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柴田 憲治 研究室:柴田 憲治 先生×4年生 阿部 千夏 さん

工学部 電気電子工学科 柴田 憲治 研究室 (教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)

LAB TALK:柴田 憲治 研究室:柴田 憲治 先生×4年生 阿部 千夏 さん

新しい原理で動く電子デバイスの開発

柴田 電子デバイスの中でも、既存の原理ではない、新しい原理で動くトランジスタというものを作れないかということで、1個とか2個という原子でつながっているような、基本となるデバイスを作って、それがどのように動くのかを阿部さんに調べてもらったわけですが、研究してみてどうでしたか。
阿部 「イオン液体を用いた金属ナノ構造の微細化とその電界変調」というのが卒業研修のテーマで、論文も無事、まとめ終わるところまできました。最初は分からないことがあるとすぐに柴田先生に聞いてしまって、柴田先生には「自分で考えてから質問しなさい」と注意されました。

柴田 自分で考えることをしないで教えてもらったら勉強にならないので。できるところまで調べれば、印象に残って記憶にも残るかなと。
阿部 社会人になっても、自分で考えることは大切だと思うので、先生に指摘していただいて良かったです。柴田先生は私たちの進路を一番に考えてくださって、エントリーシートや履歴書を記入するのに、一人ひとり全員に細かくアドバイスをしてくださいました。感謝しています。
柴田 阿部さんは積極的に行動するタイプの人なので、研究をやりながら写真部の部長を務めたりしているでしょう。これから、ますます女性が活躍する世の中になっていくと思うので、その模範になるような新しいことをやってください。今回、阿部さんが行った研究のように、常識を覆してほしいです。
阿部 研究室で学んだことは、基本の知識として仕事にも活かしていけると思いますので、柴田先生からいただいたたくさんの教えを胸にがんばります。

人工原子の作製と
次世代デバイスへの応用

人工原子の作製と
次世代デバイスへの応用

柴田研究室

研究内容:原子と同様の性質を持つナノ構造(量子ドット)を対象として、その性質を明らかにし、次世代デバイスへと応用する研究を行っています。

柴田研究室

柴田 憲治 准教授

学位:博士(理学)
研究分野:化合物半導体量子ドットの形成とテラヘルツ帯光エレクトロニクス素子の研究

教員・研究室紹介サイト
(電気電子工学科)
http://www.eis.tohtech.ac.jp/study/labs/shibata.html

柴田 憲治 准教授

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