東北工業大学

環境応用化学課程 環境応用化学課程

HOME > 学部・大学院 > 学部 > 工学部 > 環境応用化学課程 > 卒業生メッセージ

卒業生メッセージ

高効率・高品質を目指し
コミュニケーションも重視
手がけた電子部品が
世界で使われています。

Y.S. さん 
株式会社メイコー

工学部 環境エネルギー学科
(現:環境応用化学課程) 卒業
大学院 工学研究科 環境情報工学専攻
(現:環境応用化学専攻)
2023年3月修了

超高密度基板の生産工場で主に検査の「条件出し」を担当しており、車載用などに海外でも広く使われる精密な電子部品を高品質かつ効率的に加工するため、検査機を使って細かく数値を設定しています。新たに学ぶことが多く、疑問は上司にこまめに質問するなどコミュニケーションを心がけています。学生時代に、自分で実験計画を立てて作業し、結果をまとめる研究の流れを経験できたことも役に立っています。今は教わる一方ですが、いつか後輩を指導できるように経験を積み、知識を深めます。

化学の知識と
培った勉強法を活かし
ふるさとの環境保全に
尽力しています。

S.H. さん 
山形県庄内総合支庁

工学部 環境応用化学科
(現:環境応用化学課程)
2024年3月卒業

環境保全の中で主に大気分野を担当しています。アスベストの飛散防止対策を適切に講じているか検査する立ち入りや光化学オキシダント濃度の監視など、法律に基づき業務に当たります。現在の環境を未来に引き継ぐだけでなく、地域の安全・安心に直結する大切な仕事。学生時代、積極的に先生に質問する中で正解そのものではなく着手点を教わり、そこから答えへの道筋を自分自身で探った勉強法が、公務員試験対策や今の業務の中で役に立っていると感じています。

「水」への興味が
仕事の原点
現地に足を運ぶことで
深く理解

M.N. さん 
新日本設計株式会社

工学部 環境エネルギー学科
(現:環境応用化学課程)
2020年3月卒業

ダムや上下水道など「水」に興味があって環境エネルギー学科(現:環境応用化学課程)に進み、河川での環境教育をテーマに卒業研究に取り組みました。女性技術者も活躍する社内の雰囲気などに惹かれ、総合職として志望したのが今の会社。上下水道施設の新設や更新に関わる設計と工事監理を担当しています。使用水量や水圧、流速といった条件を基に水理計算を行って管口径などを算出。お客さまである市町村のニーズに合わせて提案・施工を行います。安全安心な上下水道を作るために、データは紙にプリントアウトしてチェックするなどミスのないように気を付けています。

学生時代もただ講義を受けるだけでなく体感してみないと分からないことがありましたが、仕事でも実際に現地に足を運んで測量し、図面に起こすことで初めて気付くことがあります。自分の目で見て理解することの大切さを実感します。まだ男性が多い業界ではありますが、これから女性の志望者が増えることを願っています。

「建物に命を吹き込む」仕事
新しい発見を通して
成長の日々

R.Y. さん 
新日本空調株式会社

工学部 環境エネルギー学科
(現:環境応用化学課程)
2017年3月卒業

ビルや産業施設といった大型施設の空調に関する仕事をしています。何もない建物にダクトを張り巡らせて空調を設置したり、衛生配管工事をしたりという、いわば建物に命を吹き込むような仕事です。実際に工事をするのではなく現場監督なのですが、さまざまな職人に指示をするためには、幅広い知識を深く理解することが求められます。空調はもちろん、建築の世界にも初めて飛び込んだので、今は新しい知識を身につけることで精一杯ですが、得た知識をこれからどう生かしていくかを常に考えながら現場に立ちたいと思います。

僕自身、いろいろなことに興味を持つタイプで、大学の研究室でも新しい発見をするたび達成感を得ていました。仕事の面でも、学ぶことの喜びを感じながら成長していきたいですし、また、今後予定している東南アジアでの仕事にも前向きに取り組みたいです。

NEXT ▶
環境応用化学課程の在学生メッセージ