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栗原 広佑 研究室:栗原 広佑 先生 × 宮田 航星

ライフデザイン学部 生活デザイン学科 栗原 広佑 研究室
※教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです

LAB TALK:栗原 広佑 講師 × 宮田 航星 さん

由緒ある酒蔵でおいしい地酒を醸す秘伝の技と知恵を室温データの採取で明らかに。

宮田さん 最初にお見かけした時は髪が長くて、ちょっと軽い性格の先生なのかな…と。でも、「住まいの設備計画」の講義内容が面白くて、ぜひ先生の研究室に入りたいと思いました。
栗原先生 そんな印象だったんですね…。宮田さんは、最初から研究したいテーマをしっかり定めていて、真面目で芯のある学生だという印象を持ちました。どんな研究に取り組むんだっけ?
宮田さん 「酒蔵の温熱環境に関する調査研究」です。私は福島県平田村出身なので、地元の若清水酒造の協力を得て調査対象にしました。もうすでに、日本酒の仕込み期間である昨年の1・2月に室温変化に関するデータ採取を行いました。
栗原先生 日本酒の酒蔵って、機械によるオートメーション化が進んでいる近代的な酒造会社と、昔ながらの職人の勘に頼っている蔵の2種類があると思うんだけど、宮田さんが調査しているのは後者の方だよね。
宮田さん はい、私の父がまちづくりの一環で行なっている「ひらた村自慢30人衆委員会」のメンバーとなっていて、若清水酒造の酒造りに関わっている縁もあって調査協力が得やすく、今後も様々なデータ採取ができそうです。これから、調査と分析で考えるべきことはなんですか?
栗原先生 そうですね、この酒蔵がある気候や環境などを念頭に置きながら、酒蔵内の室温変化をつぶさに記録し、どのような温度管理で日本酒の発酵、熟成が進んでいくかを調べて、酒造りに最適な室温管理の方法を考えてみましょう。その上で、古い酒蔵にどのような機能があるかも考察してみてください。
宮田さん これから杜氏の方にも詳しく話を聞いてみようと思っています。私の研究が酒造りに貢献できればうれしいです。私は地元のお酒が好きなんですが、先生の出身地にも古い酒蔵はありますか?
栗原先生 私は宮城県美里町出身なのですが、明治時代から続く古い酒蔵の川敬商店では「黄金澤」という銘柄の地酒を作っていて地元で親しまれています。また、齋林本店という老舗の酒屋も有名なんですよ。
宮田さん そうなんですね。どんなおいしいお酒なのか気になります!
栗原先生 新年度がスタートしてからバタバタと忙しかったので、なかなか学生の皆さんと一緒に過ごす時間も取れなかったんですが、じっくりお酒を楽しむ機会があってもいいかもしれませんね。
宮田さん 冬から春にかけて搾ったものを火入れせずに低温で貯蔵した生酒が夏に発売されるので、そのタイミングにでもぜひ。
栗原先生 それは素晴らしいですね!楽しみに待ちましょう。

森林資源の地産地消に基づく住まいのデザイン

森林資源の地産地消に基づく住まいのデザイン

栗原 広佑 研究室

日本の国土の約2/3は森林です。現代における日本の森林資源は過去に類を見ない程の蓄積量となっており、更にその蓄積量は年々増加傾向にあります。一方で、日本人の住まいのあり方やライフスタイルが多様化する中で、日本の森林資源と住まいの関係は希薄になりつつあります。本研究室では、かつて日本の至る所で普遍的に行われてきた「森林資源の地産地消」をキーワードとして、過去や現代における森林資源と住まいの関係性を探り、未来に向けた住まいのデザインのあり方を探求しています。

栗原 広佑 研究室

栗原 広佑 講師

学  位:博士(デザイン学)
研究分野:建築設計、建築環境設備工学
研究室・教員紹介ページ

栗原 広佑 講師

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