東北工業大学

気づく → 変わる[研究室対談] 気づく → 変わる[研究室対談]

HOME > 気づく → 変わる[研究室対談] > 長崎 智宏 研究室:長崎 智宏 先生 × 4年生 曽根 宏暢 さん

長崎 智宏 研究室:長崎 智宏 先生 × 4年生 曽根 宏暢 さん

ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 長崎 智宏 研究室

LAB TALK:長崎 智宏 研究室:長崎 智宏 先生 × 4年生 曽根 宏暢 さん

音のデザインを通して、表現の幅が広がる

長崎 私は家電や自動車の音を作る仕事をしており、研究室ではサウンドデザインを研究対象にしています。本学に着任してまだ一年ですが、曽根さんは私が勤めていた映像制作会社でインターンをしていたので、以前からつながりがありました。
曽根 長崎先生がいらっしゃった会社の映像ディレクターの方の特別講義を受け、講義後すぐに連絡をして頼み込みました。

長崎 曽根さんのその行動力、すごいよね。チャンスがあったら自分から行ってみるというのは、とても大切なことです。
曽根 実際にアシスタントをさせていただきながら、2017年には東京芸術劇場で上演された演劇舞台の映像演出に携わるという大変貴重な経験をさせていただきました。

長崎 現場で学んだことは大きかったのではないでしょうか?
曽根 スケジュールがタイトで変更が多く、想像以上に苦労しました。しかし、それまでフレームの中だけで表現をしていた映像が枠を出て、人の身体表現や舞台美術と交わることで、新しい表現ができたことは感動的でした。
長崎 時間がないなか、厳しい世界でよくがんばりましたね。卒業制作ではその演劇作品をベースに、オープニングムービーのような映像作品を作りましたね。
曽根 改めて作品を見直してみるとまた新しい解釈の仕方があり、制作時には気づけなかったことがたくさん見つかりました。長崎先生からアドバイスをいただきながら、見せ方や伝え方をより追究することができ、いい締め方ができたと思います。
長崎 卒業後は映像の制作会社へ就職、おめでとう!
曽根 ありがとうございます。長崎先生から教わった音楽的な要素やプログラミング技術を武器に、さまざまなアプローチから映像を作れるようになりたいです。そして夢は、長崎先生に曲を作っていただいて映像を作ることです。

「音をデザインする」

「音をデザインする」

長崎研究室

スマフォやアプリの操作音、家電のお知らせ音、商業施設のアナウンス、交通の音など、私たちの生活は、たくさんの「音」に囲まれています。これらの音を「デザイン」という視点から再解釈し、より良い体験をもたらすための音楽的手法を探求しています。

長崎研究室

長崎 智宏 准教授

学位:専門士
研究分野:サウンドデザイン、ユーザーインターフェース

長崎 智宏 准教授

一覧に戻る