究室・紹介ページ
