
吉田 陽菜子 さん | 3年
宮城県・仙台南高等学校出身
私は暮らしやすい住環境の探究で
未来を切り拓く。
次々に興味がわいて、
やりたいことが広がっています。
子どもの頃から服やインテリアなどのデザインが好きで、絵を描いたりドールハウスを作ったりといった作業も得意でした。服飾分野に進むことも考えましたが、特定の性別や世代だけでなく、より幅広く多くの人と関われることから住環境の分野を志望。建築に限らず、インテリアや家具など室内空間に関する領域を広く扱い、就職率も高いこの学科を選びました。

CAD設計などを専門的に学び、二級建築士の受験資格を目指せるだけでなく、幅広い分野を扱うので建築士に限らず将来の選択肢が広いのがこの学科の特徴。「○○がしたい」と明確な目標がなくても入学してから自分の興味のある分野を深めることができます。
将来の夢は、私自身の手で祖父母や両親の家をバリアフリー化し、暮らしやすくすること。一方で、ショーウインドウのディスプレーやカフェ、旅館などの商業建築や、防災、都市の地下景観などの分野にも興味がわいていて、やりたいことや関心がどんどん広がっているのを感じます。これから4年次に向けて、研究テーマを少しずつ絞り、さらに深めていきたいと思います。

「住まいのデザイン実習Ⅰ・Ⅱ」では地域性や家族構成、福祉・人間工学など幅広い視点から課題に合った住まいの形を提案。2年次までは個人、3年次からグループで作業する。「先生と学生の距離が近く親身に相談にのってもらえ、学生同士の仲が良い学科です。グループでブラッシュアップしていく作業も楽しいです。」