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堀江 政広 研究室:堀江 政広 先生 × 佐藤 世名

ライフデザイン学部 産業デザイン学科 堀江 政広 研究室  (教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)

LAB TALK:堀江 政広 研究室:堀江 政広 先生 × 4年生 佐藤 世名さん

お互いに目指すべき目標を理解し共同の取り組みで手を取り合いながらより高い成果を

堀江 佐藤さんは、しっかり自分の考え持っている優秀な学生だなと思っています。他人を傷つけたくないという優しさがある反面、自分が傷つきたくないというウイークポイントも持ち合わせていて、そのバランスの良い人間性が強みになっている感じです。
佐藤 私が、まさに今取り組んでいる「オンライン
ゲームのコミュニケーション研究」では、自分と合わないプレイヤーと相性の良いプレイヤーを事前に見極め、誰も暴言やラフプレイで傷つかないことを目標としています。
堀江 利用者の体験をデザインするユーザーエクスペリエンスデザイナーとして企業の内定をもらっているそうだけど、その他人を慮る繊細な感性が先方に高評価だったんだろうね。
佐藤 普段、あまり褒められ慣れていないので、ちょっと驚いています…。ゼミでは自分の考えを共有しながら、先生から様々なフィードバックをいただけたのが、とても心強く感じました。
堀江 佐藤さんと性格が似ている学生と2人で取り組んだことで、評価の幅を広げられたことも良い効果をもたらしていると感じます。私も、1990年代後半に、インターネット対戦カードゲームに熱中していたことがあって、チャットをしたりオフ会をしたりして楽しんでいたのを思い出しました。
佐藤 インターネット黎明期の頃ですよね…スゴい!
堀江 実は、トップランカーとして名をはせていました。
佐藤 先生と共通の趣味があることを知れて、かなりシンパシーを感じています。でも研究室ではゲームで対戦したりはしていないですよね?
堀江 そういえば、今年はしていないなぁ…昨年度は、オンライン懇親会で学生とゲームで遊んだけどね。
佐藤 えっ!? そうなんですか?
堀江 コロナ禍もあって大人数で集まることは困難ですが、学生が考案したゲームを試したりアンケート調査したりと、研究室のメンバーみんなで取り組む機会は多いですよ。
佐藤 そういえば、研究室に入る前の説明会で「他のメンバーの活動に必ず参加、協力すること」という約束がありましたよね。
堀江 他大学との共同研究や産学共同プロジェクト、日本デザイン学会のワークショップなどにも積極的に参加してくれる学生を募っています。だから、PCの前でもくもくとゲームやアプリを作ろうと思っている学生は、自然と足が遠のいてしまっているんでしょうね…。
佐藤 それが、この研究室にいつも活気があって、明るい雰囲気で満ちている理由なんですね。

デザインの力で心おどる“体験”を創る

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堀江研究室

製品やサービスの使いやすさ・使い勝手に加えて、感動・高揚感・満足感を提供するユーザーエクスペリエンス。その概念と理論・技術への理解を基に、コミュニティツールのデザインに取り組みます。企業等とのコラボレーションも活発です。

堀江研究室

堀江政広 教授

学  位:博士(情報科学)
研究分野:
情報デザイン、ユーザーエクスペリエンスデザイン、ワークショップデザイン
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堀江政広 教授

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