電気電子工学科
鈴木研究室
超精密神経活動計測とAI解析による創薬応用
東北工業大学で学び、変わったと思うことはなんだろう。
成長や研究内容、夢をテーマに先生と学生が語り合いました。
> 気づく→変わる > 古川哲哉講師 × 4年生 田中鉄偲さん(青森県立尾上総合高等学校出身)
田中 大学の授業で一番心に残っているのは、3年次の実習ですね。グループで一つのものを作った時の団結力が忘れられません。みんなが考えていることはそれぞれ違うので、意見をまとめて一つのものを作るのは大変なんですが、その分みんなと話し合いながら作ることができて楽しかったです。
古川 グループで作業する場合、自分の意見を強く出しすぎてもいけないし、逆に引いてしまうと存在感がなくなってしまう。そういう作業は大学の時に経験することが大事だよね。実践に近いかたちでのグループ実習は今後役に立つと思うよ。
田中 一人で作業していると自分のイメージにとらわれてしまうことが多いんですが、他の人の意見を聞くと、「そういう手もあるのか」と新たな発見に気付きますね。みんなの案を聞きながら制作していくと、思ってもみなかったものができたりしておもしろかったです。
高校からパソコンのデザイン制作に興味があったという田中さん。「内定先の印刷会社でも大学で学んだ技術を生かして人の役に立ちたいです」
古川 1年次には造形の基礎もあったけど、造形の授業はどうだった?
田中 商業高校だったので、造形をやったことがなかったんです。最初は分からないことが多くて焦りました。先生からダメ出しもたくさん受けていたし。でも最終的には優秀者にも選ばれて、頑張った成果が出たことがとてもうれしかったです。
古川 金属加工や石膏も、大学に入るまでは、やったことなかったんだね。
田中 はい。デザインを基礎から教えていただいたことが良かったと感じています。きちんと基礎を学んでいたことが、今の作品づくりにも生きていると思います。
古川 田中くんは、大学でデザインを学んでから何か変わった?
田中 以前より身の回りにあるものをよく見るようになりました。例えば雑貨店に行って、「こういうデザインがあるんだ」とか思ったり。製品のデザインに目が行くようになりましたね。そのデザインを見て自分がどう思うかが大切なんだと気付きました。
古川 そうだね。田中くんは自ら進んで制作に取り組むし、作りながらいろいろなことを学んでいる印象だな。研究室のみんなで「THE TOKYO ART BOOK FAIR」に出展したことも勉強になったんじゃない? 田中くんが作ったブックカバーは結構売れたよね。
田中さんが作ったブックカバー。約20種類の作品が完成
田中 はい。このフェアは来場者の数も多いですし、いろいろな人に自分の作品を見てもらえてうれしかったです。自分がデザインして作ったものがたくさんの人の目にふれるというのは、大学の中だけではできない経験だと思いました。
古川 「THE TOKYO ART BOOK FAIR」に出展する話をしたら、研究室のみんながやる気になってくれて私もうれしかった。来場者のダイレクトな反応を見て、みんなも感じることがあったと思う。そこでの経験を卒業制作に生かすことができたし、出展してよかったよね。
田中 ブックカバーを卒業制作に選んだのは、本を読むことが好きなのもあるんですけど、ブックカバーにもう少し価値観をもたせたかったのが一番の理由ですね。本を覆うだけの道具だとつまらないなと思って。
古川 田中くんはブックカバーについてしっかり調べていて感心したよ。ブックカバーは日本特有の文化だとか、日本と海外の違いや本来の目的をリサーチした上で、デザインを考えていったんだよね。
田中 そうですね。ブックカバーの役割は本を保護することなんですけど、それにデザインをちょっと付け足して、従来のブックカバーと差別化を図りたかったんです。
古川 単なる装飾的なものではなく、工夫が必要だよね。例えば、本を開いた時、トランプを持っているように見えるデザインとか。そういう仕掛けがおもしろいと思ったよ。
田中 ありがとうございます。でも、デザインのバリエーションを考えるのには苦労しました。
古川 アイデアの部分だね。田中くんは苦労しながらも、たくさんのアイデアを出していたよね。アイデアを生み出すことって大変だし苦労もあるけど、大切な作業だから。その点、自分でアイデアを出して形づくっていく卒業制作はいいきっかけになったと思う。これから仕事に就いても、自分のアイデアをどんどん出して、自分で何かを生み出せるような人になってほしいな。
本を開いた時の楽しさを感じられるブックカバーは本好きの田中さんならではのアイデアが満載
グラフィックデザインの
可能性を追求します
グラフィックデザインの事例などを踏まえながら、デザインとその周辺にあるさまざまな表現方法について見つめ直し、研究と制作を行っています。また、デザインの可能性を追求し、社会と向き合うことのできる人材の育成も目指しています。
東北学院大学教養学部卒業。(株)デザイン倶楽部などを経て、2007年、古川哲哉デザイン事務所設立。同年東北芸術工科大学大学院修士課程デザイン工学専攻入学。2009年に修了後、大学非常勤講師としてデザイン教育にかかわり、2012年から現職。グラフィックデザイナー。主に仙台で開催される美術や映像、ダンスなどのデザインを中心に活動。
古川研究室ホームページ
http://www.life.tohtech.ac.jp/creative/laboratory/furukawa.html
(教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)
超精密神経活動計測とAI解析による創薬応用
次世代ロボット・人間拡張技術の研究開発と社会実装
次世代の高密度磁気記録および磁気センサーの開発
誰もが簡単に使える「呼吸センサ」を目指します!
バイオセンサーを用いた
最先端のセンシング研究
新しい原理で動く
電子デバイスの開発
人間のように考えて
動くロボットを目指して
大学の知識をフルに活かし
知能ロボットの完成へ全力注入
さまざまな自律型ロボットを製作
電磁波の技術を応用した高効率・ワイヤレスの通信技術の革新と送電システムの実現
誰もが安心して使えるネットワークを
夢のIoTを自分で設計、完成させた達成感が自信に
課題解決にいち早く着手して、
社会をよくする人に
3次元ヒストグラムを使った
「電子透かし」の研究
近未来の生活を変える製品を
生み出すために
自分で考える力を身に付け
宇宙科学に挑む
大好きな推理小説に登場する
声紋に興味をもったことがきっかけ
毎日研究が楽しい!
苦手な読書も克服しました
水を知り川に学ぶことで河川環境や防災について考える
基礎心理実験を行いながら安全な交通環境を
手順を組み立てる訓練を重ねて、その大切さを学びました
現状や現象を正しく理解することが
もっとも重要
正確なデータが
都市マネジメントの基本
物事を俯瞰的に
捉えられる力を養える場所
実践的な研究を通して
将来のビジョンが明確に
責任感と達成感、仲間たちの存在…
大学生活から学んだ大事なこと
環境中に含まれる化学物質を分析・評価
学んだのは議論するおもしろさ、ていねいに進めることの大切さ
あらゆる問題について、見える形で
提示する術を習得
未利用木材を使った舗装材の
可能性を追究
環境をキーワードに
興味の幅がどんどん広がる
初めて学ぶプログラミングや
研究で培った粘り強さが強みに
興味のある分野を見つけ
学ぶ楽しみや喜びを実感
森林バイオマス利用推進が生態系へ及ぼす影響の評価
生命化学反応から生体情報を解析する
人の心理や行動をデータで説明する
東北の民俗文化と持続可能な地域づくり
会計情報から経済と社会のしくみを考える
共生社会の実現に向けた地域と建築空間のデザイン
人に、社会に、市場に、未来に正しいモノづくり
温故知新のデザイン表現を追求する
安全で快適・健やかな室内環境をデザインします
次世代の高密度磁気記録および磁気センサーの開発
人と人とのつながりから新しい発見を得ました
先行研究や事前準備の大切さを実感しました
音のデザインを通して、
表現の幅が広がる
アイディアから設計まで、
モノづくりのいろはを学ぶ
映像や写真、音などを通して
第三者に届く表現を模索
見え隠れする社会問題に、
社会心理学でアプローチ
豊富なフィールドワークが
問題解決のヒントに
企業の方々との出会いで見えた、
理想の働き方
見た目だけではない
使いやすさを追求したデザインを
「人が好き」ということが
空間デザインの大切な要素のひとつ
働くことは楽しい。その気づきが
経営を学び始めたきっかけです
企業との共同開発で痛感。
社会って甘くない!
被災者支援の活動を通して
コミュニティの大切さを学びました
不動産マーケティングを研究中。
研究も就職活動も目標を明確に!
他の人の作品から学ぶ大切さを
4年間を通して実感しました
世界で活躍するための
実践的な英語力を身に付ける
制作の楽しさを知った
実習とアートブックフェア
経験を重ねて身に付けた
コミュニケーションスキル