東北工業大学

気づく → 変わる[研究室対談] 気づく → 変わる[研究室対談]

HOME > 気づく → 変わる[研究室対談] > 泊 尚志 研究室:泊 尚志 先生 × 4年生 村山 拓 さん

泊 尚志 研究室:泊 尚志 先生 × 4年生 村山 拓 さん

工学部 都市マネジメント学科 泊 尚志 研究室

LAB TALK:泊 尚志 研究室:泊 尚志 先生 × 4年生 村山 拓 さん

現状や現象を正しく理解することがもっとも重要

村山 先生の研究室に入ったきっかけは、先生の「まちづくり計画」という講義を受けたことでした。もともと興味があるテーマであったこともあり、先生の研究室でなら、「好きなことが学べる」と思いました。
 私たちの研究室は国土・都市計画、運輸政策を扱っていますが、村山君が研究テーマに選んだ「ニュータウンにおける将来の交通環境改善」という課題は、実は私にとってもチャレンジングな内容でした。村山君と一緒に一から議論や調査をはじめ、私にとっても非常に有意義な勉強となりました。

村山 先生と議論を重ねていくうちに、ニュータウンの将来について議論するためには、現状や現象を正しく知ることが必要だと気づきました。そこで、資料の調査やアンケートを実施し、ニュータウンの現状や、お住まいになっている皆さんの意識やニーズを詳しく理解できたのは、とても重要でした。アンケートへのご協力をお願いする際の依頼文の書き方や、マナーなども勉強になりました。また、実際に皆さんから回答にご協力いただけたことがうれしかったです。手探りで自ら答えを求めるという活動は、大変でしたが非常に有意義でした。

 私が本学に着任したばかりで、研究室1期生となった村山君たちは先輩を見習って…ということができなかった。その中で、研究室の同期が切磋琢磨して各自の研究課題について追究していた姿は印象的でした。
村山 ありがとうございます。先生のアドバイスによって、自分の中にものの見方、考え方の引き出しが増えたと思います。また、研究を通じて、分からないことも増えました。もっと学びたくて大学院に進学する道を選びました。
「分からないことが増えた」というのは、村山君の理解や研究そのものが深まっていることの証左ではないでしょうか。卒業研修の成果から、今後の研究課題が具体的に見えてきたと思います。早速、研究を掘り下げていきましょう。

都市と交通の計画と政策を通じた
公共の福祉の探求

都市と交通の計画と政策を通じた
公共の福祉の探求

泊研究室

交通計画,都市計画等の計画づくり(プランニング)の制度や方法論の確立、および都市交通、空港、鉄道、観光を対象として政策提案をねらいとした研究を行っています。

泊研究室

泊 尚志 講師

学位:博士(工学)
研究分野:計画制度論、交通計画、交通政策
教員・研究室紹介サイト

泊 尚志 講師

一覧に戻る