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環境応用化学科

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工学部 環境応用化学科

内田美穂研究室

環境中の化学物質を測定・分析し、
リスクの要因を探る

日常生活を過ごす中で、私たちは特に注意喚起が求められるものを除いて、特段意識することなく多くの化学物質に曝(さら)されています。強い有害性や危険性がなくても、日常的に曝されることでリスクを生じることがあります。私たちの研究室では、日常環境における化学物質や生活環境条件を分析し、生活環境や行動様式が化学物質に曝される機会や量にどのように影響しているかを調査しています。リスクの要因を探ることで、リスク削減に向けた対応策を考える道筋をつけることができます。

学位

博士(工学) 東北大学1996年

略歴

1997年4月 - 2003年3月 東北大学 大学院 工学研究科 助手
2003年4月 - 2004年3月 東北大学 大学院 環境科学研究科 助手
2004年4月 - 2019年3月 東北工業大学 工学部 准教授(助教授)
2019年4月 - 現在 東北工業大学 工学部 教授
2020年4月 - 現在 東北大学 大学院 工学研究科 特任教授

研究分野

化学物質の環境測定分析により環境影響や健康影響を評価する手法についての研究

担当科目

  • 科学リテラシー
  • 分析化学I
  • 有機化学
  • 環境化学
  • 分析化学実験

研究室所属学生の卒業研修(論文/設計/制作)

  • 仙台市地下鉄構内移動及び乗車時の粒子状物質(PM)と空気質環境測定
  • 仙台市八木山地区都市計画道路開通前後の沿道大気環境調査
  • 大学キャンパス喫煙室における粒子状物質(PM)の発生と喫煙室周辺への拡散状況調査

教員からのメッセージ

Think Globally, Act Locally ↔ Think Locally, Act Globally (!)
学生時代の恩師がゼミで度々取りあげていたのが、左の言葉です。その傍らで研究室の同級生はふざけ半分に右の言葉をつぶやいていました。環境分野の仕事に携わってきてどちらも必要だなぁと実感します。 「地球」規模の環境問題に取り組むのか、「地域」の環境問題に取り組むのか。そしてそれらの問題はどこかで繫がっていたりすることもあります。同じものを見ても、人によって見える景色が異なったりします。環境問題の解決には多面的な視点が大切だと思います。

研究テーマ

物質の個人曝露に及ぼす生活環境・行動様式の影響評価

体に装着する粒子状物質(PM)サンプラー(捕集装置)で24時間PM濃度を測定し、同時にどこで何をしていたか、行動記録も併せて調査しました。ひとそれぞれ過ごす生活環境やどのような行動をとるかにより、呼吸で吸い込むPMの量や性質が大きく異なっていることがわかりました。どのような環境や行動がリスクが大きくなる原因なのかが見えてくると、健康に影響がある物質への予防策をたてるのに役立てることができます。

沿道大気環境のオンサイト(on-site)測定と影響項目の分析

大気中の有害物質は様々な発生源があり、直接排出以外に大気中での化学反応で生成することがあります。そのため、発生源の他に気象条件などにも大きく影響を受けます。そこで健康影響のある大気中の物質や気象項目や交通量などを対象とする場所でオンサイト測定し、様々な条件の中で、影響を与えている項目について分析します。オンサイトで測定を行うことで、対象としているエリアの大気環境の特徴を把握することができます。

社会活動

以下の自治体等の委員会に参画しています。

  • 宮城県環境影響評価技術審査会(2020.1〜現在)
  • 宮城県公害審査会(2016.4〜現在)
  • 宮城県都市計画審議会(2014.8〜現在)
  • 宮城県行政評価委員会 政策評価部会(2018.4〜2021.3)
  • 山形県環境審議会(2017.4〜現在)
  • 山形県環境影響評価審査会(2020.11〜現在)
  • 山形県廃棄物処理施設審査会(2017.4〜現在)
  • 仙台市廃棄物処理施設設置等調整委員会 (2019.9〜現在)
  •  (公財)仙台市水道サービス公社 評議員 (2014.6〜現在)

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