工学部 情報通信工学科/情報系
鈴木 健一 研究室
ソフト・ハード両面からコンピュータを考える
コンピュータは、ソフトウェア(アプリ)を動かすハードウェアです。いろいろなアプリがありますが、それぞれのアプリのことをよく考えれば、そのアプリを効率よく実行できるハードウェアを構成することができます。わたしたちの研究室では、ソフトウェアとハードウェアの両面からコンピュータのことを真剣に考え、よりよいシステムを作っていきます。
学位
博士(情報科学) 東北大学1997年
略歴
1997年4月 - 1999年3月 | 宮城工業高等専門学校 情報デザイン学科 助手 |
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1999年4月 - 2003年3月 | 宮城工業高等専門学校 情報デザイン学科 講師 |
2003年4月 - 2008年3月 | 東北大学大学院 情報科学研究科 講師 |
2008年4月 - 2019年3月 | 東北工業大学 工学部 情報通信工学科 准教授 |
2019年4月 - 現在 | 東北工業大学 工学部 情報通信工学科 教授 |
研究分野
計算機科学、計算機のメモリシステム、リコンフィギャラブルコンピューティング、深層学習の応用
担当科目
- 計算機工学I、Ⅱ
- プログラミング実践
- 組込みシステム設計
研究室所属学生の卒業研修(論文/設計/制作)
- FPGAを用いた専用プロセッサの開発
- 試験採点結果からの空欄検出に関する研究
- 深層学習による交通信号認識に関する研究
受賞
石田記念財団研究奨励賞
一般財団法人 石田實記念財団
2008年10月24日
研究テーマ
試験答案の自動採点
試験の採点業務は、とくに受験者が多い場合には、大変な業務です。マークシート化されていれば自動化は簡単ですが、記述式の試験の採点を自動化するのはハードルが高いです。ここでは数学の答案を対象として、自動化を試みています。
深度カメラによる自動モデリング
深度カメラはふつうのカメラの機能に加えて奥行き方向(深度)の情報を取得できるカメラです。これを使って、3Dコンピュータグラフィクスに使えるモデリングデータを作成します。奥行方向のデータがあれば簡単にできそうに思えますが、1枚の深度画像では影になった部分の情報が分かりませんので、複数の画像をぴったり合成する必要があります。