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経営デザイン学科

【教員エッセイ】経営コミュニケーション学科から経営デザイン学科へ:卒業生の活躍に思う(金井辰郎)

2008年4月に経営コミュニケーション学科が創設(2025年度からは経営デザイン学科と改称)されてから18年が経ちます。

工大唯一の文系学科として、これまでに約1000人の卒業生を送り出しました。

1期生が3年生のとき東日本大震災が起きました。石巻出身のK君(金井研1期生)には1週間連絡がつきませんでしたが、ゼミ生が手を尽くして探してくれ、ようやく無事であることがわかりました。避難所生活を経て大学に復帰し、卒業後本学の事務職員に採用されました。

彼は今年、30代半ばにして本学の教務学生課長になりました。地道でまじめな性格が評価されたのだと思います。「あの避難所での経験と再会できたときの喜びは、今も私の原点です」。「研究室で『人が育ち、地域や社会を循環させていく重要性』を経済学を通して学びました」。「卒業生としても職員としても、後輩たちが誇れる大学であり続けられるよう、時代に合わせた魅力あるキャンパスを考え続けていきます」。

本学科にはその後も人懐っこく性格のいい学生が多数入学してきました。卒業してからも、折に触れて近況をLINEで知らせてくれたり、大学まで会いに来てくれたりする人がいます。そんななかの一人がI君(金井研6期生)でしたが、先日たまたま会う機会がありました。奥さん(二瀬研6期生)とお子さんともお会いできて感激しました。I君は学生時代からなかなか<さばけた>性格で気の利く好人物でしたが、今は営業課長としてバリバリ活躍中とのこと。「卒論で<関係性マーケティング>とかやりましたけど、昨今は<OEM生産>の意義を感じています。いろんな会社の商品を多数の販売ルートで売ることができる方法ですね」。「結構体育会系の会社ですが、若い人が辞めないようにこれからはやさしく面倒見ていこうと社長と話していますよ」。「営業は足で稼ぐと思っています。断られたら、どんどん次に行きます」。

ここまで書いたところで、偶然、U君(1・2年金井セミナー/渡部研1期生)が大学を訪ねてくれました。彼は当初、仙台の某<組合>企業に就職し課長まで勤めましたが、昨今独立し、動画制作・ドローン関係の会社を経営しているとのこと。「動画制作というのは猿渡先生の授業でそういう経験をしていたことがベースになっています。ずっといつかやりたいと思っていたのです」。「他の会社にはできないことで、皆さんに喜んでもらえるようなサービスを提供できる会社にしたいと思っています」。「締め切りとかあると深夜遅くまで頑張ったりもしますね。昼間は5歳のこどもが遊んで遊んでと寄ってくるので笑」。

卒業生のみなさん、社会の随所で活躍していて、本当に大したもんだ。現在、経営デザイン学科に在籍している学生のみなさんも勉強を頑張って、力を蓄えてください。

応援しています