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建設材料としてのコンクリートを学ぶ
「コンクリート」とは何か、そしてその材料となる「セメント」、「水」、砂や砂利等の「骨材」、品質改善のために用いる「混和材料」についての基本事項を学びます。さらにその上で、現場の施工に用いる「硬化する前の軟らかい状態のコンクリート」や、完成後の「硬化したコンクリート」の諸性質について学びます。
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「コンクリート」とは何か、そしてその材料となる「セメント」、「水」、砂や砂利等の「骨材」、品質改善のために用いる「混和材料」についての基本事項を学びます。さらにその上で、現場の施工に用いる「硬化する前の軟らかい状態のコンクリート」や、完成後の「硬化したコンクリート」の諸性質について学びます。
都市や地域を商品として捉え、マーケティングのプロセスに従って観光資源のマネジメント方法を学習していきます。また、マーケティングに必要となる調査法ならびに調査データの分析法を学び、各種調査をデザインする能力を養います。
他の建設材料とは異なる地盤材料の固有性質を、物理・力学的観点から把握します。授業では、粒子の大きさを基準として分かれる砂と粘土の物理・力学的性質や土中の水理の差異などを学び、最終的には砂と粘土地盤に作用する外力(圧縮力とせん断力)による変形特性に着目し、土の応力-ひずみ特性を学んでいきます。
現地域や都市の活動を支えているのが、道路や鉄道といった社会基盤施設。こうした施設を計画・整備するためには、正確な公共座標系に基づいた位置情報が必要となります。この授業では、都市マネジメンに必要な高い精度の位置情報を作成するための基礎的な測量理論を学び、基本的測量調査に必要な水準測量と多角測量の作業計画を立案できる技術を身につけます。
工学的な設計・デザインでは形の美しさや使い勝手を考える以前に、そもそもその形が保てるか、荷重に耐えるか否か、使用に耐える変形量か否かを考える必要があります。この授業では橋をはじめ、実務で必ず使う細長い構造の「曲げ」や「のび」など力と変形の関係を数学で表し、材料の強度と関連づける方法を学びます。連続体力学の一分野であり、材料力学(地盤やコンクリート)や計算力学(数値シミュレーション)など発展的分野の基礎中の基礎となる科目です。
社会において実際に起きている問題のデータを現場で集め、さまざまな角度からその原因を究明します。その上で、改善策を科学的に検討し、改善策を盛り込んだ空間デザインを提案するフィールドワーク型の科目です。現地調査や調査データの取りまとめ、改善案のプレゼンテーションを行うなど、まちづくりの実務に役立つプランニング能力を磨きます。
私たちの地域の文化や歴史は川と深く結びついています。地形を変えてしまう水の動き、あるいは、魚や昆虫、植生と川の関係など、川のさまざまな性質を知ることで、その地域ならではの文化を理解します。防災や水源の確保、市民が憩う河辺の利用など、川と地域社会が共存する豊かなまちづくりを行うための洞察力と思考力を養います。