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小野 桂介 研究室:小野 桂介 先生 × 石川 深緒

工学部 都市マネジメント学科 小野 桂介 研究室
※教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです

LAB TALK:小野 桂介 先生 × 4年生 石川 深緒 さん

綿密な現地調査と検討を重ね理想のプランを描く建設コンサルタントの仕事とは。

石川さん 小野先生と初めてお会いしたのは、昨年、建設技術研究所の社員として講義を行った時でしたね。
小野先生 そうだね、「技術者倫理」と会社の業務について壇上で話しました。
石川さん 卒業後は、設計に関する仕事に就きたいと考えていたので、お仕事の話はとても興味深く聞くことができました。
小野先生 本学に着任直後、同じ学科の先生から建設コンサルタントに興味がある成績優秀な学生がいると聞いていて、相談しに研究室を訪ねてきたのが石川さんでしたね。この仕事にどんな魅力を感じているの?
石川さん 建築に入る前の段階で、様々な調査や検討を重ねながら建設計画を進めるプロセスにやりがいがありそうだなと感じました。
小野先生 そうなんですね。石川さんはどんな将来像を思い描いているの?
石川さん 頼られる技術者になりたいと思っています。住民説明で説得力のある話ができ、発注者には納得して採用されるような提案ができたらと思っています。
小野先生 立派な志だなぁ!
石川さん 建設コンサルタントに求められる素養ってどんなものがありますか?
小野先生 課題解決能力の高さでしょうか。そのためには、自分で考えを深められる力と、他人に臆せず聞くことができる資質が大事です。建設プロジェクトは、チームで取り組むのが常なので、アイデアや知識を共有することが重要になります。
石川さん コミュニケーション能力が大切なんですね。
小野先生 現場での観察眼も大事ですよ。そういえば、石川さんはこの研究室に入る時、現地調査を楽しみにしているって言っていたよね。
石川さん はい!登山が好きなので、野外での活動は得意だと思います。
小野先生 これから、フィールドワークの機会を作ろうと思っていたところです。今年、この研究室に配属されたのが8人なので、2班ごとの行動になるかな。いつか、海外での実地調査も実現したいですね。
石川さん ええ~!?今年は海外に行かないんですか?
小野先生 この研究室で、海外のプロジェクトを獲得することができれば…。
石川さん 外国に渡航した経験が一度も無いので、行ってみたかったです。
小野先生 まだ、卒業旅行のチャンスがあるでしょ。研究室で行く先になるのは、みんなが思っているような楽しい観光地じゃなくて、奥深い山中とか川辺とか野生味あふれる場所になるけど…。
石川さん 私、そういう旅が大好きなので、望むところです!

安全・安心な社会の実現に向けて
水災害の解決に挑む

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小野 桂介 研究室

私たちの生活は、洪水・津波・土砂災害などの水に関連する自然災害により大きな影響を受けています。本研究室では自然災害が生じる原因の究明ならびに災害による被害をできるだけ小さくする方法の検討を進めています。また、Minecraft(マインクラフト)を活用し、小中学生向けの防災教育用の3Dデータの開発を行なっています。

小野 桂介 研究室

小野 桂介 講師

学  位:博士(工学)
研究分野:水文学・河川工学・下水道工学
研究室・教員紹介ページ

小野 桂介 講師

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