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電気電子工学科

下位 法弘 教授の研究成果が、日刊工業新聞に掲載されました

本学科の下位法弘教授と東北大学の田中俊一郎名誉教授の共同研究グループが、樹脂フィルムに透明な酸化亜鉛導電膜を形成する技術を開発したことが、8月5日の日刊工業新聞に掲載されました。

本研究では、高結晶性単層カーボンナノチューブからなる平面状電界電子放出源を用いて用いて面内で均一な酸化亜鉛膜の低温生成に成功しました。
また、照射電子線エネルギーの最適化で酸化亜鉛結晶粒を配向配列させ、世界最高水準のキャリア密度、ホール易動度、導電性と透明性を確保することができました。
電子線励起された非平衡反応場での非加熱結合により低融点フィルム上にも成膜でき、高性能ウェアラブルデバイスの実現に寄与することが期待されます。

 

■日刊工業新聞 電子版(8月5日付掲載)
酸化亜鉛の透明導電膜、加熱不要で樹脂に形成 東北工大・東北大
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