建築学部 建築学科/計画・設計
コミュニティデザイン研究室
Space(空間づくり)からPlace(場づくり)へ
新井研究室では、古くなった集合住宅や戸建の空き家の活用プロジェクトを進めています。仙台にある空き家を活用したシェアハウス、神奈川の集合住宅、岩沼の一軒家では、学生たちとリノベーションやDIYをしながら、利活用促進計画に取り組んでおり、「空間」の設計・計画のみならず、利用の魅力を高める「場」の運営技術の向上に努めています。また東日本大震災では、仮設住宅や災害公営住宅でコミュニティづくりや居場所づくりに取り組み、そこで得られた知見や経験をアクションリサーチとして、卒業論文や学術論文等にまとめています。

学位
学術博士(Ph.D) 千葉大学2006年3月
略歴
2006年4月 | 千葉大学 博士課程 修了 |
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2006年5月 - 2009年3月 | ハウジングアンドコミュニティ財団 研究員 |
2009年4月 - 2013年3月 | 東北工業大学 工学部 建築学科 講師 |
2014年4月 - 2021年3月 | 東北工業大学 工学部(2020年4月建築学部新設) 建築学科 准教授 |
2021年4月 - 現在 | 東北工業大学 建築学部 建築学科 教授 |
研究分野
古い建物やまち、コミュニティを持続的に活かす研究
担当科目
- 建築計画
- 建築設計デザイン
- 建築学研修
- 住宅計画特論
研究室所属学生の卒業研修(論文/設計/制作)
- NPOが運営する空き家活用シェアハウスにおける事業関係者の役割に関する研究
- 災害公営住宅の集会所を利用した居場所づくりに関する研究
- 海辺の文化と記憶を継承する新たな風景づくり
受賞
- 復興庁「新しい東北」復興創生顕彰(2019)
- グッドデザイン賞(2018)
- 都市住宅学会業績賞(2017)
- 日本都市計画家協会賞(2015)
社会活動
2016年12月〜現在 認定NPO法人 つながりデザインセンター 副代表理事(http://www.tsuna-cen.com/)
2020年度 内閣府・地域活性化伝道師