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HOME > 気づく → 変わる[研究室対談] > プロダクトデザイン(デザイン文化)研究室:梅田 弘樹 教授 × 佐竹 ももは
プロダクトデザイン(デザイン文化)研究室 (教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)
LAB TALK:梅田 弘樹 教授 × 佐竹 ももは さん
プロダクトデザインの学びを活かしながら生まれ育った地域に元気を与えられるオリジナルキャラを創作。
佐竹さん梅田先生のファーストインプレッションは、ちょっと気難しい巨匠タイプなのかなと思い、ちょっと警戒していました…。
梅田先生そんなふうに思われていたの!?
佐竹さんでも、実際に対面したら、課題に取り組む際のアドバイスや進路に関する相談に親身になって対応してくれて、イメージがガラリと大きく変わりました。
梅田先生誤解が解けてよかった。そういえば佐竹さんは当初、ファッションデザインに取り組みたいって言っていたよね?
佐竹さんインターンシップ研修でブライダル業界の企業におうかがいしたのですが、そこでウェディングドレスの美しさに感動して、服飾への興味が高まりました。
梅田先生私も洋裁のデザインに取り組んでいて、ハンドメイドで手がける独自のブランド「kiyozane」を展開しているので、より具体的な指導やアドバイスができるかなと思っていたんだけど…。研究テーマ、大きく方向転換しちゃったんだよね?
佐竹さんすいません…。ゼミ内で行った話し合いでやりたいことを突き詰めていったら、自分の好きなアニメやゲームの世界で地域を盛り上げる提案をしてみたいと思うようになりました。私は登米市出身なんですが、地元をモチーフにしたキャラクターを制作して、地域活性化に役立てたいと考えています。
梅田先生登米市観光PRキャラクター「はっとン」のようなゆるキャラじゃなくて、イケメン系のキャラクターを目指しているんだよね?
佐竹さんはい! 登米市を私が手掛けたイケメン系キャラクターの聖地にして、たくさんのファンが巡礼で訪れる場所にしたいと思っています。
梅田先生キャラクターを創作するだけじゃなく、文化としての価値を生み出すことを目指してほしいです。佐竹さんはロゴデザインが得意だから、それとキャラクターを組み合わせることで新しい世界を切り開くポテンシャルを持っていると期待しています。
佐竹さんアドバイスありがとうございます。キャラクターを作るだけじゃダメなのかな…。
梅田先生アニメや漫画テイストのキャラクター制作は他の研究室でも取り組んでいる学生はいるから、梅田ゼミでプロダクトデザインを学んでいる佐竹さんには一歩進んで、多くの人に認知され、いつまでも語り継がれるような唯一無二の地方創生デザインを生み出して欲しいと願っています。
佐竹さんはい、完成に向けて頑張ります!
「作る体験」から発想する質の高い造形
プロダクトデザイン(デザイン文化)研究室
プロダクトデザインの現場では、「自分の手で作る体験」から発想し、その体験を通して造形の質を高めることが非常に重要です。本研究室では、実際の素材を扱う加工技術と3D-CADなどのデジタル技術を共に活用して、高品位でかつ斬新なプロダクトのカタチを生み出す可能性を追究しています。
梅田 弘樹 教授
学 位:修士(工学)
研究分野:プロダクトデザイン全般(日用品、家具、衣服のデザイン)、デザインによる製品価値向上に関する実践的研究
◆研究室・教員紹介ページ
